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◇第103回関西学生リーグ前期第5節◇4月29日◇対京橘大◇J-GREEN堺・S1

【前半】関大1-0京橘大
【後半】関大0-0京橘大
【試合終了】関大1-0京橘大

スターティングメンバー
GK山田和
DF桑原、山本圭、松名、藤谷
MF真田蓮、三木仁、宮川、村井
FW 大矢、堀

大阪選手権の準決勝から中1日で迎えた前期第5節・京橘大戦。序盤から関大のペースで試合が進む。すると前半39分に、デザインされたコーナーキック(CK)からMF三木仁太(政策4)が左足を振り抜き、先制点を獲得。その後、追加点を獲得するべく相手ゴールへと迫るが、なかなかゴールをこじ開けられない。そんな中でも、守備面では相手に決定的な仕事を許さず。ウノゼロで勝利を収め、リーグ3連勝を飾った。

大阪選手権準決勝敗退から2日後。中1日と厳しい試合日程の中、前期第5節が行われた。相手はリーグ全敗と絶不調の京橘大。絶対に勝ち点3をつかみたい一戦は、関大ボールからキックオフした。序盤は関大がボールを保持しながら試合が進む。ボールを失った直後の攻守の切り替えが早く、ロングボールを蹴らせすぐさま回収。だが、シュートまで持っていくことができない。すると前半15分、センターサークル付近で失い、ショートカウンターから一気に自陣ゴール前へ。1人交わされGKとの1対1を迎えたが、GK山田和季(社4)が決定機を阻止。前節のペナルティーキックの阻止に続き、紫紺の守護神がチームの危機を救った。

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△GK山田和

中盤以降は、ここまではまっていた関大のハイプレッシャーを交わされ、相手に前進を許す形に。だが、DF桑原航太(社3)のカバーリングが光り、相手に好機を渡さず。守備からリズムを作り出すと、同29分に右サイドからチャンスを演出。複数人で少ないタッチからリズム良く崩すと、DF桑原が背後へと抜け出しクロスを供給する。数人がゴール前に飛び込む中、合わせたのはMF宮川大輝(文2)。しかし、惜しくも枠をとらえることができなかった。

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△DF桑原

両者無得点のまま前半も終盤に差し掛かり、何とか先制点がほしい場面でCKを得る。ゴールエリア内に陣取った相手の隙を突くグラウンダーのパスが、ペナルティーアークに位置するMF三木仁のもとへ。迷わず左足を振り抜いたシュートがゴールへと突き刺さる。準備してきたセットプレーの形が実を結び、選手たちの顔には笑顔があふれた。このゴールで先制に成功した関大。1点のリードを保ち、後半戦につなげた。

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△先制点獲得後、喜ぶ選手たち

追加点を獲得し相手を引き離したい後半。FW堀颯汰(人2)が積極的にボールを受け、ゲームを組み立てていく。サイドへと散らしゴール前へのクロスを供給する場面が増えるも、シュートチャンスにはつながらない。1点を追う相手も負けじと反撃を狙い、一進一退の攻防が続く。だが、守備陣を中心とした固い守りで、試合終盤まで被シュート数は0本。そんな中、関大はセットプレーのチャンスが続くも、ものにすることができない。結局引き離すことはできなかったものの、前半の1点を守り切り3節連続のウノゼロでリーグ3連勝を飾った。

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△応援に駆けつけた部員たち

リーグ3連勝を収め、勝ち点を10に伸ばした関大。次節はホーム千里山で甲南大を迎え撃つ。「たくさんの人が見に来てくれると思うし、そういった中で自分たちが躍動している姿を見せるべきだと思う。結果でも示していけるように頑張りたい」とDF松名大輝(法4)。勝ち点3をつかみ取り、千里山で勝利のうたげを上げる。【文/写真:岩口奎心】

▼DF松名
「(序盤は前線からのプレッシャーがはまっていた)前線のプレッシャーから後ろが数的同数の形で奪い切るというのは1つの仕事だった。それをしっかり成功できて良かった。(先制点が生まれたCK)練習で何回もやっていたし、決まって良かった。(リーグではクリーンシートが続いている)結果が出ているというのが一番自分の自信にもつながるし、チームの自信にもつながると思う。毎回後ろは絶対に0ということを、チームの中で声をかけ合いながら目指している。そういうところが達成できて、いい結果が出ていると思う。(リーグ全試合フル出場)今季が始まった時よりかは確実に結果も出ているし、良くなっていると思う。でも、まだまだ細かいところは全体を見ながらの声かけであったり、その中で自分の強みをどう出していくかというところは課題だと思う。そういうところを突き詰めてやっていかないといけない。(センターバックとして試合に出る時に意識していること)基本的にはどのポジションでもやるべきことと自分の役割は変わらないと思っている。4年生としてもそうだし、チームを引っ張っていくプレーを常にできるように心掛けている。(次節への意気込み)たくさんの人が見に来てくれると思うし、そういった中で自分たちが躍動している姿を見せるべきだと思う。結果でも示していけるように頑張りたい」

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