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◇第27回日本学生選抜選手権大会1日目◇6月6日◇能勢町ライフル射撃場

[10mAR立射60発競技MIX]
第1射群5位 松浦・平野ペア 611.7点
第1射群10位 山田・西東ペア 603.6点

[50mSB男子伏射60発競技]
第1射群15位 松浦 598.6点
第2射群1位 山田 616.5点 ジュニア日本記録更新

[10mAP女子立射60発競技]
7位 松本 530
14位 林保 514
17位 井水 505

今年は関西で行われることになった日本学生選抜選手権大会。初日から各種目のタイトル獲得に向け、躍動した。

最初に行われたのは10mAR立射60発競技MIXだ。関大からは松浦悠斗主将(法4)・平野佳那(人2)ペアと山田崇太(文3)・西東咲葵(さき=社1)の2ペアが出場。松浦・平野ペアは、2人ともが3シリーズ全てで100点台をキープする。第1射群5位に入ったものの、FINAL進出には届かなかった。山田は旭夏希(経4)が欠場し、西東とペアを組み挑む。山田は全てのシリーズで100点台をたたき出し、トータル304.7点。西東は1シリーズ目で97.7点で、良いスタートを切ることができず。トータルで300点を超えることはできなかったが、1年生ながらの出場は今後の成長につながるに違いない。山田・西東ペアは第1射群10位で決勝進出はかなわなかった。

S__17965067_0-200x133 【射撃】山田がSB伏射でジュニア日本新樹立!
△西東

50mSB男子伏射60発競技には松浦、山田は出場。松浦は1シリーズ目のほとんどの射で10点以上をキープし、101点と好調な滑り出しを見せる。しかし、2、3シリーズ目は10点台をなかなか射抜くことができず、点数を伸ばせない。シリーズごとの点数が90点台に止まった。4シリーズ目からは再び点数が向上。100点台でまとめたものの、600点にはわずか1.2点届かず。第1射群を1位で競技を終えた。山田は1シリーズ目から100点越えの安定した実力を発揮。徐々にシリーズごとの得点が伸びていく。最後まで安定した射撃で全体トップに。さらに、河本(明大)が持つジュニア日本記録の615.9点を0.6点更新した。

S__17965085-200x133 【射撃】山田がSB伏射でジュニア日本新樹立!
△松浦
S__17997827-200x133 【射撃】山田がSB伏射でジュニア日本新樹立!
△山田

1日目最後に行われたのは、10mAP女子立射60発競技。関大からは井水志穂(経4)、林保ゆら(社2)、松本唯(社4)の3人が出場した。井水の出だしは点数が伸びなかったが、試合を通して安定した得点を維持。しかし、大きく点数を伸ばすことができず。ファイナルに進出することはできなかった。林保は1シリーズ目から80点台をキープ。3シリーズ目には90点台を記録するも、14位に終わった。松本は全てのシリーズで80点台後半をキープする。6シリーズ中3シリーズで90点台を記録し、トータル530点。7位に入ったが、ファイナル進出には届かなかった。

S__18022407_0-200x133 【射撃】山田がSB伏射でジュニア日本新樹立!
△松本
S__18022405_0-200x133 【射撃】山田がSB伏射でジュニア日本新樹立!
△林保

1日目から各種目で記録を残した関大射撃部。明日以降も種目のタイトル獲得へ。関西、関東の強敵たちを一射入魂で打ち破る。【文/写真:木村遥太】

▼山田
「(自身の得点を振り返って)納得のいく点数ではなかったけれど、なかなか良い点数だったと思います。(1シリーズ目から少しずつ点数が上がったことについて)最初のシリーズが一番点数が低くて、そこで何で点数が低くなったのかを考えた時に構え方を修正した。最初のシリーズを雑に撃っていた印象がありました。なので、全部の姿勢を一つずつ確認して、納得のできる時だけ引き金を引くようにしました。その結果、シリーズを重ねるごとに点数が伸びていったことにつながったのだと思います。(2、3日目に向けての意気込み)関西の試合に比べると関東は手ごわい存在なので、入賞やメダルを関東に持っていかれないように、関西として上位争いに食い込んでメダルを持って帰りたいと思います」

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