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◇第102回関西学生対校選手権大会1日目◇5月4日◇ヤンマースタジアム長居

[女子100㍍H予選]
2組6着 山名彩香 (法4)   14.88
4組         吉武ファティマ花(政策2)    DNS

[男子100㍍H予選]
2組6着 岡田優真(化生2)    14.76

[女子100㍍予選]
1組6着 山名 12.90
6組4着 澤田佳奈(経4) 12.47

[男子100㍍予選]
1組2着 中瀬駿介(人4) 10.67    準決勝進出
2組5着 垣内慶紀(情4) 10.84
4組1着 アブラハム光オシナチ(人1) 10.58    準決勝進出

[女子400㍍予選]
1組5着 森脇杏(社2) 58.71
3組5着 西田真穂(経2) 59.17

[男子400㍍予選]
1組5着 今岡誠道(文4) 48.24
2組2着 谷野佑成(人2) 46.48    決勝進出
3組8着 堀田陽樹(情2) 49.78

[女子1500㍍予選]
1組12着 武田真音(経3) 4:47.23
2組4着 原聖奈(法1)    4:37.05    決勝進出
3組6着 市岡妃彩良(商1) 4:38.03    決勝進出

[男子1500㍍予選]
1組6着 迫悠真(政策1) 3:58.91
1組4着 嶋田匠海(文4) 3:58.68
2組1着 森玉鳳雅(社2) 3:54.32

[女子4×100㍍R予選]
3組 関西大学 失格

[男子4×100㍍R予選]
2組1着 関西大学 39.58

[女子10000㍍決勝]
9位    岩本風音(社4) 35:08.81
13位    新山心友(みゆ=商3) 36:13.26

[男子10000㍍決勝]
2位    高村瑛太(経2) 30:00.58
6位    秋山翔太朗(法4) 30:24.47
10位    芝秀介(政策4) 30:58.20

雲1つない青空の下、関西学生対校選手権大会(関カレ)が開幕した。世界陸上の開催に伴い、例年より早い時期での開催となる。京竹恭雅主将(人4)の選手宣誓から始まった関カレ。男子3連覇の偉業が懸かる関大は初日から躍動した。

IMG_2189-200x133 【陸上競技】関カレ初日はルーキーが躍動!
△京竹主将

女子100㍍H予選に登場した山名。関大勢のトップバッターとしてチームに勢いをもたらしたいところだ。序盤から軽快にハードルを飛び越え、走るも結果は6着。準決勝進出を逃した。

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△山名

続く女子100㍍予選には、100㍍Hにも出場した山名と澤田が出場。澤田が素早い反応でスタートを決める。しかし、惜しくも準決勝進出条件を満たせなかった。山名も6位と順位を上げられず、両者予選敗退となった。

岡田は男子100㍍Hに出場。3連覇が懸かる男子のトップバッターとしての重役を担った。必死の走りを見せるも、順位が思うように上がらず。予選敗退となった。

男子100㍍予選には、中瀬、垣内、アブラハムの3選手が登場。予選1組に登場した中瀬は、2着でフィニッシュし準決勝進出を決める。中瀬に続きたい垣内だったが2組5着となり準決勝進出は叶わなかった。今年4月に行われた全日本個人選手権大会で6位に輝いたルーキーのアブラハム。スタート直後から首を振り、周りの様子をうかがう余裕を見せる。最後は後続を突き放して1着でフィニッシュし、準決勝へと駒を進めた。

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△アブラハム

森脇、西田が出場した女子400㍍予選。1組に登場した森脇は好スタートを切るも、中盤で敵の追随を振り切れず。5位となり準決勝進出を逃した。西田は予選3組に登場。序盤から先頭とは差がある厳しいレース展開に5着フィニッシュとなり、準決勝進出を逃した。

続く男子400㍍予選には、今岡、谷野、堀田が出場。予選2組に登場した谷野は快調な走りを披露。残り100㍍時点で首位につける好走でレースを引っ張る。首位こそ譲ったものの2着でフィニッシュし、決勝進出を決めた。今岡、堀田はそれぞれ組内5位、8位と苦しい結果に。惜しくも予選敗退となった。

女子1500㍍予選には、武田、市岡、原が出場した。ルーキーの市岡、原が先頭集団に食らいつく好走を見せる。両者ともに決勝進出を果たし、チームに勢いをもたらした。武田は中盤に失速し、順位を落としてしまう。組内12位でフィニッシュし、予選突破とはならなかった。

続く男子1500㍍予選。1組に嶋田、迫、2組に森玉が出場した。予選1組は大きな集団を形成したままレース終盤まで進む。最後まで順位が入れ替わるデットヒートの末、嶋田が4位、迫が6位でフィニッシュし両者決勝進出を決めた。2組に登場した森玉は、圧巻の走りを披露。序盤から前に出て集団のペースを作り、1着でゴール。最高のレース運びで決勝進出を決めた。

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△森玉

女子4×100㍍R予選には、澤田、野川明莉(シス理4)、山名、森脇の4選手がバトンをつなぐ。甲南大、立命大といった強豪と同組となった関大は思わぬアクシデントに見舞われた。2走野川から3走山名へのバトンパスのタイミングがずれ、バトンパスを終えることができないままテイクオーバーゾーンを飛び出してしまう。失格処分となりまさかの形で決勝進出を逃した。

続く男子100㍍R予選。佐々木浩希(経1)、アブラハム、冨田啓斗(政策2)、中瀬がバトンをつないだ。2走アブラハムがスピードに乗り順位を上げると、勢いそのまま3走冨田へとバトンパス。冨田が更にリードを広げ、4走中瀬にバトンを渡す時には大きなリードを作ることに成功した。中瀬は最後まで相手を寄せ付けない走りでフィニッシュ。組内1着で決勝進出を決めた。

女子10000㍍決勝には、岩本と新山が出場。序盤は何とか先頭集団についていくも中盤以降は集団についていくことが難しい状況に。それでも最後まで走り切り、岩本は9位、新山は13位でフィニッシュした。

関大勢1日目最終種目となったのは男子10000㍍決勝。芝、秋山、高村が出場した。時間が経つにつれて集団から脱落していく選手が増えていくレース展開になる。3選手ともに集団に食らいついていたが、芝と秋山は徐々に集団についていけなくなり追いかける形に。しかし、高村は最後まで集団から離されず、最終的に4人となった先頭集団に食らいつく。最後は、山下(関学大)とのスパート勝負に敗れ2位でゴール。高村は太ももをたたき、悔しさをあらわにした。

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△高村

アブラハムを中心にルーキーの活躍が目立った関カレ初日。若い1年生のパワーが関大全体の雰囲気も盛り上げたことだろう。2日目は多くの種目で決勝が行われる。底力を見せ、関西の王者となることができるのだろうか。活躍から目が離せない。【文:井原郷志/写真:井原郷志、桝井来夢】

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