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◇第50回西日本学生個人体重別選手権大会◇7月27日◇大浜公園相撲場

【75㌔未満級】
[2回戦]  〇山ノ内(すくい投げ)
[準々決勝] 〇山ノ内(うっちゃり)
[準決勝]  〇山ノ内(押し出し)
[決勝]   ●山ノ内(押し倒し)

山ノ内 準優勝

【85㌔未満級】
[1回戦]  〇森(送り倒し)
[2回戦]  〇森(寄り切り)
[準々決勝] ●森(寄り切り)
〈順位決定戦〉
[1回戦]  〇森(寄り倒し)
[2回戦]  ●森(寄り倒し)

森 第6位

【100㌔未満級】
[1回戦]
〇𠮷田(上手投げ)
〇稲本(寄り倒し)
[2回戦]
〇𠮷田(寄り切り)
●稲本(上手出し投げ)
〇大山(上手投げ)
[準々決勝]
〇𠮷田(突き落とし)
〇大山(押し出し)
[準決勝]
〇𠮷田(押し出し)
〇大山(浴びせ倒し)
[決勝]
〇𠮷田(寄り切り)大山●

𠮷田 優勝
大山 準優勝
稲本 2回戦敗退

【115㌔未満級】
[1回戦]
〇森田(不戦勝)
〇橋本(寄り切り)
[2回戦]
〇森田(引き落とし)
●橋本(掛け投げ)
[準々決勝]
●森田(寄り切り)
〈順位決定戦〉
[1回戦]
●森田(突き落とし)
[2回戦]
●森田(突き落とし)

森田 ベスト8
橋本 2回戦敗退

【135㌔未満級】
大角 欠場

全国学生個人体重別選手権大会出場を懸けた戦いが幕を開けた。75㌔未満級で山ノ内大聖(文2)が準優勝。100㌔未満級では、決勝戦が関大対決に。𠮷田幸瑛(人1)が優勝を果たし、大山蓮斗(人2)は準優勝に輝いた。また、85㌔未満級では森直輝(シス理4)が順位決定戦で第6位に。以上の4名が8月末に行われる全国大会出場を決めた。

応援団も駆けつけ、声援の中まず行われたのは75㌔未満級。関大からは山ノ内が出場した。1回戦から時間をかけた試合が繰り広げられる。最後はすくい投げで勝利。2回戦では、相手に倒されたかと思われたが、技ありのうっちゃりで勝利を収めた。準決勝では土俵際から押し返し、押し出しで決勝進出を決める。決勝では惜しくも敗れたが、堂々の準優勝に輝いた。

IMG_4956-200x133 【相撲】𠮷田が100㌔未満級で優勝!4選手が全国行きを決めた
△山ノ内

続いて行われた85㌔未満級。関大からは森が出場した。1回戦では、先に廻しをつかみ、送り倒しで勝利。2回戦でも勝ち上がったが、準々決勝で敗退する。全国出場を懸け、準々決勝で敗れた4名による順位決定戦に挑んだ。1回戦では、相手の懐に潜り込みそのまま押し倒しで勝利。2回戦では敗れたものの第6位で全国出場を決めた。

IMG_4967-200x133 【相撲】𠮷田が100㌔未満級で優勝!4選手が全国行きを決めた
△森

続く100㌔未満級には、𠮷田、大山、稲本喬弘(人4=レスリング部所属)の3名が出場。𠮷田は1回戦から圧倒的な相撲を取る。2回戦で相手を逃さず土俵際に詰め寄り切りで勝利。勝てば全国出場が決まる準々決勝では、立ち合いに技ありで勝ち星を挙げた。危なげなく決勝まで進出を決める。稲本は、1回戦では相手の足を取り、寄り倒しで勝利。2回戦では、廻しをつかんだものの黒星となり2回戦敗退となった。シードにより2回戦から登場した大山は、着々と勝ち星を重ねる。準決勝では、勢い良く相手の廻しをつかむと浴びせ倒しで勝利し、決勝進出。ついに迎えた決勝戦は、関大対決となった。先に廻しをつかんだのは𠮷田。先輩にも物怖じしない相撲を見せ、寄り切りにて西日本の頂点に輝いた。

