◇2024年度全日本学生体重別団体優勝大会◇10月19日◇於・ベイコム総合体育館
[男子1回戦・帝京平成大]
◯先鋒・桜井信之(文3)
●次鋒・松村優一(人4)
●五将・生田勇次郎(人3)
●中堅・広岡侑希(人4)
◯三将・若林一輝(人3)
△副将・白石瑛嗣(人4)
●大将・森下透五(経4)
●関大2―4帝京平成大
4年生の集大成となる今大会。4年生中心のチームで7人制団体に挑んだ。先鋒戦を勝利するも白星を重なることができず1回戦敗退。最後まで全員で声を出し戦い抜いた。

先鋒戦には桜井が出場。序盤から足を積極的に出し、相手の体勢を崩す。釣り手をつかみ、技をかけた。崩上四方固が20秒間決まり一本勝ち。チームに勢いを与える白星をつかんだ。
次鋒には松村が挑む。組手の激しい争いが繰り広げられた。組手を制し、技をかけることがなかなかできない。隙を狙われ肩固を決められる。

五将戦には生田が体格の大きい相手に挑戦した。相手の積極的な攻撃に押され、思うような試合展開にならない。残り時間半分時に技ありと固め技の合わせ技で一本負けとなった。
中堅戦には広岡主将が出場。開始38秒で内股で一本負けとなった。三将・若林は残り2分時に内股で技ありを決める。そのまま優勢勝ちを収めた。

2勝3敗となり後がなくなった関大。松村と杉森政弥(文2)からのアドバイスを受け、副将戦には白石が挑んだ。果敢に攻めるも技が決まらない。両者譲らない試合となり引き分けに。

勝利し、代表戦に望みをつなげたい大将戦。森下は序盤から仕掛ける。しかし、相手が足を出し体勢を崩された。残り2分で大外刈りを決められ、無念の一本負け。

広岡主将は苦しい1年を過ごしてきたと振り返った。最高学年としてよりよいチームのために試行錯誤したきた4年生。勝利で終えることはできなかったが、学生柔道の最後を笑顔で締めくくった。【文/写真:井藤佳奈】
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