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◇令和7年度関西地区大学一次予選トーナメント大会◇2回戦◇対京大医◇5月4日◇関西大学高槻キャンパス第3グラウンド

京大医 000 000 0=0
関 大 100 205 X=8

(京)近藤、濱野-稲場
(関)竹下、下田-中野

1(指)長坂
2(中)佐竹
3(三)橋本
4(右)木下
5(一)今村
6(捕)中野
7(遊)福榮
8(左)松田
9(二)永村
先発 竹下

初戦を白星で飾り、続く2回戦は京大医と相まみえた。初回に木下立清(りゅうせい=人4)の適時打で先制する。4回には中野寛都(人4)の適時打、永村優吏(人4)の犠飛で2点を追加。6回には関大打線が爆発し、さらに5点を追加した。7回の守備では2番手・下田弘太(情2)がきっちりと抑え、コールド勝ちを収めた。

IMG_9246-200x133 【準硬式野球】打線繋がりコールド勝利!
△竹下紘生(政策4)

前日の試合後ミーティングで「先制して関大の野球をしよう」と話していた初回。後攻の関大は先に守備に。先発・竹下は緊張が見られるも、三者凡退に抑える。攻撃は先頭・長坂浬(社2)が四球で出塁し、すぐさま盗塁に成功。犠打で1死三塁の好機に。次打者が倒れ2死となるも、4番・木下が「しっかり振り切れた」と三塁線への適時三塁打を放ち先制点を奪った。

IMG_9235-200x133 【準硬式野球】打線繋がりコールド勝利!
△木下

2回は遊撃手・福榮陸(経2)の好守備に助けられ3人で抑える。だが攻撃も無得点に終わった。調子が上がらない先発・竹下は3回、先頭打者に安打を浴び、連続四球で無死満塁に。一打逆転のピンチを背負ったものの、後続をピシャリと抑え、攻撃につなげた。流れを引き寄せたい関大は、1死から1番・長坂が一塁線への二塁打を放つ。しかし打線はつながらずこの回も無得点に終わった。

4回、先発・竹下は、球数を重ねるものの、3人で打ち取る。その裏、先頭・木下が四球で出塁。次打者が1球で犠打を決め、好調の6番・中野に打順が回る。カウント2-1から低めをすくい、打球は右中間へ。適時二塁打で1点を追加。さらに1死一、二塁で8番・松田朋大(社4)の右安打で好機を広げる。9番・永村の犠飛でもう1点を追加した。

IMG_9321-200x133 【準硬式野球】打線繋がりコールド勝利!
△中野

調子が上がってきた先発・竹下。「テンポ良くストライク先行で投げることを意識した」と5回、6回を3人に斬る。ベンチの声も盛り上がりを見せ、活気が戻ってきた関大。先頭・今村優真主将(経4)が中安打で出塁すると、6番・中野も続く。右越適時二塁打を放ち、2人で1点を奪った。犠打で1死三塁に走者を置くと、代打に清水蓮太(法3)を送る。右翼手を越える適時二塁打に、ベンチがさらに熱く湧いた。

IMG_2879-200x133 【準硬式野球】打線繋がりコールド勝利!
△清水蓮

後続2人も出塁し、なおも1死満塁の好機。2番・佐竹俊哉(情3)がセンター方向へ打ち返す。「今村さんと橋本さん(=橋本昂来・安全4)と木下さんがずっと声かけをしてくれて、背中を押してくれました」。走者一掃の適時三塁打でダメ押しの3点を追加した。

IMG_9407-200x133 【準硬式野球】打線繋がりコールド勝利!
△佐竹

抑えればコールド勝ちの7回には2番手・下田がマウンドに。直球勝負でテンポ良く投げ込んでいく。死球を与えたものの後続を抑え、2回戦は7回コールド勝利で収めた。

あす勝てば、二次トーナメントに進出する。全日へ道はまだ終わらせられない。1日でも長く今村準硬として戦い続けるために、必ず勝利をつかむ。【文:水井陽菜/写真:中吉由奈】

▼竹下
「(投球を振り返って)自分的にはあまり良くなかったんですけど、周りに助けられながらプレーできたので、その点では良かったかなと思います。(本調子ではない中でどんな意識で投げていたか)最近はずっとテンポを意識しています。テンポの部分でストライク先行を意識していました。(このトーナメントで大事にしていること)目の前の1戦に集中するというのが一番で、その中でも自分たちの野球をしっかりやる、自分たちの役割をしっかりやるということを大切にしています(あす以降に向けて)あすは総力戦になると思うので、一人一人がやることをやって、二次トーナメントにつなげます」

▼木下
「(先制して関大の野球をするという話が昨日のミーティングであったが)僕が4番バッターとしてチャンスで打って1点を取ったら、チームの流れになるかなと思ったので、(きょうは)そこで1本出て点を取れて良かったなと思います。(手応えは)まあまあです(笑)しっかり振れたので良かったかなと思います。(あすに向けて)本当に強い相手だと思うんですけど、そこで自分自身ら本当に泥くさく、一戦必勝という気持ちでやっていきたいなと思います」

▼清水蓮
「(適時二塁打の打席を振り返って)昨日は代打で出て凡退してしまって。その中で準備をしてきていい形で打てたヒットなんじゃないかなと思います。(打った時の心境)もしかしたら(外野手を)越えるかなと思って、1点入ればいいなくらいの気持ちで打ちました。(このトーナメントに懸ける思い)負けたら4年生は引退というのは昨日の試合でその危機感が結構生まれてきました。自分の1打席であったり、ベンチでの雰囲気がチームの勝敗に大きく関わることもあると思うので、しっかり自分がチームに貢献できることをして、最終的に勝ちにつながればいいかなと思います(あすに向けて)どの場面で代打で出てもいいように最高の準備をして、その準備がいい結果につながればいいなと思います」

▼佐竹
「(6回にダメ押しの三塁打でコールド勝ちを引き寄せた)ここ最近ずっとダメで、昨日も全然ダメで今日も最後までダメだったんですけど、今村さんと橋本さんと木下さんがずっと声かけをしてくれて背中を押してくれました。最後はみんなが打たせてくれたヒットかなと思います。(引っ張る意識があったように思うが)ずっと詰まっていたので、ファールでもいいからずっと引っ張っていました。(あすへの意気込み)1日でも長く今村さんたちと野球をしたいので、やれることをちゃんとやって頑張ります」

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