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◇第64回西日本学生選手権大会◇7月5日◇はびきのコロセアム

[男子67㌔級]
21位 田中 151㌔(71㌔・80㌔)
23位 高橋 138㌔(60㌔・78㌔)

[男子73㌔級]
19位 福原 147㌔(62㌔・85㌔)
20位 芝地 123㌔(55㌔・68㌔)

[男子81㌔級]
18位 藤間 201㌔(91㌔・110㌔)
24位 金田 183㌔(88㌔・95㌔)

[男子89㌔級]
1位 下坂 280㌔(125㌔・155㌔)
24位 植田 162㌔(75㌔・87㌔)

前日に続けて西日本学生選手権大会が行われた。8名の男子選手が記録を更新すべく挑戦を重ねる。西日本の舞台で、全員が全力を尽くした。

67㌔級には田中涼太(環都3)と高橋竜輝(法2)が登場した。スナッチは共に重量60㌔からのスタート。田中は順調に重量を増やし、3回目の71㌔もスムーズに上げ切った。C&ジャークでは70㌔、80㌔を続けて成功。しかし、さらに10㌔増やした90㌔は惜しくも失敗する。記録は80㌔で止まり、トータル記録を151㌔とした。高橋はスナッチ1回目の60㌔を落としてしまう。2回目は何とか成功させ、3回目に66㌔を申告。だが、そこでは成功とはいかず、ベストは60㌔止まりに。C&ジャークは3回目にバーベルを落とし、記録は78㌔。トータル記録は138㌔となった。

IMG_7031-200x133 【重量挙】健闘見せ下坂1位入賞収めた
△田中

芝地健一郎(環都1)、福原大翔(経3)は73㌔級に出場。芝地はスナッチ1回目から苦しそうな顔を見せるも50㌔を上げ、2回目の55㌔も上げ切った。60㌔は失敗に終わり記録は55㌔。C&ジャークは徐々に増量し全試技を成功させ記録は68㌔、トータル結果を123㌔とした。スナッチ1回目からスムーズに62㌔を成功させた福原。しかし、以降4㌔ずつ上げた重量を持ち上げることはできず。記録は62㌔でストップした。C&ジャークは1回目に85㌔を上げる。だがスナッチと同様、以降は失敗。95㌔に挑戦した3回目は頭上に上げたものの耐えきれずギリギリで落とす。記録は85㌔と伸ばせず、トータル結果は147㌔となった。

IMG_7153-200x133 【重量挙】健闘見せ下坂1位入賞収めた
△福原

81㌔級に姿を現したのは、金田拓樹(社2)と藤間健太(環都1)。金田はスナッチ1、2回目を成功させ、3回目に93㌔に挑む。だが、ここでは立ち上がるまでに時間がかかり失敗となった。スナッチベストは2回目に挑戦した88㌔に。C&ジャークは3回目を落とし記録は95㌔、トータル結果を183㌔とした。藤間はスナッチの87㌔、91㌔を安定して上げるも、3回目は失敗。勢いよく上げたバーベルをすぐに落としてしまった。C&ジャーク1回目、110㌔を上げ徐々に増量を図るもその後は続けて失敗。記録は110㌔で止まり、トータル結果は201㌔となった。

IMG_7228-200x133 【重量挙】健闘見せ下坂1位入賞収めた
△藤間(右)に気合を入れる高橋

89㌔級では植田将矢(社2)と下坂尚也主将(法4)が挑戦。植田はスナッチ1回目に65㌔を危なげなく成功させる。10㌔増やして臨んだ2回目。頭上に上げた後、ゆっくり立ち上がり何とか成功。3回目は5㌔上げた重量を申告したが、惜しくも成功とはならず。C&ジャークはスナッチ同様1回目は安定して上げ切った。だが95㌔を上げることはできず、記録は87㌔となりトータルを162㌔とした。

IMG_7320-200x133 【重量挙】健闘見せ下坂1位入賞収めた
△植田

下坂主将はスナッチを階級内で最も重い125㌔からスタートする。苦しい表情を見せたもののスムーズに上げ切った。5㌔増やして2回目以降に挑むも続けて失敗。スナッチ記録は125㌔に終わった。「1本目を確実に取れた」と振り返るように、C&ジャークは155㌔から始め成功する。だが2回目に挑んだ160㌔は、バーベルを肩に乗せた後、立ち上がることができずに失敗。連続試技となり1㌔増やすも、再び落としてしまう。記録を更新することはできなかったが、トータルは280㌔を記録し89㌔級1位に輝いた。

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△部員の声に応える下坂主将

団体の順位は13位と振るわずだったものの、下坂主将が優勝という成績を残し自信をつけた。全日本大学対抗選手権大会でも輝かしい結果を取るために。さらなる飛躍に向けて精進する。【文/写真:吉野日菜多】

▼下坂主将
「(自身の試技を振り返って)(スナッチとC&ジャークで)1本ずつの成功だったので、自分的に納得はしてないですけど、結果的には1位ということで、1本しっかり取れたことは良かったかなと。(意識していたことは)とにかく練習でやったことを、冷静でいることを意識しました。(1位について)今まで金メダルを取ったことがなかったので、西日本という大きな大会で取れてうれしいです。(次の試合に向けて)11月のインカレがラストになるのでそれまでしっかり力をつけて、インカレでもしっかり1位取れるように、チームに貢献できるように頑張りたいです」

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