◇ 第65回関西学生選手権大会 ◇男子団体予選◇7月17日◇関西大学弓道場◇
【試合結果】
[四ツ矢]
Aチーム 14中(全20射)
Bチーム 10中(全20射)
Cチーム 11中(全20射)
[一手]
Aチーム 9中(全10射)
Bチーム 7中(全10射)
Cチーム 7中(全10射)
[一本(1回目)]
Aチーム 4中(全5射)
Bチーム 1中(全5射)
Cチーム 2中(全5射)
[一本(2回目)]
Aチーム 3中(全5射)
Bチーム 3中(全5射)
Cチーム 2中(全5射)
→Aチームが9位で決勝進出決定
先日の全日本インカレに続き、関西選手権の予選が開催された。関大からはABCの3チームが出場。Aチームのメンバーは佐々木大河(法1)、菅野竣介(シス理3)、中西啓(経4)、國米雄太(社2)、冨田涼太(シス理4)の5人。先日行われたインカレ予選を突破したメンバーだ。Bチームのメンバーは永森結祐(シス理3)、髙橋優介(法3)、大下拓真(シス理2)、石井樹(経4)、井上裕文主将(法4)。Cチームのメンバーは森口渓太郎(シス理3)、大江達也(社2)、林信吾(シス理3)、田中祥弘(シス理4)、足立拓馬(社3)。以上15名が、決勝トーナメント進出を目指し戦いに臨んだ。

Aチームの四ツ矢から試合スタート。5人計20射中、前半の10射終了時点で9中を記録。好調な滑り出しを見せた。しかし、後半10射は5中と奮わない結果に。冨田が皆中を果たしたものの、チームとしては14中と満足とは言えない結果となった。
続いてBチーム。前半から勢いづけたいところだったが、2射目では5人中4人が外してしまう。3射目以降はなんとか持ち直したものの、前半のミスが響きチームとしての結果は10中に留まった。先日のインカレ個人予選を突破した永森は見事皆中。チームの的中数に貢献した。
最後はCチーム。比較的安定した行射を見せたが、最後まであまり調子は上がらない。田中祥が皆中を果たし、チームとしては11中を記録した。


続いて、同中だった場合に反映される一手と一本に移る。一手から行われ、Aチームは1射目から順調に的中を重ねる。計10射中9中という好的中を見せた。続くBチームも好調なスタートを切り、1射目を5人全員が的中。しかし2射目は2人の的中に留まり、計10射中7中となった。Cチームは1射目で勢いに乗れず。しかし2射目は全員が的中を果たし、Bチーム同様7中を記録した。
集中力を切らすことなく、試合は最後の一本へ。1回目、Aチームが4中を果たすもののBチームは井上主将の1中に留まる。2回目では各チーム大きく調子を崩すことはない。Cチームは、1回目2回目共に林と田中祥の的中となった。

「3チームとも練習よりも低い的中だった」と井上主将。本番で練習通りの結果を出すことの難しさを、改めて痛感した。それでも予選の結果、Aチームが9位で予選通過。7月25日に、オンライン形式にて決勝に挑む。今日の課題を修正し、また8月のインカレ決勝へのステップとして、関西の頂点に立つ。【文:横関あかり/写真:荒川拓輝】
▼井上主将
「3チームとも練習よりも低い的中で、全チーム予選を通って本戦に行かないといけないと練習から言ってましたがこのような形になってしまいました。練習通りの形を本番で出せなかったという課題を改めて実感しました。(見つかった課題は)各チームが一つになれてなく、今日出たメンバーでも一つになれてなかったこと、男子が一つになれなかったことが課題だと思います。(今後に向けて)監督、コーチからあった話のこともしっかり取り組んで、次の試合に向けて調整して、本番で結果を出せるようにやっていけたらと思います」
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