◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第10日◇対親和大◇10月19日◇於・龍谷大学
[第1セット]関大25―11親和大
[第2セット]関大25―21親和大
[第3セット]関大19―25親和大
[第4セット]関大25―21親和大
[試合終了]〇関大3―1親和大
先週は悔しい2連敗となった関大女バレ。リーグも最終週を迎え、この日は今春フルセットの末勝利した親和大との一戦に臨んだ。
笹野文乃(文3)のサーブで試合開始。先制点こそ許したが、伊関万絢(まひろ=文3)のブロックでサイドアウトを奪う。その後は一進一退の攻防を繰り広げたが、7―7から関大が4連続得点。鮫嶋優香(政策2)の好レシーブから伊関の2連続ポイントにつなげるなどチーム力を発揮し、主導権を握った。12―9からは怒とうの7連続得点でさらにリードを広げる。後山七星(ななせ=政策1)の強烈なスパイクや、川上良江(文4)のコート隅を狙ったスパイクなどでつけ入る隙を与えない。最後も5連続得点と圧倒的な強さを見せつけ、第1セットを先取した。
第2セットも序盤は拮抗(きっこう)した展開となる。しかし10―10から土屋美咲(情2)のスパイクなどで3連続得点。リードを手にすると、徐々に関大のペースに。ミスのないプレーで試合を進め、最大6点のリードとなった。終盤には相手に流れが傾き、1点差まで詰め寄られる場面もあったが逆転は許さず。伊関のスパイクで25点目を決め、セット連取とした。
ストレート勝利といきたい第3セットだったが、追いかける展開となった。相手優位に試合が進み、9―17と最大8点差をつけられる場面も。ここから後山のスパイクや途中出場・森崎美春(情1)のサービスエースなどで4連続得点。4点差まで追い上げたが、またもリードを広げられた。相手がセットポイントを握ってからも3連続得点と意地を見せたが、追いつくことはできず。この日初めてセットを献上した。
相手の2連続得点で始まった第4セット。すぐに追いつきリードを奪うと、その後は逆転を許さなかった。着実に得点を重ね、最大5点のリードを守り抜き先に20点台に到達。最後は川上の速攻でこのセットを勝ち取り、3試合ぶりの勝利となった。
3試合ぶりの勝利で、リーグ2位の座を死守した。無敗をキープしていた龍大がこの日敗れたため、わずかながら関大にも優勝の可能性が残されている。まずは明日の最終戦・帝塚山大戦に勝利し、春季リーグの3位を超える成績を残したい。【文:島田采奈/写真:松嶋奈央】
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