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◇2025年度関西学生春季リーグ戦第5戦◇対福科大◇5月4日◇武庫川女子大学

[前半終了]関大13-10福科大
[後半終了]関大12-7福科大
[試合終了]関大25-17福科大

前戦では勢いに乗る同大を打ち破った関大。第5戦の相手は福科大だ。立ち上がりから得点を重ねると、点差を縮められながらもリードを守る。4連勝で明日以降の2連戦に勢いをつけた。

関大ボールから試合開始。開始早々に上川華奈(商4)が得点すると、続けて望月瑚雪(社3)がネットを揺らす。開始5分には小嶋彩華主将(商4)が相手ボールをカットし、上川が一気に相手陣地にボールを運んだ。そのボールをパスして回し、小田真子(法4)がシュートを決める。その後も関大が主導権を握り、上川のロングシュートや矢野真尋(人2)が守備に阻まれながらのシュートで得点。しかし、その後はオフェンスのパスミスなどでゴールネットまでボールを運べず。さらに、相手に得点を許して徐々に点差を詰められた。同25分頃に相手がタイムアウトを取ったことをきっかけに、関大が勢いを吹き返す。再開後に小田、長尾海琉(みる=シス理3)、矢野が立て続けにネットを揺らした。また同29分には7㍍スローを獲得し、窪田葵(法3)が決めて得点。リードを守り、後半へつなげた。

IMG_2959-200x133 【ハンドボール女子】福科大に勝利し、次戦に勢いつけた!
△上川
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△矢野

後半が始まると相手に先制点を与えたものの、直後に上川がシュートを決める。守備の面では、窪田や小田が相手のパスやシュートをカットして相手に得点を許さない。同7分に小田がシュートを決めたのち、相手がタイムアウトを要求。その後は関大がイエローカードを1枚もらい、互いに得点が決まらない時間が長引いた。しかし、相手が7㍍スローを外したことで勢いを取り戻す。矢野が得点すると、それに続いて小嶋主将がロングシュートでネットを揺らした。また、矢野が2連続でシュートを決めるなどしてリードを広げる。しかし、21分に2枚目のイエローカードを出されてしまい、数的不利に。また同22分に7㍍スローを獲得したが、向理緒(人1)が相手GKの顔面に当ててしまい退場に。流れが悪い状態になるも、ここで関大がタイムアウト。メンバーを大幅に入れ替える。普段試合に出ない選手も多く出場し、新しい風を吹き込んだ。望月、窪田の3年生コンビがシュートして点差をさらに広げて試合終了。一時は2点まで縮められた点差を8点まで広げた。

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△窪田

3連戦最初の試合を白星で飾った関大。勢いこのままに、続く2試合でも勝利を挙げる。【文/写真:西村果凜】

IMG_2987-200x133 【ハンドボール女子】福科大に勝利し、次戦に勢いつけた!
△小野由莉香(人1=左)と望月

▼小嶋主将
「(試合を振り返って)最初の方はオフェンスとかがかみ合っていない部分あって、バタバタしました。ですが、途中から自分たちの流れに変えていけたのが良かったと思います。(今回は立ち上がりから得点した)立ち上がりが今までの試合でダメだったので、練習の時から今の課題の立ち上がりの部分をみんなで意識しながら練習していました。練習したところが発揮できて良かったです。(終盤にメンバーを大幅に変更した)明日、明後日で2戦続いているのもあるし、普段出ていない子たちも出て得点を決めることができて良かったです。(次の試合に向けて)明日、明後日と2戦続くんですけど、この2試合がすごく大事になってくるので、このまま気持ちを引き締めて頑張っていきます」

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