◇第74回西日本学生選手権大会◇対京大◇6月5日◇エディオンアリーナ大阪
[第1Q]関大37―18京大
[第2Q」関大28―10京大
[第3Q」関大25―5京大
[第4Q」関大12―7京大
[試合終了] 関大102—40京大
ついに西日本学生選手権大会が開幕した。初戦は京大と対戦。第1クオーター(Q)から勢いに乗り、大量得点で相手を圧倒した。さらに相手に得点を与えないデフェンスがさえる。60点以上も点差をつけ、勝利を収めた。
試合開始早々、玉造大誠(人4)のアシストで西村宗大(経2)がゴール下シュートを沈める。さらに、佐藤涼真主将(人4)や北岡雄斗(人2)が連続でスリーポイントシュートを決め、開始4分で20―4になり、相手はタイムアウトを要求した。その後も関大の勢いは止まらず、西村が3連続でスリーポイントシュートを沈め、竹内綾哉(政策4)もスリーポイントシュートを決める。関大のファールが重なり、相手にフリースローを多く与えてしまう場面もあったが、第1Qを37―18で終えた。
第2Qは相手に先制点を奪われるも、関大の勢いは衰えず、佐藤主将からのパスで北岡がアリウープを決める。このQでも佐藤主将が連続でスリーポイントシュートを沈め、点差は30点差以上に。関大はメンバーチェンジを繰り返しながら試合を進めていく。残り3分を切った辺りで、関大の点が止まる場面があり、「相手のボールが簡単に回っている」とベンチから声が。しかし、その後は野村吏希(シス理2)のスリーポイントシュートや西山登馬(商4)のフリースローが決まる。このQの失点を10点に抑え、前半を折り返した。
関大ボールから始まる第3Q。開始早々に北岡がフェイダウェイシュートを沈める。また、西村がドリブルカットからレイアップシュートを決めた。さらに倉ノ下大吉(人3)がフリースローを2本沈め、連続して関大が得点を挙げる。相手ボールをカットし、攻撃につなげる場面が多く見られた。ボールを回し、相手の隙を狙う。野村と山本晴大(安全1)のスリーポイントシュートが決まり、さらに点差を広げた。残り1秒で三浦悠詩(経1)がフリースローを1本決め、90-33で最終Qへ。
最終Q最初の得点は山本のフリースロー。その後は両者シュートがなかなか入らない。頻繁にメンバーチェンジを行う。途中出場の選手が躍動した。野口賢人(政策2)のゴール下シュート、顧鴻博(環都1)のレイアップシュートが決まる。森政之助(化生2)のパスから山本がバスケットカウントシュートを決め、100点を超えた。残り12秒の攻撃ではゴールとはならなかったものの、102-40と大差をつけ快勝。
次は東海1部リーグの中京大と対戦。昨年同様、今年も上位に食い込むべく、負けられない戦いに火花を散らす。【文:藤井海、井藤佳奈/写真:藤井海、井藤佳奈、中山桜希】
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