男子は全国出場を決めた!女子は1回戦敗退
◇2024年度関西学生優勝大会◇5月26日◇於・ベイコム総合体育館◇
[女子1回戦]
●先鋒・不戦敗
△中堅・松本咲来(社3)
●大将・鍋谷泉(法4)
●関大0-2大教大
[男子2回戦]
◯先鋒・河野諒(商4)
◯次鋒・渡邉大虎(人2)
△五将・桜井信之(文3)
△中堅・森下透五(経4)
◯三将・広岡侑希(人4)
◯副将・尾古礼夢(人4)
◯大将・生田勇次郎(人3)
◯関大5-0大産大
[男子3回戦]
△先鋒・桜井
△次鋒・福田銀次(人1)
△五将・若林一輝(人3)
△中堅・尾古
◯三将・森下
△副将・広岡
●大将・生田
●代表戦・尾古
●関大1-2龍大
男子はベスト8に入り、6月に行われる全日本学生優勝大会への出場が決まった。2回戦から出場の男子は1つも落とさず勝利をおさめる。3回戦は代表戦までもつれ込む接戦に。リードを守り切れず、惜敗となった。女子は2人で試合に出場。今大会2部準優勝の大教大に立ち向かうも勝利とはならなかった。
女子から試合が始まる。3人制の試合であるが、部員が足りず2人が出場。先鋒は出場者なしとなり、相手に1勝を献上する形に。中堅・松本は序盤から一進一退の攻防が続く。残り2分で2つ目の指導を受け、後がない状況に。相手の激しい攻めをうまく交わし、松本の攻撃につなげる。頻繁に足を出すも、技を決めきれず引き分けとなった。絶対に取りたい大将戦。鍋谷は序盤は足を出し相手を崩す場面が多く見られた。しかし、相手の素早い柔道になかなか対応ができない。残り2分20秒、相手に技ありと抑え込み10秒で技あり2つとなり、一本負け。女子は1回戦敗退となった。
2回戦からの出場となった男子。先鋒・河野は積極的な攻めを見せた。足を出し、確実に相手を崩す。技あり2つを取り、一本勝ちでチームに白星を持ち帰った。次鋒戦の渡邉は序盤に2つ目の指導を受け、追い込まれる。その後は組手を制し、技を仕掛けた。残り1分で技ありを獲得。そのまま守り切り、勝利した。五将・桜井は足を出し、技をかけるがなかなか決まらない。両者譲らず、引き分けとなった。続く中堅戦は森下。攻めることができない時間が長くなった。相手に指導2つを与え、追い込む。しかし、積極的に攻めることができず、引き分けとなった。三将戦に勝利すれば、関大の勝ちが決定する。三将戦には広岡主将が出場。技をかけ、相手を崩す。寝技に持ち込み一本を取った。副将・尾古は試合開始すぐに一本を決め、白星となる。最後は大将・生田。接戦となるが、連続して足を出し、見事一本を決めた。関大は大産大相手に5-0と強さを見せつけ、3回戦に進出する。
3回戦は龍大と対戦。先鋒を任されたのは桜井だ。両者互角の戦いが続く。技をかけることができない。制限時間の4分となり、引き分けに。次鋒戦は1年の福田。相手に押される場面があったが、うまく交わす。勝敗つかず、引き分けになった。五将・若林は指導2つになり後がなくなる。だが、攻める姿勢は変わらない。足を出し、相手の隙を探す。技ありや一本が決まらず五将戦も引き分け。中堅戦には尾古が出場した。相手の攻撃を難なく交わす。ベンチからは「相手が見れているよ」と声援が。しかし、この試合も決着つかず。三将戦・森下は相手に2つの指導を与えて、試合を優位に進める。一瞬の隙をつき、一本を決めた。大きな白星を持ち帰る。さらに白星を重ねたい関大だったが、副将・広岡は引き分けとなった。大将戦に負ければ代表戦が行われ、引き分け以上で関大の勝利が決まる。大将戦には生田が出場。この試合も終盤までもつれる接戦になる。しかし、技ありと抑え込みで一本を取られてしまった。1勝1敗となり、勝敗は代表戦に持ち込まれる。代表戦には尾古が出場。先に技ありを取る。リードを守りたかったが、一本を取られてしまった。男子はベスト8、女子は1回戦で終幕となる。
6月には関関戦と全日本学生優勝大会、8月には関西学生体重別個人戦が控えている。今大会の経験を糧にさらなる高みへ。【文/写真:井藤佳奈】
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