◇2025年度ムロオ関西大学ジュニア・コルツリーグ◇対関学大◇11月1日◇関西大学吹田みらいキャンパス
ジュニアリーグ
[前半]関大24ー26関学大
[後半]関大17ー26関学大
[試合終了]関大41ー52関学大
コルツリーグ
[前半]関大21ー14関学大
[後半]関大5ー17関学大
[試合終了]関大26ー31関学大
ジュニア・コルツどちらでも先制点を奪い、前半は関大優位で試合を進める。しかし、後半は相手にペースを握られ複数トライを献上。巻き返しを図り果敢に攻め込むも、あと一歩及ばず。Aリーグでも敗北を喫した関学大へのリベンジとはならなかった。
先に行われたのはジュニアリーグ。開始早々WTB西山賢翔(法3)が左サイドを駆け上がりトライを奪う。幸先の良いスタートを切った。だが前半8分、関大に反則が生まれ自陣インゴール手前で相手のスクラムに。サイドいっぱいにボールをつながれピンチが訪れるも、相手の反則を誘いトライとはさせなかった。同14分FB岡本大樹(ビジ1)がディフェンスラインを突破し、トライする。さらに、SO高橋瀬句(人2)がキックも決め切り追加点を挙げた。だが同24分、29分と連続でトライを献上し差は3点に。苦しい場面からFB岡本が相手選手を振り切り抜け出すと、そこから左サイドへとパスをつなぐ。最後はWTB遠藤亮真(経4)がトライを決め、再び差をつけた。しかし終盤にトライを奪われ、2点リードで前半終了。

後半の先制点は相手に奪われ、逆転を許した。だが同9分、PR川島大虎(文1)が敵陣へと侵入し前進する。SH嘉悦滉太(人3)へとボールが回り、右サイドにパスをつないでトライ。しかし相手の攻撃は止まらない。同8分、12分と連続でトライを奪われ、点差を離される。同16分に、FB岡本とWBT細井一志(人1)が左サイドを駆け上がりトライ。なんとか食らいつき差を縮めるが、相手も負けじとトライする。同23分、フェーズを重ねて敵陣深くへと攻め込むと、最後はSH坂本蒼莞(社1)が抜け出しトライを奪った。さらなる追加点が欲しかったが、ここから両者得点が生まれることなく試合終了。逆転負けとなった。

続いてコルツリーグが行われた。前半3分、敵陣での攻防に。WTB藤澤蓮(経4)が抜け出し、トライを決める。また同9分、FL吉川大貴(社1)が中央付近へとかけ寄りトライを試みるが、インゴール手前でボールを落としてしまった。しかし、相手の反則から敵陣深くでのラインアウトを獲得。最後はPR森下陽希(経2)が押し込みトライする。追加点を挙げ、相手を突き放した。しかし、相手に左サイドを抜けられトライを献上。7点を返されてしまった。同24分、右サイドへとパスを回し、FB浦颯太(政策4)がインゴールへと飛び込む。だが、前半終了間際に相手が7点を追加。再び差を詰められ、前半を終えた。

後半開始早々、関大にチャンスが訪れた。敵陣でのスクラムを獲得し、パスをつなぎながら前進を試みる。しかし、相手の粘り強いディフェンスに阻まれ、惜しくもトライとはならない。同9分、フェーズを重ね、インゴール付近へと侵入する。CTB般若一慧(経1)からWTB松本拓斗(政策2)へとパスをつなぎ、トライ。大きな追加点となった。しかし、ここから相手に3連続でトライを奪われ、逆転を許す。再逆転を目指し敵陣深くでの攻防を続けるが、思うような攻撃ができない時間が続いた。相手の反則を何度も誘い関大ペースに持ち込むも、あと一歩が出ずトライとはならない。最後は反則を取られ、ノーサイド。試合終了間際までリードを奪っていただけに、悔しい敗戦となった。

Aリーグに続き、ジュニア・コルツでも敗れた伝統の関関戦。次節は、立命大との対戦だ。今春敗れた雪辱を果たせるか。全員ラグビーで戦い抜く。【文・春田史帆/写真:石川玲奈】
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