◇令和６年度関西大学秋季リーグ第４節◇対同大◇９月17日◇於・和歌山ビッグウェーブ

［Ｓ１］●小山０（13－21, 12－21）２山本
［Ｓ２］●瀬藤０（13－21,12－21）２吉田
［Ｄ１］〇瀬古・山田悠２（21－13,21－15）０熊木・小畑
［Ｄ２］〇小山・瀬藤２（21－12,21－19）０河村・小関
［Ｓ３］●砂原０（９－21,12－21）２熊木

●関大２－３同大

秋季リーグで３試合を戦い終え、下位リーグへ進んだ関大。下位リーグ初戦の相手は、１部７位の同大だ。勝利して１部残留をつかむべく、この試合に挑む。

第１シングルスには小山志月（文３）が出場。第１セットは、１点目から粘りのレシーブで長いラリーを繰り広げた。相手を前後に動かすプレーで健闘するも、相手の鋭いスマッシュを返球できずこのセットを落とす。続く第２セットもレシーブがネットにかかる場面が多く、なかなか連続得点が生まれない。第２セットも差をつけられ敗戦した。

続いて、瀬藤智史（政策２）が第２シングルスに登場。第１セットは点数を取って取られての展開が続く。しかし、終盤相手の連続得点の勢いを止めきれず、最初のセットを献上した。第２セットは、相手の隙をつくカットをラリーに織り交ぜ、相手を揺さぶる。それでも第１セットと同じく、終盤相手の連続得点に押されこのセットも落とした。

第１ダブルスには、瀬古海斗（商４）・山田悠太（商１）組が出場した。第１セットは、攻めの姿勢を見せ、相手に攻撃する暇を与えない。危なげなく第１セットを先取した。第２セットは序盤相手にリードされる展開があったものの、浮いたシャトルを見逃さずプッシュで得点を量産し、このセットも獲得。関大に１勝を持ち帰った。

続く第２ダブルスには、小山・瀬藤組が出場。小山の相手の間を狙ったスマッシュや、緩急をつけた瀬藤のドロップショットが効き、点差を広げ第１セットを取る。第２セットは互角の戦いを繰り広げたが、リードを守りきり、相手のミスで試合終了。２－２と同大に追いついた。

なんとか関大に１勝を持ち帰りたい第３シングルス。砂原泰斗（政策３）が試合に挑んだ。第１セットから、相手のスマッシュに対応できず、レシーブをネットにかけるミスが続く。第１セットを奪われ、続く第２セットも相手に先行される展開となった。しかし、仲間からの「楽しんでいこう」の声掛けをきっかけに、攻めの姿勢を取り戻す。それでも終盤、相手の連続得点に苦しみ第２セットも献上。関大の勝利とはならなかった。

同大に敗れ、未だ秋季リーグで１勝を上げられていない関大。リーグ初勝利をつかみ取るべく、次戦に挑む。【文：松嶋奈央／写真：西村果凜】