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◇第68回全日本大学選手権大会◇11月17日◇於・日本武道館

[男子組手団体]
2回戦敗退

[女子組手団体]
1回戦敗退

[男子形団体]
第2ラウンド敗退 BEST8

[女子形団体]
第1ラウンド敗退 3位

昨年と同様、全種目でインカレ出場を決めた関大。昨年より順位を上げたかったが、形は昨年と同様の結果に。組手に関しては女子がまさかの1回戦敗退、男子も2回戦敗退と、昨年より順位を落とす結果になった。

初めに行われたのは女子形団体。女子は出場校が少ないため、ラウンド2が無く、グループで1位になった大学が決勝へと進むことができる。関大はグループで1番初めに演武。バーブーレンを披露し、息のあった動きを見せる。18.5点を獲得したが、1位に0.4点届かず。グループ2位で予選敗退。全体順位3位で幕を下ろした。

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△女子形団体

続く男子形団体は昨年からメンバーを変えて挑んだ。ラウンド1で納得の演武を披露してグループ4位となり、ラウンド2へ進出した。ラウンド2ではバーブーレンを演武。気迫溢れる動きを見せたが、結果は4位でラウンド2敗退となった。

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△男子形団体

次に現れたのは女子組手団体。先鋒の中川あや(経2)は苦しい展開が続く。終始相手に押されてしまい、押し倒される場面も。終盤はコートの端に何度も追い込まれて、注意を受けた。そのまま1点も奪えず、黒星を挙げる。続いて現れたのは宮下七菜子(政策3)。開始30秒で先制点を許したが、攻めの姿勢を崩さなかった。残り3秒で待望の1点を加えて試合終了。注意の数が相手の方が多かったため、宮下に軍配が上がる。試合の命運は大将・砂田依輝(よりか=人4)に託された。序盤から果敢に攻めて行くも、なかなか得点につながらない。注意の数が相手の方が多かったため、このままいけば砂田の勝利だ。しかし、試合が動いたのは残り7秒。相手に突きを許してしまい、失点する。7秒で点を追加することができず、無念の敗退。昨年のベスト16から大きく順位を落とす結果となった。

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△宮下

最後に行われたのは男子組手団体。望月勇稀(人3)はけがでメンバーから外れ、最善のメンバーとはならなかったがベストを尽くした。1回戦の相手は東理大。先鋒の池田剛基(人1)は開始6秒で先制点をつかむと、流れるように2点追加する。残り1分でさらに1点を加えて逃げ切り、勝利した。続く西岡昊駕(安全1)、広沢暖我(はるが=人2)も相手を圧倒して白星を挙げる。しかし、副将の上水流幸河(政策1)と大将・髙橋勝大(経4)が流れをつかめず敗北。団体としては勝利したが、あまり幸先の良いスタートとは言えない立ち上がりだった。
2回戦は日大と対峙(たいじ)。先鋒・池田は相手に先制点を許して、相手を追う展開に。その後追いつくも再び引き離され、悔しくも敗戦。流れを変えたい西岡は取っては取られる展開を繰り返す。残り30秒で上段突きを決めて、1点リードしたものの、試合終了間際で1点を返上された。注意の数で何とか白星を挙げる。続く上水流は善戦するも敗北。副将・広沢が相手を圧倒して大勝した。勝敗は大将・髙橋の結果次第に。粘り強く攻め、終盤に1点を奪われるも攻めの姿勢を崩さなかった。しかし、相手に強く突きすぎてしまったことで注意を何度ももらうことに。試合終了のブザーの直前、髙橋の注意の数はついに5つになった。反則負けで2回戦敗退を喫する。

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△髙橋

全国優勝を目標に挑んできた今年度。昨年より順位を落とす結果となってしまい、選手たちからは悔しさがにじみ出ていた。来年こそ、頂点へ立つべく鍛錬を続ける。【文・写真:西村果凜】

▼髙橋
「(今日の試合を振り返って)今日の試合は1試合目も2試合目も自分の思うように動くことができなくて、悔しいです。(自身の良かったプレーは)特になかったんですけど、割と普段通りに動くことができたかなと思います。(大学4年間を振り返って印象に残っていること)毎日が印象的すぎて、この大学4年間はものすごく楽しくて、いい思い出です。(後輩に向けて)これからは後輩の代になるので、後輩たちの色のあるのびのびとした代にして欲しいです!」

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