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◇第61回関西学生ターゲット選手権◇予選ラウンド◇8月11~13日◇服部緑地陸上競技場特設レンジ◇

【最終結果】

【男子】
[50㍍競技]
一樂 直寿(商3)   321点
住谷 和輝(シス理1) 284点
吉松 蒼生(経3)   248点
史 浩明(商3)    232点
岡本 明伸(環都3)  218点
渡沼 佑斗(シス理2) 187点
川田 啓世(環都3)  178点
松元 優樹(経3)   176点

[30㍍競技]
一樂 337点
住谷 344点
吉松 290点
史  277点
岡本 280点
渡沼 286点
川田 289点
松元 281点

[Total]
8位  一樂 658点
41位  住谷 628点
115位 吉松 538点
139位 史  509点
146位 岡本 498点
158位 渡沼 473点
161位 川田 467点
165位 松元 457点

⇒一樂、住谷が決勝ラウンド進出

【女子】
[50㍍競技]
中光 由陽(文1)  312点
佐竹 稚奈(人1)  295点
波部 日葵(政策1) 276点
河村 木南実(化生2)250点
平井 阿佐美(文2) 226点
宮本 蘭(法3)   172点

[30㍍競技]
中光 339点
佐竹 339点
波部 325点
河村 314点
平井 290点
宮本 254点

[Total]
9位 中光  651点
18位 佐竹 634点
35位 波部 601点
61位 河村 564点
77位 平井 516点
96位 宮本 426点

⇒中光、佐竹、波部、河村が決勝ラウンド進出

久々の個人戦となった本試合。3日間にかけて予選ラウンドが行われ、関大からは14名が出場した。予選ラウンドで上位64名に入った選手が、8月24~26日にかけて行われる決勝ラウンドに進出となる。

予選初日の11日には、吉松と渡沼が出場した。学連員として、会場設営なども担当している2人。多忙な中での試合となり、「体力的にも技術的にも思うようにいかなかった」と口をそろえて振り返った。3日間の中で唯一天候に恵まれ、なかなか納得のいく行射ができなかったものの最後までうちきった。

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△吉松
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△渡沼

予選2日目、午前の部には波部が出場。試合開始前から激しい雨が降り、50㍍競技の2立目終了後には試合が一時中断となった。雨の勢いが弱まったタイミングで試合は再開。手が滑りやすく視界が悪い中でも、波部はテンポよくうち続けた。後半、30㍍競技になると雨は弱まる。苦手意識のある50㍍競技をカバーするかのような手応えある行射を見せ、見事決勝ラウンド進出を決めた。

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△波部

午後の部には一樂、中光、佐竹が出場。雨は試合に大きな影響を与えない程度に弱まった。スポーツ推薦で入部した3人。本試合でもさすがの安定感を見せた。1立3射ずつ、計72射という長時間の試合形式だったが、最後まで集中力が途切れることはない。3人とも高得点をたたき出し、予選上位で決勝ラウンド進出となった。

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△一樂
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△中光
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△佐竹

最終日、午前の部には史と岡本が出場。「自分が出せるベストを出せた」「自分のできることを信じて頑張った」と試合を振り返った2人。試合が進むにつれて悪化する天候の中でも、自身の納得のいく行射を行った。

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△史
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△岡本

予選ラウンド最後、13日午後の部。川田主将、松元、住谷、宮本女子主将、平井、河村の6人が出場した。3日間で1番の悪天候に見舞われ、苦戦を強いられる試合となった。雨に加えて強風も吹き、試合続行が危ぶまれる場面もあったがなんとか再開された。アーチェリーは得点が風に大きく左右される競技。強風の中、選手たちはうつタイミングを見計らう必要がある。セットアップしたタイミングで風が吹き、引き戻しをする選手も多く見られた。思い通りのプレーができないものの、6人とも72射をうちきり予選ラウンド終了。住谷と河村は決勝ラウンド進出となった。

