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◇第79回文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権大会◇8月30日◇青葉の森スポーツプラザ庭球場

[2回戦]
○前田・木下4-0直井・原
○飯田・是常4-0立岩・浅野
○内藤・中垣4-1池田・安藤
○関大3-0愛淑大

[3回戦]
第1次戦
●前田・木下2-4奥田・保住
○飯田・是常4-2早川・北爪
●内藤・中垣3(5-7)4笹井・豊田
第2次戦
○飯田・是常4(8-6)3奥田・保住
第3次戦
●飯田・是常3(13-15)4笹井・豊田
●関大2-3立教大

[最終結果] ベスト32

1部最短復帰を懸けて挑んだ春季リーグ戦で2部残留、西カレベスト16と思うような結果が出ない時期が続いているソフトテニス部男子。悔しさを晴らすべく第79回文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権大会(インカレ)に臨んだ。初戦は快勝したものの、3回戦の立教大戦では、第3次戦にもつれこむ接戦の末に敗れる。4年生にとって最後のインカレ団体戦は、ベスト32で幕を閉じた。

IMG_3926-200x133 【ソフトテニス男子】接戦の末に立教大に敗れ、インカレ団体はベスト32で終幕
△大会終了後の集合写真

せん滅戦(=勝ち残り)方式で行われるインカレ団体戦。シードで2回戦から出場した関大は、初戦で愛淑大と対戦した。1番手には、前田真登(商1)・木下颯汰(人3)組が登場する。「前田は1年生ということで、初めてのインカレなので心配な部分もあった」と飯田昂平(政策4)。しかし、付け入る隙を与えずにゲームカウント4-0で白星を挙げる。続く2番手飯田・是常遼(経3)組、3番手内藤拓磨(人3)・中垣敬斗(環都2)組も難なく勝利し、3回戦へ駒を進めた。

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△前田

3回戦は、関東2部リーグ所属の立教大と相まみえた。1番手前田・木下組は、序盤から苦戦を強いられる。相手のリードで試合が進むが、前田の逆クロス、木下のバックハンドなどで得点。ゲームカウント2-3まで迫ったものの、次のゲームを献上し黒星を喫した。2番手として出場した飯田・是常組は、第1ゲームを先取し流れを引き寄せる。テンポよく得点し、ゲームカウント4-2で勝利した。3番手は内藤・中垣組。内藤のサーブで試合が開始すると、相手のリターンがアウトになり先制点を奪う。勢いそのままに第1ゲームを先取。しかし、第2ゲーム以降は拮抗(きっこう)した展開に。試合は7点先取のファイナルゲームへ突入した。5-5とここでも互角の戦いを見せたが、ネットミスが重なり5-7で試合終了。勝負の行方は、唯一勝ち残った飯田・是常組に託された。

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△内藤

第2次戦、是常のリターンエースやスマッシュで得点し、第1ゲームを先取する。上々の立ち上がりを見せたが、3ゲームを連取され後がない状況に。それでも、強気なプレーで2ゲームを取り返し、試合はファイナルへ突入。是常のボレーで先制したものの、その後は接戦を繰り広げる。相手のポーチボレーでマッチを握られたが、飯田の強打で6-6のデュースに持ち込んだ。そのまま攻め切り、8-6でファイナルを制す。試合は最終の第3次戦へ。

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△是常

ここを取れば勝利が決まる第3次戦。序盤から相手前衛の勢いに押され、失点が重なる。2ゲームを連取されたが、飯田のストローク、是常のボレーが冴えわたり2ゲームを奪い返した。第5ゲームを献上するも第6ゲームをデュースの末に獲得し、試合はファイナルにもつれ込む。アウトミスや相手のサービスエースもあり、1-6と大きく点差を離され後がない状況に。しかしここから、是常のスマッシュやボレー、飯田のストレートコースへの強打などで得点を重ね、一挙5連続得点。デュースに持ち込んだ。その後は何度もマッチポイントを握っては取り返される展開が続き、10点台に突入する。応援にも熱が入り、1点ごとに盛り上がる関大のベンチ。声援を力に相手の攻撃をしのぎ、一進一退の攻防を繰り広げる。飯田のサーブで相手のリターンがアウトになり、13-12。何とかここで取り切りたいところだ。しかしラリー戦でアウトになり13-13、さらにボレーを決められ13-14に。粘りを見せたが、飯田の強打がネットにかかり試合終了。計3時間半にも及ぶ激闘は、悔し涙で幕引きとなった。

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△飯田

「これまで競技生活を続けてきた中でも一番いい試合ができたけど、最後結局3本回しができなかったというところは、悔しいけど、自分らしいなと逆に思えたというか。涙が出るので悔いはあると思うけど、やり切ったという気持ちはある」と飯田。すがすがしい表情で試合を振り返った。

IMG_3925-200x133 【ソフトテニス男子】接戦の末に立教大に敗れ、インカレ団体はベスト32で終幕
△得点ごとに盛り上がりを見せる部員たち

現チーム最後の団体戦となるインカレは、ベスト32で終了。次の大会は、今月末に行われる秋季リーグ戦だ。「絶対に1部復帰します」と強く意気込んだ内藤主将。この秋こそ1部復帰を果たし、関大の強さを証明する。【文/写真:森奈津子】

