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◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第2日◇対立命大◇4月14日◇於・近畿大学記念会館

[第1セット]関大24-26立命大
[第2セット]関大18-25立命大
[第3セット]関大20-25立命大
[試合終了]●関大0-3立命大

前日の同大戦では、フルセットとなった接戦で勝利を収めた関大。勢いそのままに連勝したいところ。応援団も駆け付け、チーム一丸となって昨秋リーグ4位の立命大に挑んだ。しかし第1セットをデュースの末に落とすと、その後は相手の流れに。相手スパイカーの高さのある攻撃や、粘り強いブロックに阻まれ、無念のストレート負けとなった。

IMG_0216-200x133 開幕2連勝とはならず、立命大にストレート負け
△隅田嵐(社4)

第1セットは安平瑠也主将(商4)のサーブで試合開始。関大のミスで先制点こそ奪われたものの、その後はリードしたまま試合が進んだ。隅田のサービスエース、川内歩人(商2)のブロックポイントなど、着々と点を重ねていく。しかし試合中盤からは相手の高さのあるスパイクに苦戦。さらにはコート前方の空いている空間にボールを落とされるなど、じわじわと点差を詰められる。23-24の局面では、小山海皇(人1)が力強い攻撃で得点。そのまま切り抜けたいところだったが、相手に2連続で点が入り、惜しくも第1セットを落とした。

IMG_0390-200x133 開幕2連勝とはならず、立命大にストレート負け
△矢倉龍人(人3)

第2セットは序盤から相手に主導権を握られる展開に。相手の高い壁に阻まれ、隅田や小山のスパイクが決まらない。流れを変えたい関大は、安平主将と交代で上田冬陽(情1)を投入。しかし、ここから相手が3連続で得点し、5-14と9点差をつけられる苦しい状況になる。その後、安平主将がツーアタックを決めると、続いて川内がブロックアウトでポイント。中島康介(文3)の速攻でも得点し、相手を追いかける。それでも逆転とはならず、18-25で第2セットを献上した。

IMG_7736-200x133 開幕2連勝とはならず、立命大にストレート負け
△上田

後がない関大は、スターティングメンバーから2人変えて第3セットに臨んだ。しかし、開始から相手が6連続得点。一気に相手へと流れが傾いた。矢倉のシャットアウト、小山や山本大稀(経3)のスパイクで得点し、何とか食らいついていく。徐々に点差を縮めると、19-22の場面でリリーフサーバーとして上原隆之将(化生2)が登場。ここでサービスエースを決め、チームのボルテージが上がる。このまま連続得点につなげたいところだったが、次のサーブはネットにかかってしまった。最後はラリー戦の末、アタックがアウトになり試合終了。連勝とはならず、悔しい結果に終わった。

前日の疲労もあり、春季リーグ2戦目は黒星。次の相手は、昨秋リーグ1位の近大だ。厳しい試合展開が予想されるが、攻めの気持ちを忘れずに全力で戦い抜く。【文/写真:森奈津子】

▽安平
「(試合前の声かけ)昨日の同大戦は攻めの気持ちを持って戦った結果勝てたので、今日も攻めの気持ちを持って戦おうという話をしていました。(試合の入りの雰囲気)悪くなかったですが、昨日5セット試合したこともあって、疲れが見えたかなと思います。(2セット目から追いかける展開となったが)追いかける状況になると、相手のやりたいことがやりやすくなってしまうので、そうならないようにしないといけなかったです。それができるようにここから修正していきたいと思います。(次戦に向けて)近大はリーグでも優勝していて、今年も強いチームですが、挑戦する気持ちを忘れず攻めていきたいと思います」

▽上田
「(緊張感はあったか)最初はありましたが、途中からは楽しめました。(高校との違い)高さも雰囲気も全然違うし、プレーしていて楽しいです。(試合で意識していた点)自分が入って流れを作って、チームを勢いづけるということです。昨日は出来ていたので良かったと思います。(プレーでの強み)トス回しです。偏ることなく、色々なところに振って、相手のブロックに対応させないようにしています。(次戦への意気込み)相手は強いですが、勝ちにこだわって、1つでも多くセットを取れるように頑張ります」

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