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◇第55回西日本学生選手権大会◇8月15日◇対愛教大◇福岡市総合体育館

[前半終了]関大14-9愛教大
[後半終了]関大10-7愛教大
[試合終了]関大24-16愛教大

西日本学生選手権大会(西カレ)最終日を迎えた関大。相手は、2日目終了時点で関大と同じく2敗の愛教大だ。序盤から関大のペースで展開し、後半は『守って速攻』のプレースタイルで相手を圧倒。西カレを勝利で締めくくった。

前半は相手ボールでスタート。開始直後にパスミスを2度もしてしまうが、1分半には7㍍スローを獲得した。これを矢野真尋(人2)が決めると、さらに2分半に上川華奈(商4)のパスから江藤華(法2)がネットを揺らす。守備の面でも池田真心都(法3)がブロックし、流れを関大に引き寄せた。その後はパスを回し、好機でボールをゴールに収める。ミスから連続失点をしてしまったが、マークが薄くなっていたサイドからの攻撃を増やした。その結果、江藤や小嶋彩華主将(商4)が連続得点で相手を引き離し主導権を相手に渡さない。

IMG_6206-200x133 【ハンドボール女子】最終戦を勝利し、秋季リーグ戦へ弾みをつけた
△矢野

ここで相手はタイムアウトを要求。それでも関大の勢いはとどまることを知らない。再開直後に望月瑚雪(社3)や上川のシュートで得点すると、さらに18分半に7㍍スローを獲得。これを窪田葵(法3)が決めると、ディフェンスでも積極的な姿勢を見せる。江藤が相手ボールをカットし、そのまま向理緒(人1)が走り抜けシュート。チームがしたかった、『守って速攻』のプレーを見せた。その後も望月や窪田の守備がうまくいきターンオーバーに成功したり、矢野が相手の上からシュートを決めたりし、点差をさらに広げる。5点リードで前半を終えた。

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△江藤

後半は数的不利な状態でスタート。そのまま相手ムードで試合が展開された。オフェンスでは、ゴール前までたどり着けず、たどり着けてもキーパーに正面で止められてしまい、攻撃がなかなかはまらない。相手に早いパス回しで翻弄(ほんろう)され、3連続失点する。流れを変えるべく関大はタイムアウト。再開後に1点を落としたが、直後に7㍍スローを獲得した。窪田が決めたことをきっかけに、勢いを吹き返す。

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△窪田

池田が相手のシュートをキャッチし、上川がゴール前まで駆け抜けシュート。『守って速攻』で再び点差を広げる。たまらず相手はタイムアウトを取ったものの、関大の流れが断つことはない。相手の攻撃を粘り強く守ってパッシブプレーに追い込み、ターンオーバーした後北川結生(法2)が上からシュート。また、早いパス回しで上川がポストシュートを決めた。両校のコート上の選手だけでなく、応援も白熱し出した残り4分。関大はタイムアウトを取った。タイムアウト後は攻守の入れ替わりが激しい展開に。そんな中でも積極的な姿勢を捨てず、上川や小畑穂果(人4)が点数を重ねる。最後は相手のシュートを池田が正面で止め、納得のプレーで今大会初の勝利をつかみ取った。

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△上川

西カレの結果は満足のいくものではなかったが、今試合はそれぞれの選手がベストを尽くすことができた。秋季リーグ戦ではインカレ出場権を懸けて、強豪としのぎを削る。全員ハンドで全国の舞台へ。【文/写真:西村果凜】

