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◇2025年度関西学生リーグ戦第10戦◇対神医大◇10月19日◇流通科学大学

[第1Q]関大23-16神医大
[第2Q]関大17-20神医大
[第3Q]関大21-14神医大
[第4Q]関大16-16神医大
[試合終了]○関大77-66神医大

リーグ9戦を終え、4勝5敗の関大男バス。上位リーグ進出の可能性を残すためにはこの試合での勝利が絶対条件となる。第1クオーター(Q)は関大ペースになるも、追い上げを食らい、4点差で前半を終えた。試合の流れを左右する第3Qの入り。ここで関大らしさが光り、さらに点差を離すことに成功する。最後までリードを守り続け、見事5勝目を飾った。

ジャンプボールを制し、関大ボールで試合が開始。最初のシュートはリングに通らず。相手のバスケットカウントで先制点を献上した。その後は、両者譲らぬ互角の戦いとなる。中盤にリードを奪ったのは神医大だった。スリーポイントシュートとバスケットカウントを決められ、4点ビハインドに。しかし、ここから関大が本領を発揮する。残り時間2分で、倉ノ下大吉(人4)と北岡雄斗(人3)のスリーポイントシュートでリングネットを揺らした。野村吏希(シス理3)と奥村将吾(安全2)もシュートを決め、一気に試合の主導権を握る。中盤までは押される展開になるも、終盤で点差を離し、23-16で第1Qを終えた。

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△倉ノ下

勢いそのままに得点を重ねたい関大。しかし、またもバスケットカウントで先制を許す。山本晴大(安全2)がスリーポイントシュートを決めるも、相手が2本のスリーポイントシュートを沈めた。岩本悠太主将(経4)と福間啓人(社4)のシュートでなんとかリードを保つも、相手にシュートを決められ同点に。ここで関大がタイムアウトを要求。タイムアウト明けは野村がミドルシュートを決めた。さらに奥村のスティールから速攻を決め、関大ベンチからは歓声が上がる。しかし得点を許し、再び同点に。それでも河野穂高(情1)と奥村がスリーポイントシュートを決め切る。逆転されることなく、4点リードで試合を折り返した。

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△河野

どちらが勝つか分からない接戦の中、始まった第3Q。岩本主将のアシストから西村宗大(経3)がシュートを決め、幸先よく先制点を挙げる。しかし、その後は関大がシュートを打つ機会が多くなるが、ボールをリングに通すことができない。その間は、マンツーマンディフェンスでなんとか失点を抑える。ディフェンスから流れを作り、岩本主将のミドルシュートと福間のスティールからの速攻が決まり、リードを9点に広げた。相手のタイムアウトにも動じず、さらに攻撃を加速させる関大。西村、福間、奥村のシュートが決まり、集中力の高さを見せつける。しかし、チームファールがたまり、フリースローでの失点が続いた。それでも最後は西村がジャンプシュートを決め、61-50で最終Qへ。

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△岩本主将

最終Qの序盤は一進一退の攻防に。8点差に詰め寄られた時点でタイムアウトを要求する。そこから、福間と倉ノ下のスリーポイントシュートが決まり、勝利を後押しする得点に。焦りから相手がファールをため、関大はフリースローをもらう。西村と福間が確実にフリースローを決め、そのまま白星をつかんだ。上位リーグ進出には勝利が必須とされた今試合を見事勝ち切り、選手たちは笑顔を見せる。応援に駆けつけたメンバーの力強い声援を力に、大事な1勝をつかみ取った。

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△福間
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△拍手を送る選手たち

勝利が必須の中、相手との混戦を制した関大。ついに迎える1次リーグ最終戦では、上位リーグ進出を懸けて現在順位4位の大院大と対戦する。関大が上位リーグに進むためには、勝利が求められることに。他大学と勝ち点が同じになると得失点差で順位を決めるため、大院大に大きく点差をつける必要がある。結果次第で無条件でのインカレ出場が決まるため、両校とも意地と意地のぶつかり合いに。悔しさを味わった今年の思いを全てぶつけ、必ず上位リーグの切符をつかみ取る。【文/写真:井藤佳奈】

▼倉ノ下
「(どのような気持ちで挑んだか)上位の京産大と天理大に負けてしまったので、もう後がないという中で、この試合は絶対に勝ち切ろうということをチーム内で話していました。それをチームで徹底することができて、勝ち切れたのが良かったです。(後半で点差を離したが、意識したことは)相手の留学生が強烈なので、ファウルアウトさせて。前半はファールをどんどん積ませていくことを意識していました。後半になって1人の留学生が退場してくれたので、そこが結構ポイントだったと思います。(自身のフレーを振り返って)留学生が僕のことを離して、シュートを打たせてくれてたので、当たり前に決めることが大切だと思って、打ち切ってしっかり決めました。(最終戦の意気込み)大院大に勝ったら上位の可能性があると思うので、チーム一丸となって今週練習をして、来週勝ち切れるように頑張っていきます」

▼奥村
「(チームとしてどのような気持ちで挑んだか)チームとしては、今日と来週の大院大戦を勝たないと上位に入る可能性が低かったので、絶対に今日の試合を勝とうという気持ちでチームで挑みました。(後半で意識したことは)前半は相手にリバウンドを簡単に取られたり、スリーポイントシュートとかを簡単に打たせたりしていたので、後半の入る前にちゃんとキャッチアンドスリーをなくすことや、リバウンドを全員で取りに行くことを意識してやりました。(ディフェンスの際に心がけていることは)ディフェンスは、とりあえず相手に簡単にドライブをさせないように積極的にプレッシャーをかけています。私は結構足が動いていると思うので、相手に簡単にプレーさせないことを意識しています。(最終戦への意気込み)大院大に勝てば上位も見えてくるので、圧倒的な力を見せて勝ちたいと思います。

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