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◇令和6年度 関西学生選手権大会5日目◇女子シングルスB◇6月5日◇於・大山崎町体育館

【4回戦】●今井1(18-21, 21-18, 19-21)2三浦(摂南大)

篠原七緒(商4)が手指の骨折で棄権するなどして、関大からはルーキーの今井千愛(政策1)のみの出場となった。粘り強いプレーでファイナルセットまで競るも、敗れてしまう。

IMG_0074-200x133 ルーキー敗れ、関西選手権閉幕
△うれしさをあらわす今井

今井は第1セット序盤、最初の試合ということもあり、体があまり動いていないような印象を受ける。それは相手も同様のようで、互いにミスで点を献上し合う展開を繰り広げた。インターバルを1点リードで迎えたが、後半には相手に巻き返しを食らう。コート上を動かされ、徐々に点差を広げられてしまいセットを落とした。第2セットでは、強いショットで攻撃しリード。相手をななめに動かしてリードを守り抜き、試合はファイナルセットにもつれ込む。ファイナルセットでは終始相手に主導権を握られた。また攻撃のチャンスをつかむもネットに引っかかり、チャンスを活かせない。19-20となり、あと1点取ればデュースまで進み、チャンスを広げられる。だが相手にスマッシュを打たれ撃沈。あと一歩及ばなかった。

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△スマッシュを打とうとする今井

今大会は、今井にとって大学生になって初の大会。だが試合後には自分のどこを直すべきかを冷静に判断することができていた。この4年間、まだまだ勝ち上がっていけそうである。【文:西村果凜/写真:岩口奎心】

▼今井「(今日の試合を振り返って)前半に自分が攻め切れていなくて第2セットで取り返したんですけど、ファイナルセットでは相手のパワーに押されてしまいました。パワー勝負になった時に自分(のパワー)が弱いなというところが反省です。(大学生になって初めての公式戦ですが、高校の時との違いは)昨年は自分が1番上の学年だったので、気持ち的にも勝ちやすい部分はあったんですけど、年上ばかりとなると気持ち的にも負けてしまっていた部分があるので、メンタル的には不安はありました。(今大会で1番印象深い試合は)今日の試合です。勝っていたら次があった試合だったので印象深いです。(今大会を踏まえて、これからの練習に活かしたいことは)ゲームが長引いた時に自分の集中力が切れて、スマッシュミスが増えてきたので、長いゲームでも集中して1本1本丁寧につないでいけるように練習したいと思います」

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