F7777788-D775-4315-9E84-2579C4C39D6DIMG_6189-200x133 【相撲】𠮷田が100㌔未満級で優勝!4選手が全国行きを決めた
△𠮷田
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△大山

115㌔未満級には、森田力輝亜主将(人4)、橋本琉(経3)が出場。森田は、1回戦を不戦勝とし2回戦でも寄り切りで勝利する。しかし、準々決勝で敗れ、全国大会出場を懸けた順位決定戦へ挑んだ。1回戦は相手の技ありで敗戦。残り1枠を懸けた戦いは、序盤に試合を優勢に進めたが、惜しくも突き落としで黒星となった。橋本の1回戦は、立ち合いから勢いのある相撲を見せ寄り切りで勝利。しかし、2回戦は相手を倒したかと思われたが、先に土をつけてしまい黒星となった。

4選手が全国への切符を手に入れた今大会。注目が集まった100㌔未満級決勝の関大対決には、取組後多くの拍手で満たされる。優勝した𠮷田は、関大勢としては22年ぶり、階級では25年ぶりの快挙を達成した。8月末の全国に向け、強敵を倒すべくさらなる鍛錬を重ねていく。【文:水井陽菜/写真:宮寧彩】

IMG_6455-200x133 【相撲】𠮷田が100㌔未満級で優勝!4選手が全国行きを決めた
△集合写真

▼𠮷田
「(どんな練習をして挑んだか)西日本選抜では自分の相撲が取れなかったので、この大会は絶対に優勝したいと思っていました。新しく胸から行く相撲とか、レパートリーを増やして挑みました。(1回戦は自他共に認める華麗な相撲だった)狙い通りというか、胸から絶対に行って決めてやろうと思っていたら、そのまま行けたから良かったです。(5試合戦ったが印象に残っている試合は)2回戦です。相手選手が幼馴染みたいな、ずっと小学校から一緒にやってきてた人だったので。ちょっと怖かったですけど、先輩に勝ててうれしかったです。(決勝は関大対決)ちょっと面白かったです。(全国大会に向けて)体重別で優勝するという目標で入ってきたので、絶対に達成できるように頑張りたいです」

▼大山
「(どんな練習をして挑んだか)(前回は)引いてばかりの相撲を取っていたので、前に攻める練習をしました。(試合を振り返って)昨年は1回戦で負けてしまったので絶対に勝ちたかったから、めっちゃ緊張しました。決勝で幸瑛(=𠮷田)と当たれたらいいなと思っていて。決勝では、にやにやしてしまったんですけど、僕の力不足というか練習が足りていなかったかなと思います。(𠮷田を意識していたか)彼は強いので絶対に(決勝まで)来ると思っていました。だから着いていくしかないなと思って、少し意識していました。(全国大会に向けて)高校の時に優勝できなかったので、大学でリベンジして優勝したいなと思います」

▼山ノ内
「(準優勝という成績の心境は)昨年3位だったので1個順位を上げられてうれしいけど、1位を取れなかったのがやっぱり悔しいです。(試合を振り返って)1回戦は前に出れていたので、今までよりはいい相撲だったかなと。2回戦はちょっと危なかったんですけど、3回戦は落ち着いて相撲を取れたので良かったです。決勝は右腕を痛めてしまったので思うように動けなかったので、悔しいです。(全国に向けて)昨年は1回戦しか勝てなかったので、今年は3位以内に入れるように頑張りたいと思います」

▼森
「(前回からどんな練習をして臨んだか)基礎練習を特に頑張りました。ジムでのトレーニングも最低限こなしつつ、体がなまらないように。そうなると、どうしても基礎練習がメインになっていましたね。(今日の試合を振り返って)やっぱり優勝したかったです。(全国大会出場を決めた順位決定戦1回戦を振り返って)相手とは昨年対戦したことがあって。その時と同じ雰囲気でできたんじゃないかなと思います。(全国に向けて)自分はもうそのままで。自分らしく頑張って行けたらなと思います」

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