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△川田主将
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△松元
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△住谷
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△宮本女子主将
D62DC915-27C3-431B-8972-A60AAC56D8CC-300x200 関個予選、悪天候の中6名が決勝ラウンド進出!
△平井
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△河村

天候に恵まれなかった予選ラウンド。悪天候の中の試合は、雨の強さや風の向き、うつタイミングなど、通常よりもはるかに頭を使う必要がある。本試合での経験は、選手たちにとって意義のある経験になったに違いない。実力を発揮できず、決勝進出がかなわなかった選手も多い中、関大からは6名が決勝ラウンドへと進む。その活躍に期待だ。【文/写真:横関あかり】

▼吉松
「個人戦自体が、去年のインドアしかなかったので、約1年ぶりでした。正直緊張した部分もあって、自分が思っていたようなうち方だったりプレーができなかったなと思います。(今日の試合に向けて)コロナの影響で自粛期間が長かったというのもあって、体力的な部分が課題になるのかなと思っていたので、より多くうち込んで、体力をつけていくということを課題にして、意識してやってきました。(見つかった課題)自分が想定していたよりも、企画連という立場なので、会場設営という部分も含めて、体力が足りなかったというのがまず1つ。技術的な部分で言ったら、練習量が少なくて、72射全部、自分が思うような気持ちのいい形でうつことができませんでした。なので、毎回同じように自分が思っているようにうつ技術は、自分に足りない部分だなと感じました。(今後に生かしたいこと)1年ぶりの個人戦ということで、試合の経験ができたことはよかったと思います。その中で、体力や技術的な部分は、来年のリーグ戦に向けて直していくべきことなのかなと思うので、これからの練習でそれを改善しつつ、自分にとって最後のリーグ戦になるので、4年間の悔いが残らないようなプレーができるように、冬の間に体力面から技術面まで取り組んでいきたいと思います」

▼渡沼
「リーグ戦以外で、大学で公式戦に個人戦で出るのは初めてだったので、緊張してたんですけど、コロナの時期とかで練習量が減って、思っていたより点が出なかったのが悔しかったです。体力や筋力の面や技術的にも、思ったようにいかなかったです。(練習で意識してきたことは)しっかり、緩まないようにうつことです。(見つかった課題は)練習の時から、しっかり練習量を増やしてうち込もうと思いました。(今後に生かしたいこと)今日見つかった課題を8月の終わりに新人戦があるので、それでしっかりベストな点が出せるように調整したいと思います」

▼波部
「もう少し、雨やからダウンにいくとか、そういう所を予測してうつべきだったかなと思います。1回ものすごく雨が降った時に、みんな矢が下にいっていたので、3本もうつ前にもっと考えるべきだったなと。でも、王座の時の雨は吹っ切れてしまった部分があったんですけど、今回は考えながらもうつことができたので、余裕はできたのかなと思いました。(練習で意識してきたこと)どうしても50㍍に苦手意識がすごくあって。のびのびうてる距離でもないし、30㍍ほどあたるわけでもないので、50㍍は嫌だと思ってしまっていました。なので、もうちょっと楽しくうちきれるように練習すればよかったかなと思います。練習でも嫌がってうってしまっていたので。(手応えは)30㍍はそれなりによかったんですけど、50㍍は自分の実力を出せてないなというのは正直あって。(出場した12日午前の部は他に関大から出場した選手がおらず)誰にも相談することができなかったので、ずっと1人で黙々と、どうしようと考えていました。でも、決勝に残れたらえっか、ぐらいの感じで気楽にうっていました。(今後に生かしたいこと)50㍍の試合の経験が足りてないなと思いました。50㍍だから、それなりに点が出るだろうみたいな甘えが自分にあったので、もう少し気を引き締めないといけないなと思いました。試合は試合だし、試合ということに変わりはないから、自分にメリハリをつけさせないといけないなと思います」

