◇2025年度関西学生春季リーグ順位決定戦2日目 ◇対関学大◇5月5日◇親里ホッケー場
[第1Q]関大0-0関学大
[第2Q]関大0-2関学大
[第3Q]関大0-0関学大
[第4Q]関大0-1関学大
[試合終了]●関大0-3関学大
春季リーグ最終戦は関学大と対峙(たいじ)した。第1クオーター(Q)は互いにシュートまで持っていくことができず、膠着(こうちゃく)した状態に。第2Qは終始相手ペースで試合が進み、立て続けに失点。さらに第4Qでは、ペナルティーコーナー(PC)からシュートを決められ、差を広げられてしまう。目標とするリーグ5位に向け、なんとか勝利したいところだっが敗北を喫した。
関大のセンターパスで試合開始。相手ボールをFB村田蒼生(社3)が奪いMF川﨑陽奈太(経3)にパスを出す。MF川﨑がサークル付近までドリブルでボールを運び、チャンス到来かと思われた。しかし、相手のディフェンスに阻まれ、シュートを放つことができない。ここから両者シュートまで持っていけない時間が続く。第1Q残りわずかとなった時、関大がPCを獲得。決めたいところだったが、得点とはならず。その後も続けてシュートを放つが、第1Qを両者無得点で終えた。

第2Q開始直後、FW眞田晄希(商1)が相手ボールを奪うが、パスを通すことができない。FB村田を中心に、積極的にスティックを出しボールを奪いにいくが、終始相手ボールの時間が続く。失点を防ぎたいところだったが、相手がサークル内に侵入しシュート。先制点を奪われた。さらに、第2Q終了間際にも得点される。2点差をつけられ試合を折り返した。


相手ボールから始まった第3Q。早々にPCを獲得するが、相手GKに止められてしまう。それでも、第3Qは関大の攻撃が続いた。MF中川樹(商3) がサークル内にロングパスを出しチャンスメーク。得点したかったが誰も合わせることができず、ロングシュートの判定に。この後相手のフリックパスが通り、サークル付近まで攻め込まれてしまう。しかし、FB高木裕翔(経2)が相手のボールを奪い、ピンチを脱した。終盤に、FB和田陽向主将(人4)、FW眞田、MF川﨑とパスをつなぎ、右サイドを駆け上がる。サークル内に侵入するもシュートまでは持っていけない。得点するチャンスは多かったものの、相手ディフェンスを交わすことができず第3Qも無得点に終わる。ビハインドのまま、勝負は最終Qへ。

第4Qは序盤から激しいボールの奪い合いに。両者サークル付近での攻防を繰り広げるものの、シュートとはならず。しかし、中盤に相手がPCを獲得。シュートを決められ、差が広がった。ここで1点でも取りたい関大。FB村田のパスカットから攻撃につなげる。FW眞田がドリブルでサークル内に侵入し、PCを獲得するも得点とはならない。その直後、相手に速い攻撃を展開されPCとなるが、GK髙瀬悠貴(はるき=人2)が好セーブを見せ追加点を食い止めた。関大もPCを獲得しFB和田主将がシュートを放つが、惜しくもボールはゴールの外へ。試合終了間際にFW中川光(経4)がドリブルでサークル内に侵入し、得点のチャンスが訪れた。しかし、相手のディフェンスに阻まれ得点とはならず。無得点のまま試合終了。リーグ最終戦を黒星で終えた。

今試合に敗北し、6位でリーグを終えた関大。チーム目標の5位にはあと一歩届かなかったものの、確かな手応えを感じた。7月に行われる王座に向け、チーム一丸となって挑み続ける。【文/写真:春田史帆】
▼FB和田主将
「(今試合を振り返って)勝ちたかったところなんですけど、負けてしまって。次への反省点なのかなとと思いました。(リーグを振り返って)全試合内容的には勝ち負け関係なく良かった試合でした。なので、それを秋リーグでも継続できるように頑張りたいなと思います」
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