◇2025年度関西学生秋季リーグ戦第8戦◇対立命大◇9月21日◇京都産業大学
[前半終了]関大15一9立命大
[後半終了]関大17一10立命大
[試合終了]関大32一19立命大
立命大との試合は、インカレ出場に向けて絶対に負けられない一戦となった。前半は粘り強い守備で、失点を1桁に抑える。後半には男子の応援も加わり、会場は関大ムードに。相手に勢いを持たすことなく勝利した。
相手の得点から始まった前半。前半4分までは、拮抗(きっこう)した試合展開に。しかし、池田真心都(法3)が立て続けにセーブをし、流れを変えた。上川華奈(商4)の積極的なオフェンスを中心に、攻撃を仕掛ける場面が増える。小田真子(法4)の連続得点もあり、相手はタイムアウトを要求。再開直後、向理緒(人1)が速攻を決め、流れを渡さない。守備面では、同15分を終え、失点を2に抑える。中盤以降は、矢野真尋(人2)が得点を量産。終了間際には、森野瑠菜(商1)が2得点を決め、輝きを見せる。6点リードで前半を終えた。


後半序盤、関大は惜しいシュートを連発。しかし、前半では不調気味だった上川がシュートを決め、チームを活気づける。すると、矢野、小田、向がそれぞれ得意の形で得点。ところが両校共に退場者が相次ぎ、オープンな展開に。池田、小田が連続でエンプティゴールを決め、会場を沸かす。後半24分に、関大はタイムアウトを要求。このタイミングで、小嶋彩華主将(商4)、小畑穂果(人4)の4年生2人が投入される。北川結生(法2)のゴールや、小畑のウイングからの得点もあり、リードをさらに広げた。最後は、けが明けの長尾海琉(シス理3)が、速攻を決め切り試合を締める。


次戦は、インカレ出場が懸かる重要な一戦。勝てばリーグ戦勝ち越しでもある最終戦が幕を開ける。
【文:堀内鑑/写真:吉野日菜多】
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