▼一樂
「少し前にポンドを落として(弓の)重さを変えて引きやすくなりました。50㍍は引きやすくなった分、リズムよくうてて点数は出たんですけど、30㍍になったら、慣れてない分点数があまり出ませんでした。全体的に見たら点数はよかったです。でも、50㍍から30㍍で点数が下がってしまって、次の決勝に進めたら、決勝で勝ち進められるように練習したいと思います。(練習で意識してきたこと)先週の土日に国体のブロック大会があって、その点数があまりよくない結果で、そこでの反省点を、この試合で生かせるように練習しました。(これからの試合に生かしたいこと)今の弓の感覚に慣れることをまず意識して、技術面というよりはメンタル面が弱い所があるので、日々の練習から緊張したり気合いを入れて練習したいと思います」

▼中光
「今日も雨が降っていて、試合で雨が降る確率がすごく高くて風も強くて、自分は左右に振られやすいので嫌だったんですけど、そこまで点数が落ちることもなく、気持ちも落とさずに安定してうてたのでトータルとしてはよかった方だと思います。(練習で意識してきたこと)8月の頭に、広島の国体合宿に参加させていただいて、その時に先輩や社会人の方々に教えていただいたことがたくさんあったので、そこを集中的に意識して練習するようにしていました。(これからの試合に生かしたいこと)大会で、気持ちや点数があまり落ちないで安定してうてたのは自分の中ではけっこう珍しいことだったので、落ち着いてうてばそんなに外さないというのも分かってはいたんですけど、実践はできていませんでした。それが今回の大会で行えたので、この気持ちとかを忘れずに、次の大会でも安定して気持ちを落ち着かせてうてるようにしていきたいと思います」

▼佐竹
「最初50㍍で緊張しちゃって、いつも通りにうてなかったまま終わった、みたいな感じだったんですけど、30㍍はうまく切り替えれてカバーしていけたと思うので、決勝に進めたら、最初から自分の実力を出し切れるようにしていきたいと思います。(練習で意識してきたこと)最近、コーチに教えていただいたことがあったので、それをとりあえず今日の試合で多くできるようにというのを心がけてやってました。(これからの試合に生かしたいこと)最初から自分の実力が出し切れない所があるので、準備運動をしっかりしたりとか、自分でできる準備があると思うので、そういう点をしっかりしていきたいと思います」

▼史
「雨の中で環境がちょっと悪かったんですけど、その中で自分が出せるベストを出せたかなと思います。(練習で意識してきたこと)張りを強く持って、一定の力で弓をうつことを意識して練習してきました。(これからの試合に生かしたいこと)環境に左右されないだけの実力をつけていきたいなと思います」

▼岡本
「雨の中で結構しんどかったんですけど、自分のできることを信じて頑張りました。(練習で意識してきたこと)まっすぐ押して、まっすぐうつことを意識して練習してきました。(これからの試合に生かしたいこと)雨が降っても、どういう状況でも自分を信じてうてるように、練習したいと思いました」

▼川田主将
「激しい雨と風の中の試合で自分の思ったようにうつことができない場面もありましたが、普段とは違う状況を楽しんでプレーすることができました。(プレー中に意識したこと)終始練習よりもかなり低い点数をうつ結果となってしまいましたが、いくら悪い点をうっても集中を切らさずに最後までやり切ろうという意識でプレーしていました。(これからの試合に生かしたいこと)今日の試合はなかなか経験する事ができない程の強い風と大雨の中の試合だったので、この経験を次の大雨の中の試合で生かしたいと思います」

▼宮本女子主将
「第一に実力不足だと痛感しました。あたらないのに加え、雨で落ち込んでいましたが、一緒の試合だった関大女子のメンバーのおかげで途中からは楽しくうつことができました。(プレー中に意識したこと)的にあてることだけ意識していました。(これからの試合に生かしたいこと)毎立、安定して点が出せるようにもっと練習していきたいです」

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