◇2025年度関西学生秋季リーグ1部2部入れ替え戦◇対関学大◇12月7日◇甲南大学ホッケーグラウンド
[第1Q]関大0-1関学大
[第2Q]関大0-0関学大
[第3Q]関大0-2関学大
[第4Q]関大0-1関学大
[試合終了]関大0-4関学大
秋季リーグ戦を2部1位で終え、1部2部入れ替え戦に臨んだ。相まみえたのは宿敵・関学大。今季は1部リーグ最下位と苦戦を強いられていたが、格上の強敵だ。第1クオーター(Q)は序盤から相手の猛攻にあい、同12分に失点。第2Q、第3Qも同様に攻め込まれる時間帯が続く。それでも、FB齋藤奈津美(社2)やFB髙杉美羽(情3)に守りながら、攻撃のチャンスうかがう。それでも第3Qに2点、第4Qに1点奪われ合計で4失点を献上。何度もチャンスを作ったが得点には至らず、敗戦となった。
4年生の引退試合となるこの試合。第1Qは序盤から苦しい展開となる。同3分、FW岡林亜美(つぐみ=人4)からFW山根奈菜子(社4)へのパスをカットされカウンターを受ける。しかし、FB髙杉が体を張って防いだ。同7分、FB齋藤がボールをカットしカウンターを仕掛ける。FW野口奈央主将(人4)がドリブルで前進しとFW山根と共に攻め込むがシュートは打てなかった。同8分、相手FB間のパスをFW岡林がカット。GKと1対1となったがこのチャンスを決め切ることはできなかった。同12分に中央からブロックを崩されて失点。1点ビハインドで第1Qを終えた。

第2Qも苦しい時間が続く。同4分にFW岡林が2分間退場の判定を受け、数的不利の状況に。直後に右サイドを崩され大ピンチとなるがGK今尾一葉(文1)の好セーブで難を逃れた。同11分には相手の鋭いカウンターを受ける。しかし、FB松本奈那(人4)が冷静に対応。無理にボールへのアタックをせず、相手を遅らせて味方の帰陣を待って事なきを得た。同14分にはペナルティコーナー(PC)を献上。ここも、GK今尾の好セーブで失点を逃れた。

同点弾が欲しい第3Q。「巻き返そう」とフィールド上で明るい声が飛ぶ。同2分、FW山根が右サイドを打開し、ついにPCを獲得した。FB髙杉はサークルの中央に待つMF徳田琳(社2)ではなく、FW野口主将にパス。しかし、うまくすーとを打ち切ることはできなかった。こぼれ球を拾ってもう一度攻撃を組み立て、FW岡林がシュート。ここは相手GKのセーブに阻まれ得点することはできなかった。同4分、右サイドから攻め込まれ失点。加えて同7分、相手にPCを献上する。さらにPC中に反則を取られペナルティストロークを与えてしまった。これを冷静に決められ点差は3点に。そのまま第3Qが終了し、かなり苦しい状況で第4Qへと突入した。

4年生最後の15分。何とか3点差を挽回するべく、フィールド上を奔走した。同5分、FB髙杉がパスをカットし、そのまま持ち上がってチャンスに。FW別所南空(社4)へパスを通したが、相手に止められてしまった。同6分には、PCを献上してしまう。ここは何とか防いだが苦しい時間帯が続く。同12分、右サイドからブロックを崩されてピンチに。GK今尾とFB齋藤が体を投げ出して必死にゴールを守ったが、無情にもボールはゴールに突き刺さる。試合を決定づける4点目を献上してしまった。そのまま試合終了のホーンが鳴り響く。集大成となった入れ替え戦は悔しい敗戦となった。

試合後は引退する4年生から下級生に向けメッセージが送られた。2部最下位で終えた春季リーグ。そこから秋季リーグで優勝と自分たちが積み上げた努力を結果で示した。来季は念願の1部昇格へ。髙杉美羽新主将(情3)が率いるチームの目標は明確だ。【文:井原郷志/写真:井原郷志、村田淳希】
▽FW野口主将
「(入れ替え戦に向けどのような準備をしてきたのか)関学はまだ1度も勝てたことがなかった相手なので、1Q目からガツガツ当たりに行って、1-0で勝ち切るという目標にしていました。その中で強いボールのレシーブだったり、そのリバウンドの練習を結構やりました。(試合を振り返って)最初、結構いけるかなという場面がありましたが、そこで決めきれなかったのがこの1年間の課題で、最後までその通りになってしまいました。今日もズルズル持ってかれて、4点取られてしまったので、すごく悔しかったです。(最後の1年を振り返って)春は2部最下位という結果で、全然上手くいかなくて。本当に大丈夫かなと思ってたんですけど、秋季リーグはチームのみんなが力をつけてくれて。(チームのみんなが)支えてくれたおかげで、入れ替え戦にも出場できましたし、インカレにも出場できたので春と比較して秋は成長できたと思います。(自身の4年間を振り返って)あっという間だったんでした。特にこの1年間は本当に頼りないキャプテンだったと思うんですけど、みんなが支えてくれたおかげで、この1年間頑張ってこれました。チームのみんなのおかげもそうですし、監督、コーチのおかげだなと思っています。(4年目は)感謝の1年でした。(FB髙杉新主将について)新チームは主力メンバー残っているので、どんどん強くなっていくと思います。すごい楽しみなチームなので、美羽ちゃん(=FB髙杉新主将)を筆頭に今回できなかった1部昇格をぜひ達成してほしいです」
▽FB髙杉新主将
「(試合を振り返って)チャンスもあったんですけど、相手の技術が上手く、ちょっとしたミスでやられるところが多かったです。来年は改善して関関戦に勝てるように頑張ろうと思います。(1年間を振り返って)去年の4年生とても上手く、人数も多かったので一気に抜けてしまって、前期は苦しい時期もありました。しかし、なんとかチームでモチベーションを立て直して、後半に立て直すことができたかなと思っています。インカレも普段は予選をせずに出場しているんですけど、今年は予選があったことでより団結して、絶対勝とうという気持ちで後期に臨めたかなと思います。(4年生はどのような存在だったか)全体的にみんなが優しくて。先輩というよりも、いい意味で接しやすく、親近感がすごいある方々がでした。お互いにコミュニケーション取ることもできたりして、かなり大きい存在だったかなと思います。(主将として来年はどのようなチームにしていきたいか)人数が一気に減ってしまうので、最初は苦しいと思います。今回の試合を活かして勝ちたいですし、リーグ戦も2部で優勝して1部に上がれるように、自分たちの学年中心に今後も頑張っていきたいと思っています」
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