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◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第9日◇対龍大◇10月19日◇於・近畿大学記念会館

[第1セット]関大25-22龍大
[第2セット]関大25-27龍大
[第3セット]関大25-18龍大
[第4セット]関大25-27龍大
[第5セット]関大13-15龍大
[試合終了]●関大2-3龍大

リーグ8日目の同大戦ではストレート勝利を収めた安平瑠也主将(商4)率いる関大男バレ。連勝を目指し、現在リーグ4位の龍大との一戦に臨んだ。

関大のサーブで試合が開始する。最初の得点は相手に奪われたものの、隅田嵐(社4)を中心に4連続得点。序盤からリードを広げ、相手を寄せ付けない。鋭いコースに打ち込まれたスパイクは、リベロの池田幸紀(商2)の粘り強いレシーブでつなげる。逆転を許す場面もあったが、エース・小山海皇(みこと=人1)の一本で流れをつかむと第1セットを先取した。

074A9687-200x133 【バレーボール男子】フルセットの接戦制せず、龍大に惜敗
△隅田

第2セットの先制点を奪ったのは関大。中島康介(文3)がブロックで相手を止めるなど雰囲気は上々だ。しかし、その後は点を取っては取られる互角の戦いが続く。セット終盤に相手が勢いに乗ると、関大はタイムアウトを要求。流れを変えることに成功し、隅田や小山のスパイクでデュースにもつれ込んだ。あと1点が欲しいところだったが、相手のスパイクが決まり惜しくもこのセットを献上する。

074A0059-200x133 【バレーボール男子】フルセットの接戦制せず、龍大に惜敗
△中島

続く第3セットは小山のスパイクで始まった。相手のミスを誘い、得点を重ねていく。森歩夢(政策2)のブロックアウト、中島の速攻など多彩な攻撃で相手を翻弄(ほんろう)。17ー13で龍大がタイムアウトを要求するも、関大の勢いは止まらない。最後は4連続得点でセットをものにした。

074A9707-200x133 【バレーボール男子】フルセットの接戦制せず、龍大に惜敗
△小山

このままの流れで進めたかったが、第4セットは相手のエースを止めることができず、追いかける展開に。それでも、矢倉龍人(人3)の速攻や小山のフェイントが決まり、同点に追いつく。21ー22の場面で小山のスパイクが連続で決まると、中島のブロックも重なり3連続得点。24ー22とし、先にセットポイントを握った。このまま逃げ切りたいところだったが、逆転を許しこのセットを落とす。

なんとしても取りたいファイナルセットは勢いに乗る龍大にリードを許す。矢倉や中島の速さを生かした攻撃が決まり、得点を重ねた。8ー9でピンチサーバーとして荒木陽仁(文2)を投入。相手の間を狙うサーブでミスを誘い同点に。セット終盤に流れを引き寄せる重要な1本となった。しかし、最後は相手のスパイクが決まり試合終了。フルセットの接戦を制することはできなかった。

074A0582-200x133 【バレーボール男子】フルセットの接戦制せず、龍大に惜敗
△荒木

惜しくも勝利とはならなかったが、この試合の結果で目標としているリーグ3位以上を確定させる。最終戦となる明日は強敵・天理大との対戦。一つでも上の順位を目指し、チーム全員で勝利をつかみ取る。【文:速水咲良/写真:森奈津子】

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