◇第13回関西学生チャンピオンシップ水泳競技大会2日目◇6月15日◇Asue大阪プール
[女子4×100㍍メドレーリレーT決勝]
関西大学(蔦川、松本、宮崎、吉田) 1位 4.16.23
[男子4×100㍍メドレーリレーT決勝]
関西大学(中村、相馬、桑島、松岡) 3位 3.50.18
[女子200㍍個人メドレー予選]
比良 7位 2:26.97 決勝進出
田中 9位 2:27.70
[男子200㍍個人メドレー予選]
知念 24位 2:20.89
[女子400㍍自由形予選]
浅尾 1位 4:30.90 決勝進出
瀬賀 6位 4:34.35 決勝進出
[男子400㍍自由形予選]
印南 4位 4:05.50 決勝進出
佐藤 7位 4:06.26 決勝進出
鴻野 16位 4:13.59
[女子100㍍自由形予選]
吉田 3位 58.67 決勝進出
南 6位 58.96 決勝進出
水野 19位 1:02.00
三木 27位 1:04.02
木村 DNS
南田 DNS
[男子100㍍自由形予選]
松岡 5位 51.44 決勝進出
深井 10位 51.88 B決勝進出
合田 14位 52.38 B決勝進出
秋岡 21位 52.83
木本 33位 53.42
辻岡翼 34位 53.46
林 35位 53.52
植村 56位 55.09
宮﨑直 58位 55.14
長谷川敦 89位 58.12
[女子100㍍バタフライ予選]
宮崎い 3位 1:02.37 決勝進出
瀧本 6位 1:03.55 決勝進出
岡田 8位 1:04.23 決勝進出
[男子100㍍バタフライ予選]
今井 15位 56.36 B決勝進出
桑島 18位 56.52
東 19位 56.59
辻岡輝 29位 57.99
[女子200㍍背泳ぎ予選]
蔦川 4位 2:22.24 決勝進出
岩澤 14位 2:40.16
[男子200㍍背泳ぎ予選]
中村 14位 2:14.08
上田 22位 2:17.27
[女子200㍍平泳ぎ予選]
小林 1位 2:33.64 決勝進出
松本 4位 2:36.05 決勝進出
霜中 7位 2:37.24 決勝進出
比良 9位 2:40.29
鎌田 12位 2:43.40
[男子200㍍平泳ぎ予選]
相馬 16位 2:19.35
長谷川翔 44位 2:35.83
高橋 38位 2:32.79
[女子200㍍個人メドレー決勝]
比良 8位 2:26.92
[女子400㍍自由形決勝]
浅尾 1位 4:25.63
瀬賀 2位 4:25.74
[男子400㍍自由形決勝]
印南 4位 4:02.12
佐藤 8位 4:07.94
[女子100㍍自由形決勝]
南 5位 58.72
[男子100㍍自由形B決勝]
深井 1位 51.34
合田 6位 52.05
[男子100㍍自由形決勝]
松岡 5位 51.30
[女子100㍍バタフライ決勝]
宮崎い 2位 1:01.75
瀧本 6位 1:03.66
岡田 8位 1:04.24
[男子100㍍バタフライB決勝]
今井 5位 55.89
[女子200㍍背泳ぎ決勝]
蔦川 4位 2:21.55
[女子200㍍平泳ぎ決勝]
松本 1位 2:32.44
小林 3位 2:33.06
霜中 6位 2:35.89
[女子4×200㍍フリーリレーT決勝]
関西大学(浅尾、南、松本、瀬賀)1位 8:30.23
[男子4×200㍍フリーリレーT決勝]
関西大学(印南、今井、佐藤、辻岡翼) 4位 7:45.40
大会は最終日を迎えた。この日も男女ともに多くの入賞者を輩出。関カレに向けて弾みをつける大会となった。
最初に行われたのは女子4×100㍍メドレーリレーT決勝。1泳の蔦川真優(社2)は、前半の50㍍を3位で通過する。この時点で上位3校が頭1つ抜ける展開となった。後半のスパートで1つ順位を上げ、2位で2泳の松本悠里(文2)へ。じわじわと1位との差をつめると、ほぼ横並びで3泳へ。だが、ここで追い抜くことはできず、アンカーの吉田芽生(商3)に。前半の50㍍で差をつめきる。ラスト勝負となった。最後の10㍍まで激しい競り合いが続いたが、最後に抜け出したのは吉田。接戦の末、1位に輝いた。
男子の部で関大の1泳を務めたのは中村佳維徹(社3)。スタートで出遅れるも、後半に追い上げを見せ、組2位で2泳に託す。相馬海翔(経4)は先頭から少し差をつけられ3位に順位を落とした。桑島崚介(安全3)は、バタフライで力強い泳ぎを見せるも、なかなか前との差を詰めることができない。勝負はアンカーの松岡健太(人2)へ。力強い泳ぎで前2校を追うも及ばず、3位となった。
