◇第93回日本学生対校選手権3日目◇9月21日◇Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
[男子800㍍予選]
1組3着 森玉鳳雅(社2) 1.51.09 準決勝進出
4組2着 萬野七樹(社1) 1.50.12 準決勝進出
7組1着 髙梨有仁(経4) 1.53.44 準決勝進出
[女子800㍍予選]
1組7着 池﨑萌絵(商3) 2.15.97
[女子400㍍H準決勝]
1組6着 山本佳乃子(経2) 59.23
[男子400㍍H準決勝]
1組3着 京竹泰雅主将(人3) 49.59
[男子200㍍予選]
1組6着 森原蓮斗(シス理3) 22.53
2組2着 松井健斗(法4) 20.80 準決勝進出
4組4着 濱田澪(法4) 20.96 準決勝進出
[女子200㍍予選]
6組6着 井上晴稀(法学4)25.05
[男子三段跳決勝]
27位 磯本楓太(環都2)13㍍51
18位 杉山慧(商3)15㍍01
[男子800㍍準決勝]
1組7着 森玉 1.51.71
2組2着 高梨 1.50.39 決勝進出
3組3着 萬野 1.50.35 決勝進出
[男子4×400㍍リレー予選]
3組3着 関西大学 (堀田陽樹(情1)・谷野佑成(人1)・今岡誠道(文3)・小郷翼(人3))
3.08.31
[女子5000㍍決勝]
伐栗夢七(法4)
棄権
[男子5000㍍決勝]
谷村恒晟(安全3)14.08.41
19日より行われている日本インカレは3日目を迎えた。後半戦に入っても関大の躍進は止まらない。
男子800㍍予選には森玉、萬野、髙梨の3人が出場。1組を走った森玉は、残り200㍍地点からスパートをかける。3着となったが、記録で準決勝へ進出した。4組には萬野が出場。終盤まで集団内で息を潜め、残り200㍍で飛び出す。2着でフィニッシュし、準決勝へ駒を進めた。続いて7組に髙梨が出場。レースはかなりのスローペースとなったが、均衡を自ら破る。残り200㍍でスパートをかけ1位に躍り出るとそのまま独走。圧巻の1着フィニッシュで準決勝進出を決めた。
女子800㍍予選には池﨑が出場。400㍍までしっかりと集団についていく。しかし残り1周でスパートをかける先頭集団についていけず、徐々に順位を落とし7位でフィニッシュ。惜しくも予選敗退となった。
男子400㍍H準決勝には京竹主将が出場。序盤から前に出た京竹主将はラスト200㍍に差し掛かるとさらにギアをあげ、3位でメインストレートへと突入。2位の選手へあと一歩のところまで迫るも及ばず、3位となった。惜しくも準決勝敗退となったが、自己ベストを更新。今後に期待がかかる。
女子400㍍Hには山本が出場。スタート直後からじわじわと先頭との差を広げられてしまう。力強いジャンプでハードルを飛び越えていくが最後まで差は埋まらず、6着で競技を終えた。
続く男子200㍍予選は、関大から3人の選手が出場。1組に登場した森原は、スタートダッシュに成功。しかし、その後は周りの選手を追いかける展開に。粘り強さを見せるも6着でレースを終えた。続く2組に出場したのは松井。最後の100㍍ギアをあげデットヒートに競り勝った松井は、2着でレースを終えて準決勝へ駒を進めた。4組には濱田が出場。序盤からハイペースなレース展開となり、メインストレートでは5人が横一線の大激戦に。わずかな差で4着となったが、記録で準決勝へ駒を進めた。
女子200㍍予選には井上が出場。序盤から何とか食らいつくも後ろから追いかける形に。意地の追い上げを見せたが、6着フィニッシュとなった。
男子三段跳決勝に出場したのは、磯本楓太(環境2)と杉山慧(商3)。磯本はなかなか歩幅が合わず苦戦を強いられる。1本目では踏み切ることができず、2本目は踏み切ったものの、記録が伸びない。3本目は棄権した。杉山は1回目の試技は14㍍82㌢にとどまる。2回目、3回目もなかなか思うような記録に届かず、18位で競技を終えた。
男子800㍍準決勝は1組に森玉、2組に髙梨、3組に萬野が出場。関カレ1・2・3フィニッシュを決めた3人が全国の舞台でも入賞を目指す。男子1500㍍では7位入賞を果たした森玉は800㍍でもスタートからフルスピードに。しかし、連戦の疲れがあったのか中盤以降は失速し、7着でゴールラインを通過した。予選1着フィニッシュを果たし、勢いに乗る髙梨。400㍍通過時点で5位につけると、そこからスパートをかける。ラスト100㍍で順位を上げ、3着でフィニッシュ。記録により決勝進出をきめた。関カレ優勝の萬野は3組に登場。最初の300㍍をトップで走り抜ける。ラスト100㍍で3位につけるとそのまま3着でフィニッシュ。髙梨と同じく記録で明日の決勝へ駒を進めた。
男子4×400㍍Rは資格記録のランキングで10位に入っている注目種目。関大は堀田、谷野、今岡、小郷の4人で挑んだ。第1走者の堀田は快調な走りを見せる。終盤少し失速するも5位でバトンパス。第2走者の谷野はバトンを受け取るとすぐに1人交わして4位へ浮上する。オープンレーンとなり激しいポジション争いに巻き込まれた谷野だったが最後は3位でバトンをつないだ。第3走者は今岡。バトンを受け取った直後、近大とのインコース争いに勝利し、2位へ順位を上げる。先頭の筑波大へ怒涛(どとう)の勢いで迫るも抜ききれず、2位でアンカーの小郷へ。小郷は近大、筑波大と激しいデットヒートを演じる。しかし後半に2校との差が徐々に離れていき3位でフィニッシュ。健闘するも無念の予選敗退となった。
3日目最後の種目は男子5000決勝。谷村が挑んだ。序盤は集団の中でじっと我慢する展開が続く。各選手探り合いをする中、残り2500㍍となったタイミングで先頭集団が2つに分裂。谷村は第2集団の先頭となり、集団を引っ張る格好に。ラスト800㍍でスパートをかけると前の選手をとらえ、3位まで順位を上げる。残り400㍍に差し掛かり他の選手もスパートをかけ、激しい3位争いとなった。谷村は何とか食らいつくも4位でフィニッシュ。表彰台こそ逃したが、全国の舞台で素晴らしい結果を残した。
ついに明日、最終日を迎えるインカレ。最後まで関大の選手たちの活躍から目が離せない。【文/写真:大須賀琴桃・井原郷志】
▽萬野
「(レースを振り返って)インレーンからのスタートだったので後半に備えて前に位置取りをしておこうと思っていたが、思った以上に前に出てしまったので行こうという気持ちになり飛び出しました。結果的にいい形になり良かったです。(明日の決勝について)おそらく9人での決勝となるが、8位入賞といわず表彰台・自己ベストを狙って頑張っていきたいです。」
コメントを送信