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◇第69回全日本学生選手権大会1日目◇7月5日◇於・姫路市立中央体育館

[女子個人組手 Division Ⅱ]
宮下  4回戦敗退
中川  3回戦敗退

ついに全日本学生選手権大会(全日本個人)が幕を開けた。1日目は個人組手Division Ⅱが開催。2選手が出場したが、共に悔いの残る結果となった。

初めに現れたのは、宮下七菜子(政策4)。2回戦から出場すると、中盤に中段突きで得点する。そのまま点差を守り切り勝利した。続く3回戦は、積極的に攻めに行くも、得点にはつながらない。残り13秒に待望の有効をつかみ取った。その後、相手に攻められ注意を4つにしてしまうが、何とか逃げ切り4回戦へ。4回戦は苦しい展開となった。序盤は相手に倒されても、倒し返して失点を回避する。また中盤には突きで連続得点を挙げ、相手を突き放した。しかし、その後は相手と共に注意を重ね、残り15秒時点で同点に追いつかれた。何とかあと1点をつかむべく、何度も突きを仕掛けるも有効とはならず。残り3秒で互いに注意を4つとすると、試合終了のブザーと同時に相手の有効を示す青色の旗が上がった。監督が抗議したものの、結果は覆らず。2-3で4回戦敗退となった。

IMG_1684-200x133 【空手道】Division Ⅱは悔しい敗北に
△宮下

宮下と同じく、中川あや(経3)も2回戦からの出場となった。中盤まで沈黙が続いていたが、残り40秒で中川が上段突きで打ち破る。その後は点の動きはなく、1-0で3回戦に進出した。3回戦は試合開始直後から攻防戦となり、終盤まで結果の分からない展開に。しかし、残り2秒に相手に上段突きを許してしまった。最後まで諦めずに蹴りを入れたものの、得点とはならず。0-1で3回戦敗退となった。

IMG_1706-200x133 【空手道】Division Ⅱは悔しい敗北に
△中川

1日目の結果は悔しさが残るものとなってしまった関大。しかし最後まで諦めない選手の姿は、明日に試合を控える選手たちに勢いを与えたはずだ。明日は男女個人組手Division Ⅰと男女個人形が行われる予定となっている。日本一を目指し、闘志を燃やせ。【文/写真:西村果凜】

▼宮下
「(今日の結果は)勝ってる展開の中で自分の悪いところが後半に出てしまったので、序盤の作りの良さというのは前向きに捉えて、その後半の悪さを次の試合までに改善していかないといけないなというところです。(一番良かった試合は)2回戦はしっかり相手の動き見て抑えることができたし、自分から作って入っていくこともできたので良かったかなと思います。(一番印象深い試合は)4回戦です。悔いがすごく残ってるので、動画をもう1度見て、状況に合った試合の組み立てができるようにこれから頑張りたいなと思います。(9月の関西団体に向けて)女子はすごく強い1年生が入ってきてくれて、いい雰囲気が出てきていると思います。なので、自分がその後輩たちを引っ張っていって勝ち切れるように、いい雰囲気で団体戦に挑めるようにしたいです」

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