【アメリカンフットボール】リーグ最終戦は引き分けに終わり、3位で全日本トーナメントへ
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◇関西学生リーグDiv.1最終節◇対神大◇11月9日◇万博記念競技場
[第1Q]関大0ー3神大
[第2Q]関大0ー0神大
[第3Q]関大0ー0神大
[第4Q]関大3ー0神大
[試合終了]関大3ー3神大
全日本トーナメントへの出場が決まった上で迎えた、神大とのリーグ最終戦。勝てば2位の可能性もある中、結果はフィールドゴール(FG)1本のみに抑えられ引き分けに。昨年に続いて、関西リーグ3位で全日本トーナメントへ駒を進めることとなった。
雨が降りしきる悪天候の中、関大のレシーブで試合はスタート。今試合も、QB土井翔和(文1)がスタメンを任された。ランと短いパスを中心とする攻撃で、ファーストダウンを更新する。だが、ここはパントに封じ込まれた。パントの体勢に入ったK/P中井慎之祐(法4)がスナップを処理しきれず、ラッシュに捕まる痛恨のミス。自陣で攻撃権を相手に明け渡した。その後、神大に45㍎のFGを成功され、手痛い先制点を献上。幸先の悪い立ち上がりとなった。
反撃の糸口をつかみたい第2クオーター(Q)。相手がタイムアウトを取った直後、守備陣が一気に圧力をかけ、DL生悦住勝也(文4)がQBサックを浴びせる。ファーストダウン更新を阻み、相手の流れを断ち切った。だが、直後のドライブはパスが上手く通らず、すぐさま攻撃権を手放すことに。それでもディフェンス陣は崩れず、DB河村龍(法4)、LB東駿宏(人3)が立て続けに鋭いタックルを決め、相手オフェンスを押し戻す。堅守でFGに追い込むと、このキックは逸れて失敗となり、追加点は与えなかった。

なおも雨が降り注ぐ中、第3QはK/P中井のキックで始まる。立ち上がりからDB不破充優(人4)のロスタックルで、関大に勢いをもたらす。攻撃はようやく噛み合うようになり、WR藤田晃成(文2)のパスキャッチ、RB畑生武之進(商3)のランでリズムを取り戻した。しかし、K/P中井の36㍎のFGは無情にも不成功。つかみかけた得点を逃し、悔しいシリーズとなった。

ここまで依然として無得点のKAISERS。何としてでも得点をもぎ取りたいところだ。最終Q中盤、QB土居からWR吉識立海(社4)へのパスが通り前進すると、RB畑生が右サイドを駆け上がり、32㍎のビッグゲインに成功する。勢いそのままに、エンドゾーンまで残り4㍎に詰め寄り、最後はFGを選択。「いつも通り行け」と仲間からの声援を受けたK/P中井が冷静に沈める。第4Qでようやく同点に追いついた。

試合時間は残り2分に。TE桃木大治郎(商3)へのパスが決まりファーストダウンを更新したものの、直後に痛恨のインターセプト。それでも、ディフェンス陣が踏ん張りを見せ、相手のギャンブルを不成功に追い込んで望みをつなぐ。勝利を最後のシリーズに託した。WR藤田が空いたスペースに走り込み、執念のキャッチで勝負強さを示す。さらに、RB畑生が着実にゲインを重ね前進。関大スタンドの熱気も高まる中、残り9秒でK/P中井が逆転を懸けたFGに臨んだ。しかし、このキックは相手ブロックに阻止され失敗に。こぼれ球を拾ったK/P中井がエンドゾーンへ走り込んだが、タッチダウンとは認められず。時間を使い切り、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

「自分たちの実力が分からされた試合」とRB山㟢紀之主将(経4)。無念のドローは、選手たちに現実を突きつけた。直後の関学大・立命大の試合結果を待たずして、3位が確定。4勝2分1敗で今季リーグ戦を終えた。全日本トーナメント準々決勝の相手は、大混戦となった関東リーグで2位に食い込んだ明大。昨年、関大は準々決勝で早大に敗れ姿を消した。昨年の壁を乗り越え、追い求めてきた日本一へ。2週間後、遠く離れた関東の地で悲願の栄冠への第一歩を踏み出す。【文:早川莉央/写真:市場薫】
▼RB山㟢主将
「(全日本トーナメント進出が決まった上での今試合)自分たちが勝って、立命大が関学大に勝てば、抽選で2位が決まる可能性がありました。けれど、引き分けに終わってしまって、リーグ3位が確定しました。昨年と同じ順位でトーナメントに進出することが決まったので、準備を進めていきたいと思います。(雨はプレーに影響があったのか)雨は相手も同じ条件で、しかも前々から雨の予報だったので、想定はしていました。自分たちの実力が出たなというのが率直な感想です。3ー3という結果には、いろいろな要素が重なってはいるけれど、これが実力で、今の実力を神大が分らせてくれたと感じています。(関学大、立命大とは全日本トーナメントで再戦の可能性も)この2校に照準を合わせる以前に、昨年と同様に初戦敗退になってしまう可能性もあります。今の僕らの実力のまま、何も変わらず初戦を迎えると、2週間後に引退してしまうだろうという雰囲気を感じました。(大学での試合も残り最大3試合となった)リーグ戦を振り返って、ここまで自分がチームを勝たせたという試合は1つもないと思っています。きょうの試合も、情けないけがを負い途中で外れました。関学大戦、立命大戦についても、どちらもやり切ってはいるけれど、勝利へ導くビッグプレーはできませんでした。そういうビッグゲームで、チームの勝利に貢献できるプレーを起こしたいです」
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