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△喜ぶ選手たち

▼小嶋主将
「(試合を振り返って)試合は勝っても負けてもインカレ出場権は獲得できませんが、秋季リーグ戦につながる試合になるように全員で戦いにいこうと話し合っていたので、試合の形として良かったのではないかと思います。(愛教大はどんな相手だったか)背の高い子が1人いるので、上からのシュートを対策しないといけないなと思っていて。今日の試合でも角度のないところからでも入ってきてシュートを決めていたので、ロングシュートを打つ子に上でしっかり当たるのと、サイドを締めるのを意識して特に後半は戦いました。(相手の流れから立て直すのに意識したことは)1、2日目の試合では、相手のペースになってしまった時にミスが続いてしまい、そのまま相手の流れを断ち切れず負けるという試合展開でした。なので自分たちで声を出して、ディフェンスがミスをしても切り替えて攻め続け、ディフェンスも攻め続けるというのを意識していたのが良かったです。自分たちから仕掛けていくディフェンスができていたので、『攻めて速攻』の形ができたかなと思います。(自身のプレーで良かったことは)後半、出た時に自分はフットワークを生かしたディフェンスが武器だと思っているので、足を動かして、なるべく横にいる3人が守りやすいように前で当たっていくのを意識してガツガツ攻めれたのが良かったと思います。(他の部員を見て)みんな良かったですね。1、2日目の試合はインカレが懸かっているというプレッシャーがあったからか、練習ではできるはずの動きが全然できていなくて、その自分たちの実力を発揮できていなかったのがすごく悔しかったです。今日の試合は思い切ってプレーできていたので、みんな良かったです。(秋季リーグ戦に向けて)秋季リーグ戦は勝たないといけないので、インカレに行くためにも、全部の試合に勝つという強い思いで残りの練習から頑張っていきます」

▼上川
「(試合を振り返って)決勝トーナメントに行きたかったですけど行けなくて。西カレで最後の試合と分かっていたのもあったし、1、2日目で勝てていなかったので、もう少し自分の中で何か変えないといけないことがあるんじゃないかなと考えていました。自分は自信がないタイプなんですけど、気持ちを強く持って挑むことは意識していました。(今日はチーム内で最も多く得点した)ディフェンスは一番端で、みんなが当たったり、止めてくれたりした中で、最後の駆け引きをする場所にいると思っているので、みんながずらしてきてくれたところをちゃんと相手見て守ろうというのと、相手のエースを絶対に抑えようというのは考えてやっていました。オフェンスはみんながチャンスを作ってくれて、たまたまシュートシーンが多かったと思います。シュートは絶対に決めようと考えていましたが、みんなが作ってくれて、最後たまたま自分が回ってきただけなので、みんなに感謝です。(自身のプレーで良かったところは)速攻でスピードに乗って押せた時は良かったかなと。最近あまり自分の中で速攻でスピードに乗ってというプレーが多かったわけではないので、それで点を取れたというのは良かったです。(秋季リーグ戦に向けて)厳しい戦いになってくると思うんですけど、できるだけ多く勝って絶対にインカレに行けるように頑張ります」

▼望月
「(試合を振り返って)個人的には悔しいところがたくさん残る試合で、チームとしても課題がいっぱい出た試合だなと思っていて。1勝できたのはすごく嬉しいんですけど、昨日勝ち切らないといけないところで勝ち切れず、インカレ出場権を取れなかったというのがすごく悔しいので、また秋季リーグ戦でリベンジしたいなと思います。(『守って速攻』の形ができていた)自分はオフェンスであまり点を取るタイプではないので、ディフェンスで一生懸命頑張ろうと思ってディフェンスに入りました。最初にディフェンスで出ていたのが真子さん(小田=法4)と森野(瑠菜=商1)だったんですけど、その時にベンチでどのように動くかを窪田と話していました。私は速攻で点を取るというよりも、自分は守る側で速攻の力になれたらいいなという気持ちで戦ってました。(相手の流れから立て直すのに意識したことは)自分たちが落ちていく時は、全然声が出ていなかったり、観客席でみんなの気持ちが落ちてしまったりして、チームとして暗い雰囲気になっていました。なのでベンチの声とかと合わせて自分も声を出して、まずはプレーというより声でチームの士気を高めることを意識しました。(秋季リーグ戦に向けて)大事な場面でシュートを外してしまうところが多かったので、そこをしっかり決め切って、相手の流れにさせる前に自分たちのペースで持っていけるようにしたいです。また、しっかりディフェンスをして、そこからシュートを決め切るというのを意識して頑張りたいと思います」

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