▼飯田前主将
「(3回戦について)立教大は関東2部ですが、メンバー的には関東1部レベルの選手がごろごろいます。ドローが出た瞬間はほんまにやばいなと。負けてしまうという感じでしたが、全体を通したら3次戦まで持ち込むことができました。これまで競技生活を続けてきた中でも一番いい試合ができたけど、最後結局3本回しができなかったというところは、悔しいけど、自分らしいなと逆に思えたというか。涙が出るので悔いはあると思うけど、やり切ったという気持ちはありました。昨年のインカレは石原さん(仁=24年度卒)や内藤、是常が3本回ししてくれたんですけど、僕は全然そんな力なくて。昨年のインカレが終わってから僕がキャプテンになって、リーグも最初は1部だったけど2部に降格してしまって、2部でも上がれず残留して、西カレはその反省を踏まえて勝ちたかったんですけど勝つことができなくて。キャプテンになった1年間を振り返ったら、周りも見つつ自分のテニスも向上させないといけないというところでいっぱいいっぱいで。うまくまとめられなくて、その結果自分のテニスも上手くいかなくて。だけど西カレが終わって内藤がキャプテンをすると言ってくれて、内藤がキャプテンになってからは内藤もしっかり言ってくれる人なので、それがあったからこそ自分のテニスにも集中できました。内藤はペアも組んでくれてたし、キャプテンになってからも周りを見つつチームの向上図ってくれました。その結果があったからこそ今日の試合ができたと思っているので、感謝しています。(4年間を振り返って)1年生のころは1部最下位で、2部1位の関西外大と5番勝負で戦って、絶対回さないからと先輩に言われながら回ってきて、ぼこぼこにされて2部に落ちて、めちゃくちゃ泣いたこともありました。その次のリーグで中別府さん(凌=23年度卒)の代で2部優勝して1部上がって、その次の1部で優勝してっていう破天荒なリーグもありました。でも、その代が抜けてからは1部でも最下位だし、2部でも勝てないみたいな。どんどん下がっている感じがあったんですけど、内藤がキャプテンになってからは、チームの雰囲気も変わって。関東1部レベルのチームともやり合える環境になってきたので、僕たち4年生は引退してしまいますが、秋リーグは1部に上がれるように頑張ってほしいです。来年はうまい子がいっぱい入ってくるんですけど、そこに頼らずに、上級生として、そこに負けないように今の現役たちに頑張ってほしいです。(4年間の思い出は)いい思い出悪い思い出いろいろあるんですけど、個人的には、いい思い出が2つあって。関西ダブルスで3年連続でインカレ出場権を取れて、今年もドローを見ながら絶対に勝てると思って臨んだんですけど、僕がめっちゃ調子悪くて。負けて、内藤にぼこぼこに言われて、泣いて、次自力でインカレ枠を取ろうと思ったら、校内枠か西カレで。校内枠は自分が勝たないといけない立場なので他の4年生に譲って、西カレで絶対に取ろうと言って。個人戦2人で頑張ってインカレ枠が取れた、西カレでベスト16に入れたというのは、一番のいい思い出ですし、勝って泣いたのはその試合が初めてでした。もう1つが今日です。もう一生忘れない。勝ちたかったんですけど、3番勝負。特に3本目の試合はマッチをずっと握っている中で勝ち切れなくて、昨年の石原・池田(匠吾=24年度卒)組想像しながら、マジで1本くれと思ってプレーしていたんですけど。それも踏まえて印象に残っています。(後輩へのメッセージ)良くも悪くも個性の強いメンバーがそろっているので、堺さんと古渕さんを怒らせないようにやってほしいです」

▼内藤主将
「(愛淑大戦を振り返って)3回戦に向けてのスタートというか。大体大とか今までだったら勝ていてた相手に西カレでも負けたり、競ってしまうというチーム状況だったのを、僕がキャプテンに変わってから厳しくするところは厳しくして、けど仲良くやってこられて。一人一人の意識が変わったのが部活や合宿を通して感じていたことだったので、2回戦はみんなが自分のテニスをできていたからこそ、簡単に勝てたのかなと思います。(立教大戦を振り返って)僕もファイナルまでいったはいったんですけど勝ち切れないというか。ゲームも3-2でリードしてたのに勝ち切れない僕の弱さ。飯田・是常組に関してもマッチポイントを何回か取っていても勝ち切れないところが僕らのチームの弱さというか、変えないといけないところ。あと1点を取り切るテニスの勉強を早い間にすることができていたら、今日の結果も変わっていたのかなという後悔があります。技術面に関しては、あと1点欲しいという時に後衛の点を取る技術、自分からコースを突いて1点を取る技術の差が、勝敗を分けたのかなと。勝敗が懸かっている場面だと、前衛は動きたくても動けないので、そこを後衛が割り切って打てるように練習できていたら結果が変わってたんじゃないかと。そこは関東との差を感じたところでした。(秋季リーグ戦の目標は)今はどうしても上と下の差が開いている状況です。今回出たメンバーでギリギリで、それより下がチームとしてまだ自信を持って試合に出せない。全体の底上げをしながら、技術向上と、試合の中でのテニスの勝ち方の勉強をしっかりチームでしていきます。秋リーグの目標は、2部優勝、絶対に1部昇格で、そのまま王座を目指して頑張ります」

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