◇2024年度大阪府民スポーツ大会兼第79回国民スポーツ大会選手選考◇12月8日◇浪速スポーツセンター
【試合結果】
[男子1000㍍準決勝]
〈2組〉
2着 谷口 1’35″274
[男子1000㍍決勝]
4着 谷口 1’34″033
[男子500㍍準決勝]
〈1組〉
2着 谷口 47″034
[男子500㍍決勝]
4着 谷口 46″833
[2部女子1000㍍決勝]
2着 福田 2’37″491
[2部女子500㍍決勝]
2着 福田 1’15″625
[男子オープン1000㍍決勝]
4着 村山 1’45″430
[男子オープン500㍍決勝]
5着 村山 51″670
[2部男子500㍍決勝、2部男子1000㍍決勝]
井上 棄権
国民スポーツ大会の選手選考も兼ねた大阪府民スポーツ大会が開催された。関大からは、谷口光央(情4)、村山夏緒琉(シス理2)、福田陽香(情2)が出場した。谷口は国体への出場権を見事獲得。おのおのが力を発揮し、ベストを尽くした大会となった。
男子1000㍍、男子500㍍には谷口が出場した。初めに行われたのは1000㍍準決勝。各組2着以上で決勝進出が決まる。谷口は2組に登場した。2位でスタートするも、1位にしっかりついていき、差を離されない。残り3周で首位と少し離されるも、ラスト1周に入る前には数㍍まで差を縮めた。デッドヒートを繰り広げるも、わずかな差で2位でゴールイン。それでも2着に入り、決勝進出を決めた。
決勝では、スタートは遅れて4位。それでも先頭にくらいついていき、トップとの差を離されず。1.2位とは約10㍍程離されるも、残り6周を切ったところで3位に浮上した。しかし、ラスト1周を切ったところで4位になり、そのままフィニッシュ。それでも、タイムは準決勝より上げて決勝戦を終えた。
男子500㍍準決勝も、各組2着以上で決勝進出が決まる。谷口は1組に登場した。開始から首位とは離されてしまい、追いかける形でスタート。1位、3位との差25㍍ほどを保ったまま順位は変わらず2位でゴールを切る。決勝進出を決めた。
決勝では、最初は全員混戦状態でスタート。そこから少しずつ差が開いていき、1周目を終える頃には4位に。そのまま順位は変わらず1位とは約半周差をつけられてしまいゴール。4位でレースを終えるも、1000㍍と同様に準決勝からタイムを上げ、成長を見せた。
2部女子1000㍍、500㍍決勝には福田が出場。最初に行われた1000㍍決勝では、出だしから先頭との距離を離されてしまう。それでも自己ベスト更新を目指して奮闘。残り1周を切ったところで1位との差が1周ほど開いてしまうも、最後まで滑りきって2位でゴールを切った。500㍍決勝でも、スタート直後から1位と差をつけられてしまう。残り3周となったところで半周差となるも、そこからはペースを保つ。そのまま離されることなく2位でゴールした。
オープン男子1000㍍、500㍍決勝には村山が出場。1000㍍決勝では、スタート後の順位は2位と好位置につけた。しかし半周を過ぎたところで4位と順位を落としてしまう。1位〜3位の集団とはかなり差をつけられてしまうも、4位、5位の争いに勝ち最終的には4位でゴールを切った。しかし、500㍍決勝では、出だしでかなりの遅れを取る。5位に位置づけ、先頭からはかなり差を離されてしまった。それでもラスト1周で、最初半周以上あった差を縮めてゴールイン。5位でのフィニッシュとなった。
本大会の結果により、谷口は国体の出場権を獲得。村山、福田もそれぞれ力を発揮し充実した大会となった。これから続く国体や競技会でも、自己ベスト更新や上位入賞に期待がかかる。【文:市場薫/写真:西村果凜】
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