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◇第74回関西学生選手権大会◇準決勝◇6月17日◇対関学大◇たかつきアイスアリーナ

[第1P]関大1-0関学大
[第2P]関大3-2関学大
[第3P]関大2-1関学大
[試合終了]関大6-3関学大

関関戦の屈辱から約2ヶ月。関西学生選手権大会(関カレ)初戦の相手はまたもや関学大だった。ここ数年リーグ戦でも負けていなかった相手なだけに、悪いイメージが残る中迎えた関カレ準決勝。勝利だけを目指して試合が始まった。

試合開始前、FW髙橋寛騎主将(法4)の「絶対勝たないといけない」という言葉でチームの士気が高めた。

IMG_4403-200x133 【アイスホッケー】関学大に勝利し、関関戦の雪辱を果たした!
△試合前の様子

第1ピリオド(P)初めのフェースオフは相手に取られるも、すぐさま取り返し攻撃を仕掛ける。しかし、開始2分で数的不利な状況(キルプレー)に。ここはGK山北光稀(情3)が相手のシュートを止め、無失点で守りきった。第1P後半になると、さらにGK山北のセーブが炸裂する。相手にチャンスのフェースオフや、ディフェンスをかわされ1対1の展開でもしっかりと止めた。そして、残り16秒でFW嶋野広瑛(文1)がFW高橋柊伍(人3)のアシストでネットを揺らす。本日最初のゴールで1-0でいいスタートを切った。

第1P終了間際に先制し、迎えた第2P。次の1点が欲しい両者は激しく攻め込む。試合が動いたのは開始3分半だった。FW高橋寛主将が相手GKと1対1に。そこから、パックを浮かしてシュートし、追加点を決める。

IMG_5065-200x133 【アイスホッケー】関学大に勝利し、関関戦の雪辱を果たした!
△FW髙橋寛主将

主将のゴールで勢いづいた関大は20秒後にもFW高橋柊が追加点。相手がタイムアウトを取り時間を空けるも、直後に相手の反則で数的有利な状況(パワープレー)に。この好機にFW高橋柊がゴール前で相手DFをうまくかわし、シュートする。前半、一挙3得点で相手を突き放した。

IMG_4856-200x133 【アイスホッケー】関学大に勝利し、関関戦の雪辱を果たした!
△FW高橋柊

このまま第2Pを終わらせたいところだったが後半、連続で失点。自陣でのプレー時間が増える。しかし、GK山北がこれ以上追加点を許さず、ゴールを守り切った。

IMG_5006-200x133 【アイスホッケー】関学大に勝利し、関関戦の雪辱を果たした!
GK山北

第3Pは開始直後、FW高橋柊が自陣から一気に駆け上がるも阻まれた。その後、チャンスのフェースオフから得点を狙う。しかし、相手も簡単には決めさせてはくれない。FW嶋野からFW高橋柊のパスでシュートを狙うも失敗。第3P開始から5分半、関大に追加点が決まった。DF小野寺俊吾(情1)とFW高橋柊のアシストでFW嶋野がネットを揺らし、5-2に。その後はパワープレーになるも、得点は動かず。残り7分でFW髙柊太(情1)が単独で相手を振り抜きシュート。関大に6点目をもたらした。第3Pから出場したGK清水風登(人1)が肩口のシュートを止め、盛り上がりを見せた。1度得点を許したが、FW相馬嵩士(しゅうと=社3)とFW高橋柊のスピードコンビで相手を圧倒しリードは譲らなかった。

IMG_4758-200x133 【アイスホッケー】関学大に勝利し、関関戦の雪辱を果たした!
△FW嶋野

6ー3と失点がありながらも高い得点力で勝利した関大。雪辱を果たし関学大を打ち破った。次戦は6月22日の決勝。関西王者の意地見せ、勝利をつかみ取る。【文/写真:湯浅あやか、中山桜希】

▼FW高橋寛主将
「(第1P、残り数秒で関大が先制)0点だったんですけど、流れは関大だったと思います。細かい部分だったり、マイパックの時間が長くて。相手がパックをロスしてくれたり、関大の流れの時間が長かったのでどこかで点は入るだろうと思っていました。(第2Pで一挙3得点)スコアリング能力のある選手が2Pで3点取れていて。関関戦ではスコアリング能力のある選手がスコアできなかったのが敗因だと思っていて、そこから練習を積み重ねてきました。その結果が2Pの3得点に出たと思います。(次戦の決勝へ向けて)今日は失点が3点あって。入ったか入ってないかのやつは入ってた思うので次戦は失点なしで、関大は今日6得点だったんですけどそれを上回る10点近くとって勝ちたいです。圧勝してこの大会を優勝して終わりたいです」

▼GK山北
「(第1Pを振り返って)第1Pを0点で守り切ったことによって、次のPにつなげられたと思います。それが得点につながり、試合をいい流れに持って行けたかなと思います。(第2P後半、ゴールを狙われる時間が長く続いた)DF陣がしっかり守ってくれたので、自分は1本目をしっかり抑えて2本目、3本目のリバウンドはDFに任せて、チームメイトを信じてやっていました。(次戦への意気込み)今回0点で抑えられなかったので次こそ0点で抑えて、この大会をいい形で締めくくれたらと思います」

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