女子200㍍個人メドレー予選には、田中楓果(文2)と比良来望(文2)が出場。田中は、惜しくも全体9位で決勝進出を逃した。比良は、組4位で前半を終えると、得意の平泳ぎで1つ順位を上げる。しかし、自由形で順位を落としてしまい、4位でフィニッシュとなった。男子の部に出場した、知念翼(ビジ1)は背泳ぎで組7位につけたが、その後の種目で徐々に失速。2:20.89でゴールした。
続いて行われたのは女子400㍍自由形。瀬賀映佳(化生4)と浅尾萌々香(社2)がエントリーした。瀬賀は初めの100㍍を1:05.57で入ると、その後も良いペースでレースを進める。2位と差をつけ1位でゴールした。浅尾は序盤から前に出るとその後も後続を寄せつけない。全体1位の記録で予選を突破した。男子の部には、佐藤圭悟(化生4)、鴻野壮太(経3)、印南澄空斗(法4)が出場。佐藤は、前半を組2位で通過した。しかし、ラストスパートで順位を1つ落とし3位でのフィニッシュに。鴻野は、100㍍を組内8位通過と苦しいスタートとなる。それでも、終盤に1つ順位を上げ組7位でゴールした。印南は、50㍍を58.24で泳ぐと前半は4人での2位争いに。後半になると上位から徐々に遅れる選手が出る中、印南は粘り強い泳ぎを見せる。組2位、全体4位の好記録で決勝進出を決めた。
次に行われたのは100㍍自由形。女子の部には4名の選手が出場した。3組には三木里央菜(政策1)、南緩菜(商2)、吉田芽生(商3)の3名が登場。レースを引っ張ったのは吉田だった。40㍍地点で首位に立つとその後も順位を譲らず。南は上位に食らいつき、接戦の末、組内4位、全体6位となった。三木は50㍍を組内8位で通過するとその後も思うようにペースを上げることができず。1:04.02でフィニッシュした。水野果穂(商2)は序盤に少し遅れてしまう。最後まで流れに乗ることができず組9位でゴールした。男子の部には、10名の選手が出場。植村友惺(化生2)、木本未来大(人2)、林尚弥(環1)は自己ベストを更新する泳ぎをみせる。7組の長谷川敦己(法1)は、粘り強い泳ぎで自己ベストに近づく58.12を記録した。宮崎直生(人3)は、前半の50㍍をトップで通過するも以降は徐々にペースを落とし、組3位でフィニッシュとなる。13組には、秋岡優希(法4)、松岡健太(人2)、辻岡翼(情4)主将が出場。25㍍地点では全員が横ばいの展開に。終盤に順位を伸ばしたのは松岡健太(人2)と秋岡優希(法4)。松岡健太(人2)は、終盤に伸びを見せ、組1位、全体5位でゴールした。秋岡優希(法4)は、力強い泳ぎで加速していくと組4位に。だが、全体では21位となり決勝進出を逃した。深井伊吹(人2)は、50㍍を25.92で折り返すと、その後もペースを落とすことなくゴール。全体10位でB決勝に駒を進めた。合田海杜(文1)は、後半に力を発揮する。終盤に順位を上げ組5位、全体14位でB決勝へ進出した。
女子100㍍バタフライにエントリーしたのは、岡田結良(人2)、宮崎いぶき(法3)、瀧本真由佳(人4)。岡田結良(人2)は、安定したフォームで泳ぎ切る。全体8位に食い込み、決勝進出を果たした。宮崎、瀧本は、序盤から大きなストロークを見せる。両者ともに難なく決勝進出した。男子の部には4名の選手が出場。東蒼太(人3)は、50㍍を26.52で折り返すと、終盤にも力を発揮し組5位でフィニッシュする。次の組に出場したのは今井孝太郎(化生4)。前半から加速すると、その後も粘りを見せ全体15位となる56.36を記録し、B決勝へ進出する。7組には2選手が出場した。1レーンの辻岡輝(情1)は、前半を組6位で通過する。上位に食らいつく泳ぎで自身の大学ベストを更新した。6レーンの桑島崚介(安全3)は、後方からのスタート。それでも、後半に実力を見せ、全体18位の記録でゴールした。
次に行われたのは女子200㍍背泳ぎ予選。蔦川真優(社2)は、初めの50㍍で先頭から少し差をつけられた。しかし、100㍍地点で、2位になるとその後は他を寄せつけない泳ぎで順位を保つ。2:22.24でゴールした。岩澤木綿(ビジ1)は、序盤から劣勢を強いられる。それでも粘り強い泳ぎで自己ベストを更新した。男子の部に出場した、中村佳維徹(社3)は折り返しを組3位で迎える。しかし、ラスト50㍍争いで1つ順位を落とし4位でのフィニッシュとなった。上田剣聖(法3)は前半に上位から離されてしまう。だが、終始冷静な試合運びを見せ自己ベストを更新した。

