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◇2025年度全関西大学女子リーグ戦第10戦◇対流科大◇10月19日◇関西大学東体育館

[第1Q]関大16-9流科大
[第2Q]関大24-18流科大
[第3Q]関大16-24流科大
[第4Q]関大14-15流科大
[試合終了]○関大70-66流科大

駆け抜けた先には、最高の結末が待っていた。前日に入れ替え戦出場を決めた関大女バス。迎えたリーグ最終戦は、優勝を懸けて同率首位の流科大と対峙(たいじ)した。序盤から僅差の展開が続き、第4クオーター(Q)では一時3点差に。それでも会場中に響く応援を力に変え、最後までリードを守り抜く。目標の『2部優勝』を果たし、試合後には満開の笑顔が咲き誇った。

20251108_104255-200x133 【バスケットボール女子】全員バスケで2部優勝!
△全員で「1」のポーズを取る

ついに迎えたリーグ最終戦。ホームに多くの観客が訪れ、声援が飛び交う中試合が始まった。関大ボールで第1Qがスタートすると、川崎真子(人3)のレイアップで先制に成功。さらに西梨花(政策2)から新島怜侑(りょう=社4)へとつなぎ、ゴール下シュートを沈めた。直後に逆転されるも、すぐさま立岡春咲(はるき=文1)のシュートで6-5に。新島や西のスリーポイントシュートも決まり、7点リードで最初のQを終えた。

IMG_9063-200x133 【バスケットボール女子】全員バスケで2部優勝!
△新島

第2Qの先制点は相手に。しかし、西のシュートですぐさま得点。さらに石井花那(文3)のスリーポイントシュートが連続で決まり、会場は大歓声に包まれる。ここで相手がタイムアウトを要求するも、関大優勢の流れは止まらない。再開後すぐに岩崎ひなた(経1)がゴール下シュートを沈め、川崎と新島のスリーポイントシュートでも得点。ディフェンスでは何度も相手の攻撃の芽を摘み、13点リードで試合を折り返した。

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△石井

さらに勢いづけたい第3Q。相手に先制されるも、西が連続でシュートを沈める。徐々に点差を離し、関大側からは大きな歓声が沸き起こった。しかし相手がバスケットカウントを獲得すると、流れが少しずつ傾いてしまう。フリースローから5連続で得点を許し、一気に点差は7点に。反撃に出ようとするも、パスカットやリバウンドを取られ、思うように攻撃につながらず。それでも、終盤には石井のスリーポイントシュートや立岡のシュートで得点。56-51で、優勝を懸けた試合は勝負の第4Qへ。

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△西

「全員で勝ちに行きましょう!」。心1つに迎えた第4Q。西のゴール下シュートで先制点を奪う。しかし、相手に連続でレイアップを決められてしまった。これで点差はわずか3点に。新島や川崎のシュートで点差を離すが、3連続得点で相手に詰め寄られてしまう。残り3分で2点差となり、1本のシュートが勝敗を握る緊迫した展開に。それでも、応援に駆け付けた男子部員や関大一高のバスケットボール部の大声援を力に変え、懸命にコートを駆ける。松木りん主将(人4)がレイアップを沈め、西のゴール下シュートでも得点。6点差をつけ、ここで相手がタイムアウトを要求した。再開直後には得点を許し、再び3点差に。それでも全員で守り抜き、残り10秒を切った場面では新島がフリースローを獲得。2本とも決め、点差を5点に広げる。さらにリバウンドを松木主将が奪うと、関大ベンチからは大歓声が。そのままボールをキープし、試合終了のブザーが鳴り響いた。松木主将のもとに部員たちが駆け寄り、あふれんばかりの笑顔が咲き誇る。努力を重ね続けたホームのコートで、『2部優勝』という最高の結末を迎えた瞬間だった。

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△松木主将
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△優勝を決め、喜びを分かち合う

リーグ最終戦で敗れ、入れ替え戦への道が閉ざされた昨年。『2部優勝・1部昇格』ただ1点を見つめ、この1年間を駆け抜けてきた。優勝が決まり、こぼれ落ちた涙。それは、この1年間の苦しみ、葛藤、全てが報われた瞬間だった。会場中からは惜しみない拍手が送られ、その真ん中で24人の笑顔が輝く。思うようにいかない試合も多かった中、全員の力で『2部優勝』を成し遂げた。

ここから先の入れ替え戦は、負ければ4年生は引退、2部残留の大一番。1部昇格へは、3連勝することが絶対条件となる。たくさんの喜び、苦しみを共にした仲間と共に、追い求めてきた景色へ。『1部昇格』に向け、最後の戦いが始まる。【文/中吉由奈:写真:首藤里咲、中吉由奈】

▼松木主将
「(優勝を決めた瞬間を振り返って)本当にうれしかったです。それに尽きるのと、まだ終わっていないし、まだ1つ目の目標をクリアしただけやけど、この1年頑張って良かったなという思いがすごくこみ上げてきました。(試合前に話したこと)優勝して1部に上がろうということと、本当に勝つことにこだわってという話をしました。自分たちのやるべきことを徹底すること、やってきたことを出し切ったら絶対に勝てる相手と分かっていたし、勝てる自信もあったので、そこはしっかりやりながら。ホームゲームでちょっと緊張感もあったけど、それも力に変えながらやろうと話しました。(試合前半を振り返って)最初に自分たちのペースで点差を開けてリードできて、このリーグ戦を通してそういうシチュエーションが多かったので、出だしの強さというのは結構ついたと思います。(後半は点差が詰まる場面もあった)やっぱり流れがあるスポーツで、追いつかれることもあったんですけど、集中してしっかり丁寧にプレーをやり切ることはみんなで声をかけ合っていました。でもターンオーバーしてしまって(点を)取られた場面もあったので、そこはまだまだ課題なのかなと思います。(9勝1敗で2部優勝。リーグ全体を振り返って)全勝優勝を掲げていたので、1敗してしまったところはすごく悔しいです。でも1つ目の優勝というところはクリアできたのでうれしいなと思います。カイ(=日髙さくら・人4)が途中でけがして後半はいない状態で、そこでちょっと不安もあったんですけど、その分をみんなでカバーできて戦えたと思います。(ターニングポイントになった試合は)電通大戦だと思います。やることをやっていればもう少し圧倒できた中で、競った展開で厳しい試合になってしまって。結局3点差になって、この試合は勝てたかもしれないけど、2部で優勝すること、入れ替え戦を見越したら、このままじゃ絶対勝てないと思いました。その後にミーティングもたくさんしたので、その試合がターニングポイントだと思います。(選手9人から始まったこのチーム。リーグ戦は24人で戦い抜いた)とにかく裏で動いている人たちにすごく感謝したいなと思っています。マネージャーの子たちも増えて、スカウティングとか自分たちがやりやすいようにずっと裏で動いてくれて、すごく助かっていて。自分たちがバスケットに集中できる環境を作ってくれているからすごくそこは感謝したいし、この大人数ならではの強みだと思います。(会場には大声援が響いた)すごく気持ち良かったです。コートが見える範囲に限りがあるから、反対側にも関大の応援がいたり。ホーム戦やからこそかもしれないですけど、これだけ女バスのために集まって応援してくれてすごくうれしかったです。(入れ替え戦に向けて)ここはまだ通過点に過ぎないので、ここからの3週間もっとチームとしての結束力であったり、チームの強みを伸ばしていきたいです。このリーグ10試合で出た課題に向き合って、チームとしてレベルアップして、負けたら終わりなので、絶対3試合勝って1部に上がりたいなと思います」

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