◇第61回関西学生合気道演武大会◇10月25日◇吹田市立武道館洗心館
合気道に励む者たちが集う関西学生合気道演武大会。関大合気道部からは37名が出場し、それぞれが鍛錬の成果を発揮した。
関大は第1部のトップバッター。緊張感が漂う中、畳に進み出る。まず披露したのは徒手演武だ。迫力のある投げ技で、会場の視線を釘付けに。掛け声と共に、ペアで息の合った演武を見せた。

続いて行われたのは杖演武。しなやかに杖を使った力強い演武は、観客の目を釘付けにした。

関大が所属している、関西学生合気道連盟は今年で65周年を迎えた。同じ武道に通ずる者同士で切磋琢磨し共に成長するのは、勝敗がつかない合気道という競技の大きな魅力だろう。この先の大会に向け更に鍛錬を重ねて悔いのない演武を披露できるよう、道士は進化を続ける。【文/写真:川元咲季、宮寧彩】
▽吉川翔大主将(法3)
「(今日の演武を振り返って)今日の演武は関大は3部構成でやったんですけど、秋学期になって1回生の春から始めた人もだいぶいい演武ができるようになってきて、3回生は引退前の演武いうことで、3年間の集大成を見せれたかなと思います。(これまでどのような練習をしてきたか)平日毎日練習があるんですけど、その時に演武練習の時間を別で設けて、毎日この大会に向けて練習を各々のペアで行っていました。(全国大会への意気込み)3回生の最後の全国大会ということで、そこが結構引退の節目にもなると思いますので、悔いが残らないような演武をしたいと思います」
▽鈴川夏生(ビジ1)
「(今日の演武を振り返って)今まで練習してきてちょっと不安だったんですけど、うまくできて良かったです。(これまでどのような練習をしてきたか)ペアの松江先輩(=松江千晴(社3))と試行錯誤しながら、技の見せ方を考えて、見ている側が楽しいような演武を考えました。(全国大会に向けての意気込み)全国大会では今まで練習してきたことを発揮できるように、毎日小さな目標を作って頑張っていきたいです」
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