◇ 令和7年度関西学生春季リーグ戦大会第1節 ◇対関学大◇4月26日◇和歌山ビッグホエール
[S1]●山田桜0(14-21,20-22)2成田
[S2]●石井0(15-21,19-21)2秋間
[D1]●山田桜・古谷0(7-21,11-21)2林・横井
[D2]◯内海・松本2(15-21,21―17,21-18)1土井・金澤
[S3]●古谷1(24-26,22-20,18-21)2名倉
●関大1-4関学大
22年秋リーグ以降1部6位を維持している関大。記録を塗り替えるべく、挑んだ初戦の相手は関学大だ。競る場面も多く見られたが、あと1歩届かず。敗北を喫した。
第1シングルスに出場したのは山田桜生(人3)。序盤は点の取り合いになるも、自身のミスや、バックサイドの後ろを執拗(しつよう)に攻められるなどで、3点リードを許してインターバルへ。再開後は、力強いスマッシュやキレのあるカットで得点する。しかし、依然相手ペースのままで進行し、リードを広げられて第1セットを落とした。第2セットでは相手のいないスペースを冷静に狙って点を挙げる。一挙に6連続得点で相手を突き放すと、リードを保ったままマッチポイントへ。しかし、この1点が遠かった。相手に動かされて思うようにプレーができず、8連続失点。あと1歩及ばず、敗戦した。

第2シングルスにエントリーした石井志歩(安全4)は、粘り強いプレーで連続得点。しかし、中盤以降は相手に適応され、主導権を奪われる。そのまま点差を広げられ、セットを先取された。第2セットでは攻撃のパターンなどを変えたことが功を奏し、リードする。インターバル後は、前後左右に動かされるなどして、体力的に厳しい状態に。また、気持ちが先走った事によるミスで逆転を許した。19点目を獲得してセット獲得も目前だったが、相手の攻撃に対応できず、連敗を喫した。

続いて第1ダブルスに出場したのは、今年の大阪選手権で優勝した山田桜・古谷遙夏(法2)組。開始直後から相手優勢で試合が展開され、リードを大きく広げられた。インターバル明けはスマッシュが決まるなどして得点するも、相手のキレのある攻撃を返せず。また、連携がうまくいかないこともあり、大差でセットを落とした。続く第2セットは、ディフェンスから攻撃にうまくつなげることができ、得点する。しかし、コート内を動かされ、点差をじわじわと広げられた。点差を最後まで埋めることはできず敗れる。この時点で関大の敗北が確定した。

第2ダブルスにエントリーしたのは、内海明莉(商4)・松本笑舞(情3)組。丁寧な返球で、着実に点を重ねる。リードした状態でインターバルを迎え、このまま逃げ切りたいところ。しかし、相手に対応され、6連続失点でセットを落とした。何とか第2セットを獲得したい内海と松本。冷静さを失わなかったことから、相手の力強いスマッシュに対応できるように。また、声をかけ合い息の合ったコンビネーションを見せる。中盤以降からリードし点差を広げ、本日初めてセットをつかんだ。ファイナルセットも連携の良さを見せ、相手の攻撃を耐え忍んでチャンスで決める。相手の攻撃に苦しめられて点の取り合いになったものの、中盤以降はリードを守り切り、チームとして今シーズン初の白星を挙げた。

第3シングルスに出場した古谷は、第1セットから激しい攻防戦を繰り広げる。序盤は相手にリードを許し、7点差をつけられた。しかし、ここから古谷が躍動。連続得点で一気に点差を縮め、デュースにもつれ込む。お互い1歩も引かない戦いを見せたが、24-26で第1セットを落とし、第2セットへ。甘いサーブを打たれたり、揺さぶられてミスをしたりするなど、相手優勢で進行する。しかし、後半にはラリーが長くなって相手のミスが増えたこともあり、またしてもデュースに。ラリーを続けてチャンスでしっかりと決め切り、22-20でこのセットをつかむ。勝負の行方はファイナルセットへ。第3セットになっても衰えない体力で、ラリーを続ける。相手を前後左右に揺さぶり、得点。しかし、相手のサイドラインを攻めたショットや一瞬の隙に打たれたスマッシュやプッシュに苦しめられた。それらのショットに苦戦した影響でセットの後半には体力を消耗し、膝をついてのヘアピンが増える。その結果、次のショットに間に合わず失点。相手も疲れからミスが増えたが、点差を埋めることはできず、敗北を喫した。

リーグ初戦は敗戦したものの、強敵相手に1つ白星を挙げることができた関大。これまでの記録を塗り替えるために。バドミントン部女子の戦いはまだ始まったばかりだ。【文/写真:西村果凜】
▼石井
「(今日の自身の試合を振り返って)自分はこの半年間ずっとシングルスだけを練習してきたので、その成果が少し感じれたかなって思っていて。具体的には自分はワンパターンのシングルスが多いんですけども、パターンを変えてみたりしました。相手に同じだと思われないような戦術を少し実践できて、相手がそれにはまってくれたので、1セットは取れなかったんですけど内容としては悪くなかったかなと思います。改善点としては、チームの1勝であったり1ゲームであったりというのを取りきれないというのが課題かなと思います。(チームメートの試合を見て)自分たちの成長を感じられた反面、勝つことの難しさを知ったし、そこに関しては昨年と同じ結果なので。難しいけど、成長はしていなかったのかなと思います。(反省点と次戦の意気込み)あと少しというところで1ゲーム取られたり、1試合を取られたりとか、惜しいところまでは行くけれど、あと少しがまだまだ甘いところが反省点です。次戦はギリギリのところで自分たちが勝ち切りたいです。惜しかったねではなく、勝ちにこだわって1勝を持ち帰りたいなと思います」
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