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◇2023年度関西学生女子春季リーグ第2節◇対帝塚山大◇5月14日◇明治国際医療大学

【前半】関大0-1帝塚山大
【後半】関大0-4帝塚山大
【試合終了】関大0-5帝塚山大

▼スターティングメンバー
GK 勢古
DF 田中、南中、中尾、徳弘
MF 瀧沢美、𠮷尾、青木、森重、吉田
FW 瀧沢雪

▼得点
40分 失点
68分 失点
70分 失点
73分 失点
90分   失点

第1節に続き、雨模様の中行われた第2節。春季リーグ初白星がほしい関大なでしこは、前半ほぼ互角の戦いを見せる。しかし後半リズムを崩され5失点。春季リーグ初勝利はお預けとなり、課題が残る内容となった。

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試合は関大ボールからスタート。パスを受けたMF青木陽和(政策1)がいきなり左サイドを駆け上がる。しかし相手にカットされ、チャンスにはならない。直後にもDF田中光紀(安全4)がFW瀧沢雪乃(人4)にロングパスを出すが、これは相手GKにキャッチされる。試合開始直後には相手ゴールに接近する場面もあったが、その後自陣にボールを運ばれる危険な時間帯が続く。DF徳弘海羽(人2)のアクシデントでDF吉田りん(政策1)に交代する場面も。前半22分にはこの試合初のCKを与える。これにはDF中尾純菜(社4)がカットし対応。その後FKにもGK勢古亜実(人2)がジャンプしスーパーセーブ。失点は許さない。

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△DF吉田
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△DF中尾
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△DF田中

直後関大にもチャンスが到来。MF青木が俊足を生かし左サイドを駆け上がる。そのままFW瀧沢雪にクロスをあげるがこれは相手GKにクリアされた。その後獲得したCKでは惜しくもタイミングが合わず、先制点とはならない。互角の勝負が続いていた前半40分、試合が動く。パスミスから空いたスペースを抜け出され、そのままシュートを決められた。そのまま時間は経ち、前半終了。1点を追う形で後半へと進む。

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△FW瀧沢雪
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△GK勢古
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△MF森重亜衣子(政策4)

雨は降ったりやんだりを繰り返している。コンディションの悪い足場の中、メンバー交代なしで始まった後半。相手ボールからスタートすると、いきなり自陣ゴール前で混戦になる。決定的な場面で相手のシュートが枠外に外れ、助かる場面も。前へボールを出してクリアするが、パスはそれ以上つながらず前線へと動けない。DF中尾がナイスクリアを見せるなど守備で奮闘する。徐々にボールを持つ時間も増えてくる。MF𠮷尾香音(社3)がシュートを放つが、これは惜しくも相手GKの正面。直後も、右サイドを駆け上がったDF田中の浮いたパスに、FW瀧沢雪が頭でうまく合わせるがこれもまた相手GKの真正面。同点弾が欲しい場面で、中々決定機を作り出せない。しかし後半23分。いい位置で与えたフリーキックのこぼれ球を押し込まれ、追加点を許してしまう。もうこれ以上点差を広げられたくない状況だったが、その2分後にPKを与えてしまい、失点。

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△MF𠮷尾
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△DF南中優衣(人4)

流れを変えるために、MF瀧沢美冬(人2)に変えてMF馬場悠月(人1)を投入した。しかし相手の猛攻は止まらない。後半28分、高く上がったクロスに合わせられ、4点目を献上。なんとか1点を返したい。コーナーキックを獲得し、キッカーはDF中尾。しかしうまくタイミングが合わない。後半40分には相手ゴール前で混戦。こぼれ玉をMF𠮷尾がシュートを放つものの、惜しくも枠外へそれる。相手ゴールへと迫っていた関大だったが、試合終了間際。カウンターで強烈なミドルシュートを決められ、ダメ押しの5点目。直後ホイッスルが鳴り響き、試合終了。5失点という悔しい内容で帝塚山大に敗北した。

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△MF瀧沢美
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△MF馬場

第1節に続きゴールが生まれなかった関大なでしこ。次節は大体大との対決だ。次こそはゴールを、初勝利を心から期待だ。【文:合田七虹/写真:中吉由奈】

▼DF中尾
「前半は何とか1点で耐えたという感じだったが、後半になるにつれて、攻め込まれる時間や相手にボールを持たれる時間が長かった。相手がフレッシュな選手を入れてきたりした中で、自分たちはほぼ同じメンバーで戦っていたので、結構やられてしまってその後立て直せなかったというのが1番良くなかった。連続で失点してしまったのが改善しないといけないポイントだと思う。(自身のプレーに関して)アクシデントがあって前半にポジションが変わったので、いつもとはちょっと違う感じだったんですけど、ロングボールの部分はうまく左サイドの青木(=MF青木)使ったりとかして、できてたかなというのがあるんですけど、守備の部分をもっと競り合いだったり、FWに対してのアタックを、もっと強くいかないといけない部分が多いなと感じた。(声をかけたことについて)失点してしまったらもう前に行くしかないと思うので、やっぱり点を取らないと、負けるにしても得失点差もあるので、ちょっとでもやっぱり食らい付くという部分で積極的に声はかけてたんですけど、やっぱり気持ちだけじゃどうにもならない部分があって、なかなか難しかった。(次戦に向けて)どれだけ強い相手でも挑戦者という立場として、勝っていけるように頑張りたい」

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