◇ 令和7年度関西学生春季リーグ戦大会第4節◇対同大◇5月5日◇ 皇子が丘体育館
[S1]●砂原0(11-21, 17-21)2山本
[S2]●向1(21-14, 10-21, 15-21)2吉田
[D1]●小山・瀬藤0(7-21, 11-21)2熊木・大森
[D2]○山田悠・山本2(21-19, 21-19)0山本・小畑
[S3]●瀬藤0(13-21, 13-21)2熊木
●関大1-4同大
春季リーグ戦第4節の相手は同大。第2ダブルスが奮闘し、1勝をあげる。他の試合も奮闘するも、あと1歩勝ち切れず黒星となった。
第1シングルスに出場したのは砂原泰斗主将(政策4)。前半は取って取られての膠着(こうちゃく)状態が続いた。フェイントを攻撃におり交ぜ、相手の足を動かす。インターバル後に相手の調子が上がり、5連続で得点を奪われた。ラリーが徐々に長くなり、体力も奪われていく。点差を縮めることはできず、セットを先取された。第2セットでもロングラリーが続き、ネットにかけたりアウトになったりとミスで相手に点を献上。少しずつ点差を広げられ、セットを取ることはできず黒星発進となった。

続く第2シングルスには向竜生(商1)が出場。1年生ながら強気なプレーで相手を圧倒させる。浮いた球をすかさずスマッシュやプッシュなど、強打で得点を重ねた。相手に前後に動かされもしたが、差をつけて第1セットを先取。第2セットになると、相手が調子を上げ苦戦を強いられた。決め急ぎネットにかけることも多く、チームから「ラリーしよう」と声が。インターバルを挟み、4連続得点する。しかし、これまでに広げられた差を縮められず、ファイナルセットに突入。序盤は点を取り合う展開に。相手のミスを誘い出しスマッシュで決めるも、長いラリーに手こずる。なかなか自分のプレーをさせてもらえず、勝利を挙げれなかった。

第1ダブルスの小山志月(文4)と瀬藤智史(政策3)は、なかなか相手に対応できず失点が増える。第1セットは大差をつけられ落とした。続く第2セットも2人の息が合わず。小山のスマッシュが決まる場面もあった。しかし、少し浮いた球は、足元に返球され拾えない。相手のスマッシュに翻弄(ほんろう)され、11-21で黒星となった。

山田悠太(商2)と山本勇誠(情2)の第2ダブルスは接戦に。パワー型の2人に対し、相手もパワー型。フェイントを混ぜながらスマッシュで得点を重ねる。2人のコンビネーションがうまくはまり、最後は3連続得点で第1セットを奪取。第2セットも強く攻める姿勢で得点を重ねる。少しミスも見られたが、ネット際の球を山本がプッシュで決め会場が盛り上がった。相手も調子をあげる中、得意のスマッシュで相手を引き離し、ストレートで本日初の白星を挙げた。

第1ダブルスに続いて第3シングルスにも出場した瀬藤。序盤は得点を決められず、相手に8連続得点を許す。相手を前後に振り、フェイントやプッシュを決める姿も見られた。しかし、第1セットは相手に献上。第2セットは少しずつ調子を上げ、同点に。そしてスマッシュで1点リード。取って取られての展開になるも勝利を挙げれなかった。

今日の結果で1-2部入れ替え戦への出場が決定。本日は健闘した試合も多く見られた。明日の最終戦こそ勝利してみせる。【文/写真:中山桜希】
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