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◇令和6年度関西学生選手権大会5日目◇10月20日◇大山崎町体育館

【男子フルーレ団体戦】
[1回戦]
〇関大45-2甲南大
①伊藤5(5)-(0)0森島
②保知10(5)-(0)0伊勢田
③上村15(5)-(0)0速見
④保知20(5)-(0)0森島
⑤伊藤25(5)-(0)0速見
⑥上村30(5)-(0)0伊勢田
⑦保知35(5)-(0)0速見
⑧上村40(5)-(0)0森島
⑨伊藤45(5)-(2)2伊勢田
R有働         R出口

[2回戦]
〇関大45-40同大
①伊藤2(2)-(5)5竹本
②保知10(8)-(5)9大野
③上村13(3)-(3)12遠藤
④保知20(7)-(6)18竹本
⑤伊藤25(5)-(2)20遠藤
⑥上村30(5)-(5)25大野
⑦保知35(5)-(5)30遠藤
⑧上村40(5)-(8)38竹本
⑨伊藤45(5)-(2)40大野
R有働         R阿部

[準決勝]
●関大28-45立命大
①伊藤5(5)-(2)2西村
②保知10(5)-(5)7髙田
③上村15(5)-(4)11高橋
④保知18(3)-(9)20西村
⑤伊藤22(4)-(5)25高橋
⑥上村25(3)-(5)30髙田
⑦保知25(0)-(5)35高橋
⑧上村26(1)-(5)40西村
⑨伊藤28(2)-(5)45髙田
R有働         R関谷

[3位決定戦]
〇関大45-38愛工大
①上村1(1)-(5)5阿南
②伊藤6(5)-(5)10有吉
③保知11(5)-(5)15杉本
④上村20(9)-(3)18有吉
⑤保知25(5)-(4)22阿南
⑥伊藤30(5)-(5)27杉本
⑦保知35(5)-(3)30山本
⑧上村40(5)-(5)35杉本
⑨伊藤45(5)-(3)38阿南
R有働         R山本

【女子フルーレ団体戦】
[1回戦]
●関大15-45立命大
①堀岡1(1)-(5)5長谷川
②石原1(0)-(5)10渡辺
③眞正4(3)-(5)15谷口
④堀岡4(0)-(5)20渡辺
⑤眞正6(2)-(5)25長谷川
⑥石原9(3)-(5)30関谷
⑦眞正13(4)-(5)35渡辺
⑧堀岡13(0)-(5)40谷口
⑨石原15(2)-(5)45長谷川
R木部         R関谷

関西学生選手権大会(関カレ)最終日に行われたのは男女フルーレ団体。女子は強敵相手に手が出ず、初戦で敗退する。男子は格上相手に白星を挙げ、3位となった。

IMG_6551-200x133 【フェンシング】男子が鬼門を突破し、フルーレ団体3位入賞
△眞正樹理(人1)

男子フルーレ団体1回戦は甲南大と対峙(たいじ)した。冷静に相手の隙を突き、アンカーまで相手に得点を与えない。目にも留まらぬ速さで得点を重ね、白星を挙げた。

「この試合が鬼門」と伊藤真吾主将(人4)が語った2回戦。相手の同大は、1部上位の強敵だ。序盤は相手にリードされる場面もあったが、保知純乃介(文2)が身長の高さを生かし、上から相手の背中を狙ったり、長い腕で相手の胸を突いたりなどして点を量産し、逆転。保知の勢いに伊藤主将も続く。アンカーとして伊藤主将が出たときは、相手に1得点しか与えず勝利。格上相手にも実力が通用することを証明した。

IMG_7559-200x133 【フェンシング】男子が鬼門を突破し、フルーレ団体3位入賞
△応援する選手たち

3回戦の相手は立命大。1巡目は関大優勢で試合が展開され、点を連取されても伊藤主将の声掛けで立て直した。しかし2巡目からは雲行きが怪しくなる。同じパターンで何度も相手に得点を許し、逆転された。その後は徐々に点差を広げられ、3巡目ではほとんど点を奪うことができず。3位決定戦に回ることになった。

IMG_7071-200x133 【フェンシング】男子が鬼門を突破し、フルーレ団体3位入賞
△上村明武(社2)

3位決定戦は愛工大と対戦した。1巡目は相手の勢いに押され、相手に遅れを取ってしまう。しかし、ここで4番手の上村が覚醒。体を柔軟に使って一挙9得点をして逆転し、チームに流れを引き寄せる。その後は相手に強気で立ち向かい、徐々に点差を広げて9番手の伊藤主将に回ってきた。激しい攻防が繰り広げられ、剣と剣が弾かれる音が会場中に響く。部員が見守る中、最後に剣を突いたのは伊藤主将。強敵を打ち破り、3位入賞を果たした。

IMG_7475-200x133 【フェンシング】男子が鬼門を突破し、フルーレ団体3位入賞
△勝利し、喜ぶ

女子フルーレ団体1回戦の相手は立命大。序盤は相手の強さを前に、攻撃の糸口がつかめない。眞正が得点するが、点差は広がっていく。アンカーの石原姫衣(文1)が粘りを見せるも、悔しくも敗れた。

IMG_6500-200x133 【フェンシング】男子が鬼門を突破し、フルーレ団体3位入賞
△石原

女子は無念の初戦敗退となったものの、男子は鬼門を突破し3位入賞、インカレ出場権を獲得。表彰式を終えた選手たちからは、満面の笑みがこぼれていた。【文:西村果凜/写真:藤原美鈴】

▼伊藤主将
「(今日の試合を振り返って)1回戦の甲南大は正直申し訳ないがアップで、体を温めて次の同大に向けて調整していきました。本当に同大が鬼門だと思っていたので。僕が4年間で一番良くてベスト8にしか入ったことがなくて、今回初めてベスト4に入るチャンスで、メンバーも4年間の中で一番そろっていたので、何とか勝ちたいなと思っていました。それで結果に結びついたので、本当に良かったです。最終的には立命大に負けてしまったんですけど、最後の最後に愛工大に勝てたので本当に良かったなと思います。(4試合の中で一番印象的だったのは)同大です。40対38で大野と戦ったんですけど、関カレ3位になっていて強い相手でした。自分も元々同大に行くつもりだったんですけど入れなくて、関大にぎりぎり拾ってもらって。なので個人的な思いですけど、同大に勝ちたいと思っていました。同大じゃなくて関大に来て良かったと心の底から思いたいというのがあったので、この試合で自分が決めて勝つことができて良かったです。(インカレに向けて)個人はもちろん勝ちたいですけど、団体でインカレが上位のチームが行けるので、何チームかは分からないですけど。そこに食い込めるように、引退を伸ばせるように頑張りたいです」

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