◇全日本学生選手権大会第72回男子総合第38回女子総合1日目◇10月23日◇栃木県ライフル射撃場
[10mAR女子立射60発競技(AR60W)]
第2射群23位 保志場 596.5点
第3射群2位 桝田 606.4点
第3射群18位 山下 584.0点
[50mSBライフル女子三姿勢]
第1射群16位 西東 517点
4日間にかけて行われるインカレ。初日はAR60WとSBライフル女子三姿勢の本選が行われ、4人の選手が出場した。秋関から1カ月、おのおのが実力を上げたが関東の強敵たちにはかなわず。ファイナル進出には届かなかった。
関大勢のトップバッターは、女子三姿勢第1射群に出場した西東咲葵(社1)。膝射の20射は左向きの風に流され、得点が安定しない。1シリーズ目は80点、2シリーズ目は79点と上位に大きく差をつけられた。続く伏射では、8から10点台をキープする。合計180点に達したものの順位を伸ばすことはできない。立射の20射は中心から少し左にずれ8、9点が続いた。2シリーズ目は4回10点を射抜いたが得点を伸ばし切れず。トータル517点で第1射群16位と悔しい結果に終わった。

AR60W第2射群には保志場想(経2)が出場。悪くはない点数だったが、1シリーズ目から100点を超えることはできず。2、3シリーズ目も緊張からか90点台にとどまり、思うように点数を伸ばせない。4シリーズ目からは立て直して、100点台を推移。だが、上位争いに食い込むことはできずトータル600点には届かなかった。

第3射群には山下尚子(情4)、桝田安里(化生2)が出場。山下は1シリーズ目は97.4点に止まる。2シリーズ目は10点台を射抜き100点台をマーク。しかし、その後は右下がりとなり点数を伸ばすことができず。第2射群18位で競技を終えた。桝田は1シリーズ目から101.7点と幸先の良いスタートを切る。2シリーズ目は8、9点台が多くなり90点台に。それでも、集中力を切らさず3シリーズ目からは100点超えを維持する。安定した行射でトータル606.4点をたたき出したが、ファイナル進出には届かなかった。


2日目はAP男女60発競技、SBライフル女子三姿勢のファイナルが行われる。本選で8位以内に入り、ファイナル進出へ。1射に思いを込め、栃木の地で関大の名を轟かせてみせる。【文/写真:木村遥太】
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