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◇「アミノバイタル」カップ2025 第54回関西学生選手権大会◇3回戦◇6月8日◇対大公大◇関西大学中央グラウンド

【前半】関大0-0大公大
【後半】関大1-0大公大
【試合終了】関大1-0大公大

スターティングメンバー
GK山田光
DF上原壮、山本圭、松名、藤谷
MF藤﨑、宮川、和田、北村
FW今西、堀

関西学生選手権大会(関西選手権)の初戦を迎えた関大。試合は終始関大ペースで進むも、なかなか得点を奪えない。後半に入り、コーナーキック(CK)からDF山本圭晋(経1)が先制点を奪う。このゴールが決勝点となり、4回戦に駒を進めた。

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△スターティングメンバー

リーグが一時中断し、1発勝負のトーナメント方式で行われる関西選手権が幕を開けた。総理大臣杯への出場権獲得と関西王者を目指し、大公大との3回戦に臨んだ関大。シードにより今試合が初戦ではあったものの、固さはなくいい立ち上がりを見せる。地力の差で勝る関大が、序盤から試合を支配する展開に。MF和田健士朗(人3)とMF宮川大輝(文2)のダブルボランチが、積極的にボールを受けゲームメーク。テンポ良くボールをつなぎながら、両サイドを中心に攻め入る。しかし、相手選手全員がペナルティーエリア付近にベタ引きする状況に、なかなか決定機を演出できない。終始関大がボールを握り続けたが、45分間で得点に結びつけることはできず。両者スコアレスで後半戦に突入した。

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△MF和田

メンバー交代なしで臨んだ後半も、前半同様にハーフコートゲームを展開。序盤からDF上原壮(文4)が高い位置でボールを受ける場面が増え、そこを起点にCKやフリーキックを獲得する。回数が重なるにつれ徐々に得点の匂いがすると、同22分にルーキーの初ゴールが生まれた。CKからルーズボールをDF山本圭が押し込み先制に成功。このゴールにDF山本圭は大きく拳を掲げた。

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△DF上原壮
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△先制点獲得後、拳を掲げるDF山本圭

その後も追加点のチャンスが巡ってくる。同30分、MF北村圭司朗(法3)のカットインからシュートがポストをたたき、ボールはゴール前に詰めていた途中出場のFW大矢瑞樹(情4)の下へ。しかし、枠を捉えることができず。2分後にもMF宮川からのスルーパスから背後へと抜け出したFW大矢。オフサイドはなく相手GKとの1対1の決定機に。だが、狙い澄ましたシュートは惜しくも枠内に収めることはできなかった。時間が経つにつれ、少しずつ相手に押される展開に。ゴール前まで迫られる場面もあったが、体を張った守備で同点弾を許さなかった関大。1-0で勝利し、4回戦に駒を進めた。

辛勝ではあるものの、初戦突破を決めた関大。関西王者に向け、1戦ずつ戦い抜く。【文/写真:岩口奎心】

▼前田雅文監督
「(今試合のメンバー選考)今季が残り半年というところを含めて、ボリュームを増やすチャンスだった。公式戦を通して出場機会が少なかった選手に、チャンスを作った。(試合前のゲームプラン)相手がもっと前に出てくると思っていたが、キーパーを含めて11人がペナルティーエリアの中にいる状態で難しかった。(試合を振り返って)前半も後半も相手はずっとペナルティーエリアの中にいて、クロスの質がそれに伴っていなかった。そこは課題かなと思う。(結果に物足りなさはあるか)少し仕方ないのかなというところと、あまり隙のない戦いをしてきたから難しかった。今のクオリティを考えると、仕方ないのかなと思う。(次戦への意気込み)しっかり点を取ることが2部の相手に対しては必要だと思う。今日みたいなアクシデント狙いのチームではないと思うから、チャンスがある中でしっかり決め切ってほしいなと思う」

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