◇関西学生リーグDiv.1 第1節◇対京大◇8月28日◇MK TAXI FIELD EXPO
[第1Q]関大7一0京大
[第2Q]関大3-0京大
[第3Q]関大0一0京大
[第4Q]関大7-6京大
[試合終了]◯関大17-6京大
昨秋、関西学生リーグを3位で通過したものの、全日本トーナメント準々決勝で早大に敗れたKAISERS。今年も、日本一を懸けた道のりが始まった。秋シーズン開幕戦の相手は京大。関西リーグの初戦となった今試合は、勝利を収めたものの、甲子園に向け課題の残る結果となった。
突然の大雨の中始まった試合は、K中井慎之佑(法4)のキックで幕開け。試合開始からおよそ3分、今季初のタッチダウン(TD)が飛び出す。RB山㟢紀之主将(経4)が中央を駆け抜けエンドゾーンへ。「あの瞬間は、素直にうれしかった」。試合後のインタビューでにこやかに語った。その後も関大は、ランを中心としたプレーで前進。だが、RB山㟢主将の手からボールがこぼれてしまい、相手陣30㍎付近で攻撃権を渡してしまう。徐々に自陣へと攻め込まれたが、DL伊藤侑真(環都3)のタックルなどが光り、第1クオーター(Q)を無失点に抑えた。

第2Q、RB前川礼男(経3)とRB山㟢主将のランで大きく陣地を広げる。K中井が約30㍎のフィールドゴールを落ち着いて沈め、3点を追加した。しかし、QB高井法平(人3)のパスがインターセプトされてしまう場面も。さらに、前半残り30秒でビックゲインを許したが、得点は与えず。10ー0で試合を折り返した。

すっかり雨も止んだ第3Q。関大のレシーブから始まったが、相手に攻撃権が渡ると、何度もファーストダウン更新を許し、自陣25㍎付近まで侵入されてしまう。しかし、ここで流れを断ち切ったのはDB石井慶汰(経4)。インターセプトでチームのピンチを救った。
最終Qも、ランプレーを中心とした攻撃で着実に前進していく。4th&2の場面で、関大はギャンブルを選択。RB前川のランに託した。この作戦が成功し、RB前川が中央を突破してそのままTD。点差を17点に広げた。だが、相手のパスが通りやすくなり、残り2分を切ったところで左奥に投げ込まれ、TDを奪われてしまう。それでも、DL熊田凌(商1)のQBサックが飛び出すなど、ディフェンス陣が奮闘し追加点は与えない。最後のプレーを守り抜き、開幕戦を白星で飾った。

勝利したものの、チームにとっては反省点が浮き彫りとなった今試合。次節対戦する近大は、昨秋、接戦の末まさかの敗北を喫した相手だ。1週間後、絶対に負けられない戦いの火蓋が切られる。【文:早川莉央/写真:石川玲奈】

▼RB山㟢主将
「(先制TDの瞬間について)取った瞬間は、正直素直にうれしかったです。関西リーグの開幕戦がこの試合で、それの最初のTDで得点というのは、この試合でフィールドに立っている人間にしかできないことなので、自分が主将である以上、背中で見せるチャンスだと思っていました。1プレー目からスタメンで出ていましたし、ファーストプレーではなかったけれど、結果的に自分が最初の得点を入れることができたので、素直にうれしかったです。(1週間後の近大戦に向けて)個人としては、まずやらなければならないことは、今まで通りの自分じゃなくすことだと思っています。チームとしては、今まで通りのことをしていたら、絶対に近大戦は負けてしまうし、このままだと関西全体からなめられてしまうと思います。日本一のスタンダードとしてまだまだ足りていない部分があるのが現状です。練習の時から、もっと全てのファンダメンタル、スタンダードを上げていかないといけないということは試合終わりにみんなに伝えました」
▼和久憲三監督
「(試合を振り返って)京都大学さんもすごくいろいろなことを準備していて、なかなかうまくいかないこともありましたが、何とか粘って勝ち切ることができました。反省点は多いですが、ここからもっと力をつけて勝ち進んでいけたらと思っています。(監督として迎えた秋の初陣)緊張しました。毎年初戦は、何とか関大を倒して上にいこうと、どの大学さんからも狙われている立場であるということは自覚しているのでいつも緊張します。(次節、近大戦に向けて)首の皮一枚つながったというところで、次が去年負けている近畿大学さんなので、本当にしっかり準備をして臨みたいと思います」
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