◇2025ムロオ関西大学Aリーグ第2節◇対京産大◇9月28日◇紀三井寺公園陸上競技場
[前半]関大10ー33京産大
[後半]関大0ー15京産大
[試合終了]関大10ー48京産大
天理大に大敗し、スタートした今年のAリーグ。第2節は京産大と対戦した。押し込まれる展開が長くなったが、CTB神戸逸玖(法4)のトライなどで巻き返しを試みる。しかし、昨年2位の強豪の壁は高く、次々にトライを許す展開となった。チャンスを何度も作るが、得点につなげることができず。初戦に続いての黒星となった。

京産大のキックオフで試合が始まった。前半9分、クリアボールがダイレクトタッチとなり、自陣深くでラインアウトのピンチに。相手はボールをキャッチし、モールを形成する。そのままインゴールへ押し込まれ、先制を許した。しかし、直後のキックオフからチャンスが生まれる。SO﨑田士人(らいと=文4)が敵陣深くに蹴り込むと同時に、一斉にチャージ。PR堂免海斗(安全4)が相手のリターンを体に当て、クリアを選択させることに成功。敵陣深くでラインアウトのチャンスを獲得した。HO大林直人(環都4)が投げ入れたボールをFL岡田薫瑠(商3)がキャッチ。右から左へと流れるようなパス回しで相手を振り切りCTB神戸がトライを奪う。その後のコンバージョンキックもSO﨑田が成功させ同点に追いついた。

しかし、ここから京産大が怒涛(どとう)の攻撃を見せる。同28分、33分と連続でトライを許し、スコアが7ー24となった。同37分、関大は短いキックで前進を試みる。敵陣深くでボールを持った相手にLO中村豪(商4)がタックルを仕掛け、慌てた相手は何とかクリア。またしても絶好の位置でラインアウトを獲得する。ラインアウトのボールを保持し、攻撃に転じるタイミングで相手のハイタックルを誘発。関大はペナルティーゴール(PG)を選択し、SO﨑田がしっかりと決め切って3点を返す。流れに乗りたい関大だったが前半終了間際にトライを許し、10-33で前半を終えた。

巻き返しを図りたい後半は関大のキックオフで開始する。開始早々変わって入ったCTB有冨隆之輔(ビジ1)が抜け出してチャンスを演出。敵陣インゴール手前でマイボールのラインアウトを獲得した。モールを組んで相手を押していくが、オブストラクションの判定。絶好のチャンスを逃した。その後、後半9分、14分と続けてトライを許し、スコアは43-10へと広がってしまう。関大は同24分にFL奥平一磨呂主将(政策4)を投入し巻き返しを図るが、目立ったチャンスを作ることができないままゲームは終盤へ突入した。同27分、SO﨑田を起点にパスがつながりチャンスに。相手を揺さぶりインゴールに迫ったがHO大林が相手につかまり、ノットリリースザボールの判定。チャンスをものにすることができなかった。同40+2分にはダメ押しのトライを献上し、スコアは10ー48に。そのままノーサイドのホイッスルが鳴り響き敗戦となった。

強敵相手に大きく点差をつけられる結果となった関大。リーグ開幕2連敗と苦杯をなめる展開となっている。しかし、苦しい状況の中でも、今季初トライが生まれるなどポジティブな要素も含まれる内容であった。FL奥平主将が宣言した「リーグ5勝」を達成するためにはここから全勝する必要がある関大。苦しい状況を打破し、快進撃を見せることができるだろうか。【文:井原郷志/写真:石尾うた】
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