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◇令和3年度関西学生春季リーグ戦第5節◇対近大1回戦◇5月24日◇わかさスタジアム京都◇

近 大 300 000 000 5=8

関 大 100 000 110 1=4

(近)久保、寺沢、小寺-西川、大杉

(関)鷲尾、池本、辰己、桃尾、巻-久保田拓

1(中)安藤

2(右)中井颯

3(遊)野口

4(捕)久保田拓

5(一)口分田

6(三)藤﨑

7(左)小河

8(四)坂之下

9(投)鷲尾

前節の京大戦では2連勝と、いい流れで近大との勝負に挑んだ。先発の鷲尾昴哉(経3)は初回こそ点を許したものの、2回以降は安打を許さないピッチングを見せた。打っては久保田拓真(社4)の特大本塁打を含む11本の安打を生み出すも、大量得点はとれずに敗北を喫した。

マウンドに上がった鷲尾は近大打線に長打2本を許し、初回に3点を失う。

IMG_0232-scaled-e1621905250588-133x200 タイブレークの末、黒星
△鷲尾

しかしその裏、先頭打者の安藤大一郎(経4)が右前安打で出塁すると、野口智哉(人4)が左前にボールを運び1点を取り返す。

IMG_0259-300x200 タイブレークの末、黒星
△安藤
224A3439-scaled-e1621905838789-300x193 タイブレークの末、黒星
△野口

2回には鷲尾が三者連続三振と好投を見せる。その後も四球を与えるも5回3安打に抑え、

池本純(社4)につないだ。

IMG_0620-scaled-e1621905902327-300x196 タイブレークの末、黒星
△池本

盛り上がりを見せたのは6回裏。この回先頭打者の中井颯良(政策2)がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取る。その後、口分田楓太(人3)左前安打を放ち2死一、三塁のチャンス。しかしあと一本が出ず、この回は無得点に終わった。

E2HmnKyVIAAFnuW-e1621906154367-300x186 タイブレークの末、黒星
△中井颯

7回表、池本は打たせて取る投球で三者凡退に抑え、守備からリズムを作る。裏には2死から代打・柳本直輝(人2)が左前安打で出塁すると、安藤も中前安打で一、二塁のチャンスを呼び寄せた。そして代打・有馬諒(商2)が右前に流し打ち、1点差に追いつく。

IMG_0833-300x200 タイブレークの末、黒星
△柳本
IMG_3204-300x200 タイブレークの末、黒星
△有馬

8回表、辰己晴野(人3)がマウンドに上がる。死球で走者を背負うも、ワンバウンド送球で盗塁を阻止。この回も無失点に抑える。

IMG_1122-scaled-e1621906421721-300x195 タイブレークの末、黒星
△辰己

その裏、打席に立ったのは久保田拓。ファウルで粘り、フルカウントから相手投手の投じた9球目。力強いスイングで場外までアーチを描き、3-3と同点とする。逆転したいところだったが、その後は安打が出ずにタイブレーク採用の延長10回に突入する。

IMG_0949-scaled-e1621906478636-300x200 タイブレークの末、黒星
△久保田拓

10回表、相手一番打者に中適時打を許しリードされる。1死一、二塁から中適時三塁打を浴び、この回3失点でマウンドを桃尾岳宜(情4)を譲る。しかし味方の失策の間に追加点を与えてしまう。続いてマウンドには巻大地(商4)が上がると、適時打を含む2本の安打を許す。最後は二ゴロ併殺打で打ち取ったものの、この回で点差を5に広げられる。

IMG_1128-scaled-e1621906558734-289x200 タイブレークの末、黒星
△桃尾
IMG_1157-scaled-e1621906640943-300x196 タイブレークの末、黒星
△巻

10回裏はクリーンナップから始まった。野口がフルカウントから右方向に適時二塁打を放ち、1点を取り返し、ベンチも盛り上がりを見せる。しかし、反撃もここまで。総力戦で挑んだが黒星がついてしまった。

IMG_3481-300x200 タイブレークの末、黒星

終盤に追いついただけに悔しい敗北となった。秋季リーグにつなげるためにも勝ち越したいこの春季リーグ最終節。勝ち点を掴み取り、有終の美を飾りたい。

【文:上田紫央里/写真:上田紫央里、荒川拓輝】

▽早瀬監督

「総力戦となるのは練習がそこまで充実してできてなかったため予測してました。ピッチャーも繋ぎながらと言う形になった中で、今日は粘れました。でも、最後には力尽きたかなと思います。ただ、いろんなことが今日の試合で見つかったので、明日のゲームや秋に繋げたいと思います。そのためにも明日は今日以上の結果で勝ちたいなと思います」

▽野口

「今までずっと調子が上がらなくて、昨日の夜にどうせ打てないんだったら明日は全部逆方向を狙っていこうと思い、今日はそういう気持ちで打席に入りました。1打席目でヒットが出たので楽になれました。(試合ができない期間はどのように調整したか)グラウンドでも調整出来ませんでした。グラウンドで調整出来ないのはもう3、4回目なのでその部分については慣れました。(体が開かないように意識したことは)左足の後ろの方に体重を乗せようと思って、右足はどういうふうに出してもいいかなと思っていました。(厳しく攻められているという点では)マークが厳しくなっていてこういうことも乗り越えていかないといけないと思います。最上級生でマークもされていますし、その中で結果を出せないのは自分の弱さだと改めて感じました。あと残りの試合でできるようになったことを出していきたいと思います」

▽久保田拓

「(2試合連続のホームランでしたが)

1点差で負けていて、追いつきたい場面で出塁することを考えて振った結果がホームランになって良かったです。このリーグ戦を通じて調子が良くなかった中で後半上げで来ることができて良かったです。(調子を上げられている要因)リーグ戦が一度中断して、その期間にバットを振り込んで振る力をつけた結果だと思います。(1打席も同じようにいい当たりでしたが)1打席目の方が入ったと思いました。でもタイミングが合わなくてタイミングが合わなかったです。(どういう風に秋に繋げていきたいですか?)最終節なんで明日と3戦目に必ず勝って秋にいい感じで繋げれるように頑張りたいと思います。(ピッチャーを受けていて)1回は先発の鷲尾があまりストレートが走ってなかったんですけど、点数を取られて気合が入ってボールが良くなりました。2回以降はストレートのキレがありました。(明日への意気込み)3戦目に繋げれるようにチーム全体で勝ちを目指して、意地でも取りにいきたいと思うのでしっかりと準備したいと思います」

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