200㍍平泳ぎ予選には男女8名がエントリー。女子1組には小林尚弥(環1)と鎌田祥加(人2)が登場した。小林は、前半から攻めの泳ぎを見せ首位に躍り出る。一度も順位を譲ることなく組1位で終えた。鎌田は、自身のペースで泳ぎ続ける。組6位、全体12位でゴールした。2組には松本、霜中優希(人4)女子主将、比良の3名が出場。松本は序盤に先頭に立つも後半のスパートで1つ順位を落とし、組2位でフィニッシュした。霜中女子主将は、安定感のある泳ぎを見せる。組3位を保ち続け、全体7位で決勝進出を決めた。比良は、後半に追い上げを見せる。2:40.29でゴールも、惜しくも全体9位に。決勝進出を逃した。男子の部で最初に登場したのは長谷川翔土(安全3)と高橋陽太(人3)。長谷川翔は、100㍍を1:14.01と良いペースでレースを進める。最後まで存分に力を発揮し、2:35.83で自己ベストを更新した。高橋陽太(人3)は、大きなフォームで前へと進んでいく。最後は、激しい3位争いをとなったが、見事競り勝ち、組3位でフィニッシュした。相馬海翔(経4)は力強い泳ぎを見せる。3人で3位争いを繰り広げるもわずかに及ばず組5位、全体16位でゴールした。

休憩を挟み行われた午後の決勝戦。女子200㍍個人メドレー決勝から始まった。比良は、後半に徐々に順位を下げてしまう。8位でレースを終えた。
女子400㍍決勝には、浅尾、瀬賀が出場した。浅尾は予選をトップ通過しており、メダルが期待される。序盤から先頭に立ちレースを優勢に進めた。しかし、200㍍地点で関大の瀬賀に逆転を許す。2人が並んだまま、勝負は最後の50㍍へ。最後に抜け出したのは浅尾。そのまま逃げきり首位でゴールした。瀬賀はわずかに及ばず2位に。関大勢がワンツーフィニッシュを決めた。男子の部には、佐藤、印南が出場。関大の応援席からは大きな声援が飛んだ。印南は序盤から攻めの泳ぎで上位に食らいつく。徐々にペースを落とすも順位は落とさず4位でフィニッシュした。佐藤は、中盤に力を発揮する。一時は、6位にまで順位を上げるも終盤に失速してしまい8位でのゴールとなった。
女子100㍍自由形には南が登場。前半はゆったりとしたペースでレースを進め50㍍を8位で通過する。それでも中盤から徐々にペースを上げると、5位でフィニッシュした。
男子100㍍自由形B決勝には深井と合田が出場する。深井は、序盤から先頭に立った。ラスト50㍍は数人での大熱戦となったが、タッチの差で振り切り1位に輝く。合田は、前半を5位と好順位につけるも後半に順位を上げることはできなかった。52.65で6位でレースを終える。決勝には松岡が登場。勢いよくスタートを切ると50㍍を2位で通過する。しかし、後半は順位を守り切ることができず、5位でフィニッシュした。
女子100㍍バタフライ決勝には3名が出場。宮崎いは50㍍を2位で通過すると後半は3人でのデットヒートに。1:01.75で2位に輝いた。瀧本は、好スタートを切ると序盤は上位につける。だが、後半に思うように順位を上げることができず6位でゴールした。岡田は、思うようにペースを上げることができない。1:04.24でフィニッシュした。
男子100㍍バタフライB決勝に登場したのは今井。後半に追い上げを見せると55秒台の好記録を出す。しかしわずかにメダルには届かず、5位でレースを終えた。
女子200㍍背泳ぎには蔦川が出場。レースは、上位3人が抜け出す形に。蔦川は終盤まで4位争いを演じるも、最後に順位を落としてしまい、6位でフィニッシュとなった。
女子200㍍平泳ぎ決勝には松本、小林、霜中が出場。松本は昨日の平泳ぎでも優勝を手にした実力者だ。レースを引っ張ったのはやはり松本。持ち前のラストスパートの強さを見せ、見事1位を手にした。予選トップで決勝に挑んだ小林はこの試合でも力を発揮。2:33.06の自己ベストで3位入賞を果たした。霜中は、安定感のあるレースを展開する。しかし、後半に順位を思うように上げられず、6位でのゴールとなった。

最終種目は4×200㍍フリーリレーT決勝。まずは女子の部が行われた。1泳の浅尾は序盤から先頭に立つとその後もリードを広げる。しかし、終盤に後続の追い上げを許し、ほとんど同着で2泳に。南は1位を譲ると、徐々に差を広げられる。3泳の松本が1位に再浮上すると、アンカーの瀬賀が1位を守りきった。男子の部では1泳の印南が後半にペースを上げると、首位で2泳の今井に。だが、徐々に順位を落とし、5位で3泳の佐藤へ。前半で4位に浮上を果たすと3位と約3秒差でアンカーの辻岡翼主将に。しかし、なかなか差を詰めることはできず、4位でフィニッシュとなった。


関カレの前哨戦となった今大会。おのおのが多くの収穫を得た。さらなる練習を積み、本番へと突き進む。【文:金佐康佑/写真:首藤里咲】
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