◇2024年度第50回西日本大学女子選手権大会◇決勝トーナメント2回戦◇対関学大◇6月21日◇於・ヴィクトリーナ・ウインク体育館
[第1セット]関大23―25関学大
[第2セット]関大25―19関学大
[第3セット]関大21―25関学大
[セットカウント]●関大1―2関学大
前日の予選グループ戦で中国学園大に2―1で勝利し、決勝トーナメントへ駒を進めた関大女バレ。抽選の結果、2回戦からの登場となり、宿敵・関学大との一戦に臨んだ。
僅差で第1セットを落とし、迎えた第2セット。序盤から川上良江(文4)の速攻や、土屋美咲(情2)のスパイクなどで流れに乗る。多彩な攻撃を披露し、許したブレイクはわずか2回。主導権を握り続け、優位に試合を進めた。鮫嶋優香(政策2)の攻守にわたる活躍も光り、6点差をつけてセットを勝ち取った。


2回戦までは3セットマッチとなるため、第3セットが勝負の分かれ目となる。しかし4―4から4連続得点を許し、4点を追いかける展開に。ここでタイムアウトを要求し、形勢の立て直しを図る。試合再開後、伊関万絢(まひろ=文3)のブロックアウトで1点を返すと、川上のサービスエースも飛び出し4連続得点。すぐ同点に追いつき、一時は逆転したものの2点ビハインドでコートチェンジを迎えた。その後は相手の粘り強いプレーを前にアタックを決め切れず、リードを許す展開が続く。最後まで食らいついたが、アタックを拾い切れず25点目を献上。まさかの2回戦敗退となった。


3位で終えた春季リーグで手にした経験と自信を携え挑んだ今大会。春季リーグ、総合関関戦でも勝利していた関学大相手に苦戦を強いられ、悔しい結果となった。この試合で見つかった課題を克服し、秋にはまた「インカレ優勝」を目指し再出発する。【文/写真:島田采奈】
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