◇2021年度関西学生春季リーグ◇対聖泉大◇4月11日◇立命館OICフィールド◇
[第1Q]関大0-0聖泉大
[第2Q]関大0-1聖泉大
[第3Q]関大0-1聖泉大
[第4Q]関大0-1聖泉大
[試合終了]関大0-3聖泉大
昨年度の1部リーグ戦を7位という結果で終え、新チームで迎えた今リーグ。初戦は3失点と悔しい結果に終わった。

相手のセンターパスで始まると、いきなりペナルティーコーナー(PC)を与えてしまう。ゴールこそ守るが再びPCのピンチを迎える。しかしディフェンス陣がクリアし、そのまま攻撃にでた。一気に攻め、相手サークルまで入るが得点には結びつかず。その後残り5分から3度のPCを許すが無失点で切り抜け、第1クオーター(Q)を0-0で終える。


続く第2Qは開始1分半で相手PCのピンチ。しかしGK平山雄大(情3)が横に飛び込みながらのファインプレーを見せ、失点の危機を脱する。しかしその後も関大に大きなチャンスは訪れず。7分には相手の右からの攻撃を防ぐことができず、この日7度目のPCを許す。ゴール前で粘りを見せたものの、最後には押し込まれ先制点を奪われた。1点ビハインドで試合を折り返す。

関大のセンターパスで始まった第3Qではチャンスをつくる。堅い守りで攻撃に耐えると、相手の隙を突いて左サイドからボールを前に運んだ。75ヤードまで攻め、絶好の機会で相手GKをも抜く強いヒットがでる。しかしサークル内でのタッチができず点には結び付かなかった。その後、12分には追加点を許し2点差をつけられ第3Qを終えた。



最後の2分間の休憩には作戦の確認を行い、迎えた最終Q。何とか逆転したいところだったが、途中でグリーンカードを出され、2分間10人でのプレーを強いられる。そこでGKをフィールドプレーヤーに代え、全員で攻撃の態勢をとった。その策が効き、残り4分で相手のサークルまで襲撃。しかし、相手に邪魔されない状態からFW吉田有我(法1)が打ったヒットは惜しくもゴールの横に当たり、点差を縮めることはできなかった。その後にはカウンターをくらい、PCを奪われる。GKなしの状態で1度はファインセーブを見せるも、このQ2度目のPCでは相手のプッシュを止めきれず3点目を取られた。しかしこのままでは終われない関大ホッケー部。残り1分でこの日初めてのPCを獲得する。DF水川幹也(経3)が打ったボールは相手DFのスティックに当たって上がり、もう一度PCのチャンス。しかし決めきることができず、そのまま試合終了。


勝利をつかむことはできなかったものの、最後に粘りを見せた。次の福井工業大戦で、今季初白星を狙う。
【文:上田紫央里/写真:森本明日香】
▼柳田主将
「(今リーグ戦に向けて)こだわってやっていたのは、両サイドからの3対2、3対3をやっていたのと、リバウンドの練習をやってきました。今日は正直全然出来なくて、あまり形が作れなかったというのが正直なところで、FWの走り出しがバラバラだったり。今日はサイドで組んでの攻撃があまり出来なかったので、そこは課題かなと思います。惜しい場面は何回かあったんですけど、その場面でラストパスだったり、トラップミス、シュートミスがあったので、そこはやっぱりもっと磨いていかないとなと思います。(次の試合に向けて)今日は戦術の攻撃があまり出来ていなかったのですが、来週戦う福井工業大は今日やった聖泉大より強いので、その相手にどれだけ出来るかって言うのを、この1週間で戦術的なことをしっかり取り組んで、来週しっかり戦えるようにやっていきたいと思います」
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