◇女子第74回西日本学生選手権大会 ◇3回戦◇対立命大◇6月4日◇東淀川体育館
[第1Q]関大16-20立命大
[第2Q]関大15-16 立命大
[第3Q]関大20-15立命大
[第4Q]関大20-24立命大
[試合終了]●関大71-75立命大
西日本学生選手権大会(西カレ)初戦を100点ゲームで勝利した関大。3回戦では1部の強豪・立命大と対戦した。第1クオーター(Q)から連続で失点し、リードを奪われてしまう。それでも、着々と点数を重ね一時は逆転。しかし、第4Qで相手の猛攻に合い、再びリードを許してしまう。なんとか追いつきたいところだったが、相手の攻撃を止めることができない。惜しくも敗北となった。
相手ボールで試合開始。開始直後から攻め込まれ、11点を連取されてしまう。西梨花(政策2)がファールを受け、フリースローを獲得。1本を決め、関大に初得点が生まれた。さらにその後、西がゴール下でのシュートを決め連続得点。なんとか流れをつかみたいところだったが、相手にも得点を許してしまう。ここで関大がタイムアウトを要求。石井花那(文3)がスリーポイントを決め、タイムアウト明けの初得点は関大に。ここから立岡春咲(はるき=文1)や西を中心に得点を重ねていく。追い上げを見せ、16-20で第1Qを終えた。

西がシュートを決め、第2Qの先制点は関大に。石井のレイアップや立岡のシュートで得点を重ね、1点差まで詰め寄る。しかし、ここから相手が連続で得点し、10点以上の差をつけられてしまった。だが、終盤に川崎真子(人3)がゴール下まで切り込んで放ったシュートや、西のリバウンドからのシュートが決まる。5点ビハインドに留め後半につなげた。

相手ボールから始まった第3Q。直後に連続得点を許し、10点以上の差をつけられてしまう。しかし、西のシュートを皮切りに関大の攻撃が炸裂(さくれつ)。石井のスリーポイントシュートで1点差まで詰め寄った。直後に2点を返されるも、石井が再びスリーポイントシュートを沈め同点に。さらに西と新島伶侑(りょう=社4)が立て続けにシュートを決め、今試合初のリードを奪う。逃げ切りたいところだったが、終盤に連続で得点され同点に。勝負は最終Qに託された。

第4Qは、立岡のシュートで先制する。再度同点に追いつかれたが、関大の攻撃は止まらない。新島のスリーポイントシュートが2本決まり、歓声が沸き起こる。さらに立岡もシュートを沈め、9点のリードを奪った。しかし、ここからパスがつながらず苦しい時間が続く。なんとか相手の攻撃を止めようと、激しいディフェンスを見せた。だが、5分以上残した状態でファールが5つたまり、追い込まれていく。フリースローなどで得点を重ねられ、差は2点に。なんとか食らいつきたいところで、西が意地のスリーポイントシュート。ファールを受け、確実にフリースローも決めた。しかし、再び相手の猛攻に合う。連続で得点され逆転を許してしまった。石井がスリーポイントシュートを沈め再び同点に追いついたが、試合終了間際に相手が連続得点。4点差と非常に惜しい敗北となった。

格上相手に善戦した関大女バス。西カレは3回戦敗退となったが、下級生を中心に奮闘した。ここで得たものを次戦につなげ、さらなる進化を遂げる。【文:春田史帆/写真:堀内鑑】
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