◇2025年度関西学生春季リーグ戦第7戦◇対大体大◇5月6日◇関西福祉科学大学
[前半終了]関大10ー16大体大
[後半終了]関大14ー21大体大
[試合終了]関大24ー37大体大
3日間の連戦も最終日を迎え、今リーグ5勝1分けの大体大との戦いに挑んだ。相手の勢いに押されながらも、序盤はなんとか食らいつきリードを抑える。GK田中星矢(人4)の好セーブで何度も得点を阻止。しかし相手のディフェンスも堅く、シュートを放つもブロックされてしまった。後半では一気に連続得点を許し、相手に突き放される。果敢に攻め粘りを見せたが、大きなビハインドを巻き返すことはできず敗北となった。
相手ボールから試合開始。相手は勢いに乗って攻めてくるが、立ち上がりからGK田中の好セーブが光る。ところが相手のディフェンスも堅く、関大の攻撃が通らない。開始2分で相手に先制を許す。パスミスでスムーズにラストパスへとつなげられず、なかなか得点できない時間が流れた。そこで松本一徳(かずのり=経2)がロングシュートを放ち成功。会場は大きく沸いた。だが、直後に相手の得点を許し、上回る盛り上がりで圧倒されてしまう。相手に7㍍スローを与え、関大は数的不利に。2連取された後、林航琉(経3)がステップフェイントで惑わせネットを揺らし、差を1点に抑える。そこからは相手のディフェンスに苦しんだ。また、相手の勢いに飲み込まれ、4連続失点。5ー10と倍の差がついてしまったところで関大がタイムアウトを要求した。

再開後、小柳貴裕(人3)、土岐勇斗(文4)、松本が得点を重ね、差を広げない健闘を見せる。そこから激しい攻防を繰り広げるが、決定的な得点は挙げられない。関大の攻撃に切り替わった瞬間、小田航平主将(人4)が勢いよくゴール前まで移動してそのままシュートを打つも、相手GKに止められる。続けて2連取され、この時点で8点ビハインド。残り時間で差を詰めるため、関大の攻撃が一層激しくなる。小柳、林がゴールを挙げ差を6点に縮めた。最後に追加弾を放たれるも、ここはGK田中が守り10ー16で折り返す。

後半は相手の猛攻がさらに威力を増した。同1分で土岐が得点。連続してGK田中がエンプティゴールを成功させ喜びの声が大きく上がる。そこから何度もシュートを放つが、ゴール前に立ちはだかる壁は高かった。ボールが通らない間に5連続失点。鬼頭奏(安全3)や三木麟童(法4)の攻撃が決まっても、相手はさらに精度を高めた攻撃を仕掛けてくる。再び相手に7㍍スローを与え、関大が数的不利になった。その後も点差を縮めようと健闘するが、すぐに点を取り返され、4連続得点も許してしまう。終了直前に三木が2得点を挙げ、最後まで粘りを見せた関大だったがむなしく敗戦。13点差をつけられ開幕戦以来の黒星となった。


リーグ5連勝が大体大戦でストップ。強敵に大差をつけられてしまった。次戦は因縁の相手・関学大と対戦。昨秋リーグで敗戦を喫した相手に、全員で勝利を目指す。【文:吉野日菜多/写真:春田史帆】
コメントを送信