◇2021年度西日本インカレ出場決定戦◇7月4日◇対桃学大◇関西福祉科学大学◇
【前半終了】関大18―6桃学大
【後半終了】関大20―14桃学大
【試合終了】関大38―20桃学大
今大会2連勝中の関大男ハン。第3試合となる対桃学戦も圧倒的強さをみせた。
先制点は小橋澪椰主将(人4)の7㍍スロー。その後も落ち着いて攻め上がり、素早いパス回しで相手守備を翻弄する。攻め込まれる場面も見られたが、GK廣上永遠(文3)の鉄壁で相手の攻撃を通さない。前半21分、松本大昌(文2)のセンター攻撃から5連続得点。最少失点に抑え、18―6と大差で前半は終了した。
続く後半戦は相手に先制点を許してしまうも、即座に白井裕登(人1)が取り返す。激しく攻守が入れ替わり、松本がパスカットからのカウンターで連続得点。しかし、後半23分で相手の猛攻撃を受ける。それでも関大は、木村勇輝(社3)や奥川魁仁(経4)を中心に落ち着いて点を取り返した。交互に得点を繰り返し、東藤佑斗(人3)のセンターからの攻撃を最後に試合は終了した。
38―20と前2戦同様、大差での勝利となった。「今日は良かった」と中川昌幸監督。攻守ともに輝く試合だった。3連勝中の関大はこのまま頂上まで駆け上がっていく。【文・小西菜夕/写真・堀池勝大】
▼中川監督
「今日は良かった。良かったのは、前半からディフェンスが機能して、最少失点で前半はいけたと思います。悪かったところは、メンバーを変えてからの内容。課題だと思ってしっかり取り組んでもらわないと。(来週に向けて)来週は最重要な試合になってくるので、今日全てが良かったわけじゃないから、そこはしっかり修正して、今日みたいにミスしても修正する。凡事徹底というか、細かいとこまでちゃんとやって自分たちにいい流れが作れるように頑張りたいです」
▼小橋主将
「試験などで僕たち4回生がいない状況の中でも、後輩たちが頑張ってくれての今日の試合だったので、改めて後輩たちに助けられたなと感じました。声を出して雰囲気とかも作ってくれたので。あとディフェンスが良くて、守って走れる展開になったから、理想通りの展開というか、練習のままできたかなと思います。(チームで意識したことは)声で雰囲気を作ることと、速攻の戻りを意識しました。(今後の課題は)今までやってきたことをさらにレベルを上げたいです。まだ当たれていない部分があったので、そこでしっかり当たるのと、もっとディフェンスの戻りを早くすることを突き詰めていきたいです。(来週の試合に向けて)来週は順位がはっきりと出るので、そういう意味では自分たちの実力が分かるので、この一週間でさらにレベルを上げられるように、生活面も含めたチームの基礎的な部分とかをもう一回見直して、より応援されるチームになるように頑張りたいと思います」
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