◇令和4年度関西学生男子秋季1部校学校対抗戦最終日◇対立命大◇9月16日◇蒲生ゴルフクラブ◇
○関大11-5同大
合計 3勝2敗 40.5ポイント
[シングルス]
6勝2敗 6ポイント
○釣浦7and6貴志
○河合1up尾上
○ニコラス1up伊藤
○真鍋5and3小松
○山形2and1山岸
○丘2up小田
●高橋6and5辻
●佐藤3and2住本
[ダブルス]
2勝1敗1分 5ポイント
●北・佐藤2and1中川・小松
〇ニコラス・山形1up住本・伊藤
-釣浦・丘A.S.辻・山岸
○真鍋・河合4and3尾上・小田
ついに迎えたリーグ戦最終日。3位を狙う関大は、シングルスではこれまでと大きくオーダーを変えて挑み、6ポイントを奪う。ダブルスでも圧勝かと思われたが、まさかの接戦に。それぞれが熱戦を繰り広げ、2勝1敗1分で勝利。見事3位に輝き、全国に弾みをつけた。
シングルスでは、これまで後ろを任されることが多かった釣浦郁真(人3)がトップスタート。前半を5upで上がると、そのまま6ホールを残して決着をつけた。続く河合慈英(経3)は2downと出遅れるものの、後半ではきっちり巻き返して1up。接戦を制した。ニコラスアドリアン(商3)も、1downと劣勢で前半を終え、後半でも連取されて一時は3downにまでなってしまう。だが、最後の3ホールで圧巻の連続バーディー。1upでホールアウトした。真鍋和馬(文2)も安定したプレーで着実に得点を重ね、5and3で快勝を収める。
山形吏輝(社3)は拮抗(きっこう)した状態が続くが、後半にはきちんと決めきって2and1で5勝目を持ち帰る。丘尊伍(社1)も均衡した試合展開となり、15番を終えてA.S.とするが、1upで迎えた最終ホールできっちりバーディーをとり2upとした。高橋宏太(シス理1)は序盤から苦しい展開となり、5ホールを残して敗北。最後を任された佐藤亮介(経3)は、粘りを見せるが、2downを巻き返すことができず惜敗した。
シングルスでの6勝を自信に挑んだダブルスだったが、前半から大接戦に。北礼壱(経2)・佐藤組は序盤リード許す。A.S.出迎えた9番ホールでは先に相手にバーディーを奪われるが、北をきっちりバーディーを奪い食らいつく。しかし、後半ではチャンスをものにできず惜しくも2and1で黒星となった。
最終組の真鍋・河合組は早々に試合を早々に決める。序盤からリードし、9番ホールでは2人ともイーグルをとるなど、1upで折り返す。後半も早くに3upまでリードを広げると、4and3と力を見せつけてホールアウトした。このダブルス1勝目で関大の勝利は確定。3位を決めた。
ニコラス・山形組はA.S.で試合を折り返すと、後半は序盤にリードして、試合を優位に進める。迎えた最終ホールもリードを守りきり、最後は喜びを爆発させた。
釣浦・丘組はA.S.で後半を迎えるが、まさかの2downに。しかし、徐々に追い上げを見せる。多くの人が見守る最終ホール、1downで絶体絶命のピンチから丘のセカンドショットはピン横1㍍に。これをしっかりと沈めてA.Sに持ち込み、ガッツポーズを見せた。
それぞれが強い思いと粘りのプレーで接戦をものにした最終日。1年半前まで2部で戦っていた関大だったが、トロフィーを獲得するまでの成長を遂げた。全国出場に加え、リーグ3位を決め、確実に力を付けているゴルフ部。試合後のミーティングでも「7、8番手が強くなれば1位も狙える」と、今後にも期待がかかる。まずは、1ヶ月後の全国で、春以上の結果を残す。【文/写真:上田紫央里】
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