◇2024年度全関西大学女子リーグ戦第8戦◇対大大谷大◇10月5日◇京都先端科学大学京都亀岡キャンパス
[第1Q]関大18-21大大谷大
[第2Q]関大14-23大大谷大
[第3Q]関大15-16大大谷大
[第4Q]関大23-6大大谷大
[試合終了]○関大70-68大大谷大
第8戦は大大谷大と対戦。第1クオーター(Q)は点の取り合いとなったが、連続得点を許しリードされる展開に。さらに第2、第3Qで差を広げられる。しかし、第4Qで追い上げを見せ、勝利を手にした。

関大ボールで始まった第1Q。日高さくら(人3)がシュートを沈め、先制点を奪う。そこからは互いに点の取り合いとなった。しかし、相手の連続得点もあり、15-20と5点差になったところで関大はタイムアウトを要求。タイムアウト後の1点は相手に献上してしまうが、最後は塩澤小夏主将(文4)と松木りん(人3)が連続でシュートを沈め、18-21で第1Qを終えた。

第2Qは、東紗希(政策2)のカットインで先制。しかし、そこから相手が3本連続でシュートを決め、差が広がる。何度も攻撃を仕掛けるが、なかなかパスがつながらず、相手ペースの試合展開に。終盤、西梨花(政策1)と新島怜侑(りょう=社3)のシュートで得点を重ねる。しかし、最後は相手のフリースローが2本決まり、32-44で前半を終えた。

第3Qは相手ボールから始まるも、川崎真子(人2)がパスカットし攻撃につなげる。しかし、ここでシュートを決めることができず、相手に先制点を許した。そこから相手のシュートが何本も決まり、34-53となったところで関大はタイムアウトを要求。タイムアウト後は互いに得点を積み重ね、差が縮まることなく47-62で第3Qを終えた。

第4Qは、福井響(政策4)のスリーポイントシュートが決まり先制。さらにリバウンドから攻撃を展開し、新島のスリーポイントシュートと日高のシュートが決まり、一気に8点を奪う。しかし、パスカットからの速攻を決められ関大はタイムアウトを要求。タイムアウト直後、西がリバウンドからシュートを沈めた。さらに福井のスリーポイントシュートが決まり流れは関大に。福井が連続でシュートを沈め、逆転に成功。しかし、相手もボールに食らいつきシュートを決め、再び同点に。残り1秒、日高のシュートがネットを揺らした。70-68で試合終了。勝利を手にした選手たちから、笑みがこぼれた。

最大21点差から逆転勝利を収め、リーグ6勝2敗とした関大女バス。明日は京産大と対戦する。「今日の内容を修正し、明日も勝ち切りたい」と塩澤主将。1部昇格に向けて負けられない戦いが続く。【文:春田史帆/写真:湯浅あやか】
▼塩澤主将
「(京先端大に負けてからの気持ちの切り替え)京先端大が全勝して、残りの枠をつかむとなったらここから全勝するしかなかったです。負けを引きずるのが一番よくないので、切り替えて今週の試合、絶対に勝ち切ろうという話をしてました。(20点以上差が開いた場面を振り返って)正直内容としてはすごく悪かったと思っています。ゾーンプレスに引っかかってしまったり、最初の入り出しのところでディフェンスがすごく甘かったりというところで悪かったと思います。でも結果として勝ちをつけられたことは、まだまだ可能性があるので、そこはちゃんと自信をもって次につなげたいなと思います。(第4Qのタイムアウト中にどんな声かけがあったのか)やっぱりもう自分たちは打っていくしかなかったし、ディフェンスで前からプレッシャーをかけていくしかなかったので、その中でちゃんと足を動かして、絶対相手よりまずディフェンスリバウンドのところで勝っていこうと話をしてました。(逆転した場面を振り返って)福井がスリーポイントシュートをポンポンって決め始めて、やっぱり勝負強いなと思いましたし、ここでいけると思いました。(次戦に向けての意気込み)また明日すぐ試合があると思うので、内容は良くなかったかもしれないですけど、修正して必ずまた勝ち切れるようにしていきたいなと思います」
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