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私が関大スポーツ編集局(カンスポ)に入部した理由はいくつかあるが、その中でも大きかったのが、アイススケート部フィギュア部門の取材に行けることだった。フィギュアスケートはテレビでの放送をよく見ていて、浅田真央さんのアイスショーを見に行ったこともある。無意識のうちに好きなスポーツとなっていた。

観客として楽しんできたフィギュアスケートだが、カンスポに入って取材回数を重ねるごとにこれまでと違う視点を得た。演技の裏にある努力や覚悟、点数には表れない葛藤や挑戦が、演技とインタビューを通して浮かび上がってくる。華やかな演技の奥にある『物語』を伝えられることが、取材の醍醐味だと感じるようになった。

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△浅田真央さんのアイスショーで買ったグッズ

これまで10回行ったフィギュアスケートの取材で一番の思い出は、第94回全日本フィギュアスケート選手権大会(全日本)。観客からの熱い視線を浴びながら関大の選手が登場する度に、祈るような気持ちで演技を見守る。中でも、今回の全日本で引退された木科雄登選手(M2)のフリースケーティング中、積み重ねてきた年月や思いが伝わってきて涙がこぼれそうになった。また全日本の会場には多くのプロの記者が集まり、カンスポも同じフィールドに立って取材をする。選手の演技に心を揺さぶられるだけでなく、責任の重さと緊張感を改めて実感した。

1月以降は、班員ではなく班長として取材へ行くこととなる。これまで選手と信頼関係を築いてきた由奈さん(中吉由奈=文3)から仕事を引き継ぐことは、まだまだ不安で自信がない。それでも生で見るからこその感動と共に、その背景にある選手が積み重ねてきたものを伝えられる記者になりたい。【川元咲季】

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△全日本が行われた代々木競技場第一体育館

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